
マイローカルコンビニ
はじまして! このブログ「マイローカルコンビ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
セブンイレブンのスムージー、本当に美味しいですよね。私のお店でも、朝の通勤時間帯やお昼休みになると、あの専用機械がひっきりなしに動いていて、その人気ぶりを肌で感じています。ですが、1杯300円から330円という価格。毎日となると、お財布にはちょっと優しくないかな…と感じる方も多いんじゃないでしょうか。
そこで「この味を、なんとか自宅で再現できないか?」と考えるのは、すごく自然なことだと思います。
セブンイレブン スムージー 自宅 で 作る方法を検索してみると、確かにたくさんの再現レシピが見つかります。でも、いざ試そうと思うと、「うちにある普通のミキサー(ブレンダー)で、本当にお店のあの滑らかな食感が出るの?」「専用の機械じゃないとダメなんじゃ…」という不安がよぎりますよね。
さらに、コスト面でも「初期投資(ブレンダー代)はどれくらい?」「材料費を考えたら、結局お店で買うのと変わらないんじゃないの?」とか、セブンイレブンスムージーの糖質やカロリーは実際どうなのか、疑問が次々に出てくるかなと思います。
それに、セブンイレブンスムージーの人気ランキングでも常に上位に入ってくるグリーンスムージーやいちごバナナソイ、マンゴーパインといった定番フレーバーを再現するにしても、どの冷凍フルーツを使えばあの味のバランスに近づけるのか、選ぶのも一苦労です。
ちなみに、以前大人気だったアサイースムージーが販売中止になった時は、お店でも本当に多くのお客様から「もう無いの?」と聞かれましたね。それくらい、皆さん関心が高いんだなと思います。最近では、公式のパックを持ち帰って「サイダー割り」にする、なんていう意外なアレンジ方法もSNSで話題になっていて、ますます興味が尽きないですよね。
この記事では、そんな皆さんの疑問や興味に、現役コンビニ店長の視点も(こっそり)交えつつ、お答えしていきます。セブンイレブンのスムージーを自宅で楽しみながら、美味しく、そして賢く再現するための具体的なポイント、気になるコスト比較、そして私なりのおすすめレシピまで、詳しくまとめていこうと思います!
記事のポイント
- セブンイレブンスムージー再現の鍵となる「ある」技術
- 主要4フレーバー(グリーン、マンゴー等)の簡単再現レシピ
- お店の味に近づける「機械」選びのちょっとしたヒント
- 店舗購入と自宅再現の気になるコスト比較を徹底分析
セブンイレブンのスムージーを自宅で作る秘訣
さて、まずはお店のあの「専門店レベルの味」を、どうやって自宅で再現していくか、その核心部分である「秘訣」からお話ししようと思います。
セブンイレブン スムージー 自宅 で 作る上で、最大の壁であり、最も重要なのが「どうやってあの驚くほど滑らかな舌触りを出すか?」という点です。ここをクリアしないと、残念ながら「家庭で作った、ちょっと氷が残るミックスジュース」の域を出ないかも知れません。ただ混ぜるだけじゃない、ちょっとした科学的なコツがあるんです。
再現の鍵は「機械」と「加温」
セブンイレブンのスムージーがなぜあんなに滑らかなのか。私も店で毎日見ていますが、やはり一番の理由は、お店に置いてある専用の「機械」が桁違いに高性能だからですね。あの機械、実はものすごいパワー(馬力)で、カチカチに凍ったフルーツや野菜を、わずか数十秒で液体状になるまで細かく粉砕しています。家庭用のブレンダーとは、根本的なパワーが違うんです。
「じゃあ、やっぱり自宅じゃ無理なの?」とがっかりするかも知れませんが、諦めるのはまだ早いです。パワーが劣る家庭用のブレンダー(ミキサー)でも、その性能を最大限に引き出し、あの「専門店のような食感」にグッと近づけるための、非常に重要なコツがあります。
それが、「加温液体スタート」というテクニックです。これは調理科学に基づいたアプローチで、ブレンダーを回す前に、使う液体(水、牛乳、豆乳など)の一部を、人肌より少し熱いくらいに温めてから冷凍フルーツと一緒に混ぜる方法です。
なぜ温めるかというと、カチカチに凍った冷凍フルーツの表面に温かい液体が触れることで、表面がごくわずかに溶け、刃との摩擦抵抗が減るんです。これにより、ブレンダーの刃が空回りするのを防ぎ、粉砕効率が格段に上がると言われています。冷たいままだと、刃が食材に弾かれてしまいがちなんですよね。
加温の目安とブレンダー投入順序
このテクニックを最大限に活かすための手順も重要です。
- 液体(水や豆乳など)の総量のうち、約3分の1を電子レンジなどで40℃〜50℃程度(お風呂より少し熱いくらい)に温めます。
- その「温めた液体」を、まずブレンダーの容器の底に入れます。(液体が先!)
- 次に、冷凍フルーツや野菜を入れます。
- 最後に、残りの「冷たい液体」を上から注ぎます。
- すぐに最高速で45秒〜1分ほど、しっかり撹拌します。
熱すぎるとフルーツのビタミンなどの栄養素が壊れてしまったり、スムージー全体がぬるくなってしまうので、「熱すぎない温度」というのがポイントですね。この一手間が、家庭用ブレンダーの性能を最大限に引き出してくれます。
主要4種のカロリーと糖質比較

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自宅で再現する大きなメリットの一つに、健康管理がしやすいという点もあります。甘さの調整も自由自在ですし、カロリーや糖質を自分でコントロールできますからね。
セブンイレブンのスムージーは、もともと健康志向の方にも大人気で、その栄養成分は非常に優秀です。お店で販売されている主要な4種類の栄養成分は、自宅で再現する際の「目指すべきゴール」として、とても参考になるかなと思います。(別記事でセブンイレブンスムージーの糖質について詳しく比較しているので、そちらも参考にどうぞ。)
この絶妙な栄養バランスを目指すのが、再現の楽しさでもありますね。
【参考】主要スムージーの栄養成分ベンチマーク
| 商品名 | カロリー(kcal) | 糖質(g) | 食物繊維(g) | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| グリーンスムージー | 86kcal | 15.4g | 2.8g | セブン-イレブン・ジャパン公式サイト (※2024年時点の情報に基づく目安) |
| マンゴーパイン | 101kcal | 18.2g | 2.2g | |
| いちごバナナソイ | 93kcal | 17.8g | 2.3g | |
| ベリーベリーヨーグルト | 90kcal | 16.9g | 2.1g |
※これらの数値は公表されているデータを基にした目安です。時期やリニューアルによって変動する可能性があります。正確な情報はセブン‐イレブン・ジャパン公式サイト等でご確認ください。
こうして表で見てみると、驚くべきことに、どれもほぼ100kcal前後、糖質も20g以下に抑えられています。市販の果汁100%ジュースが200mlあたり150kcalを超えることも珍しくない中で、この低カロリー・低糖質設計は、罪悪感の少ない間食や、忙しい朝の朝食置き換えとしても、本当に優秀な数値設計だなと、店長としても感心しきりです。
再現向きの冷凍フルーツの選び方

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味と食感の再現度を最終的に左右するのは、当然ですが「材料」そのものの品質です。特に冷凍フルーツは品質が命。冷凍焼けして風味が飛んでいたり、解凍時に水分(ドリップ)が出やすい安価なものだと、どうしても味がぼやけてしまいます。
最近は、コンビニ各社でも本当に高品質な冷凍フルーツを販売しています。もちろん、セブンイレブンで売られている「セブンプレミアム」の冷凍フルーツ(マンゴーやベリーミックス、ブロッコリーなど)を使って再現を試みるのは、味の方向性を合わせる上で非常に賢い選択だと思います。
どのフレーバーを再現するか迷ったら、まずセブンイレブンスムージーの人気ランキングで紹介されている定番から試すのが良いですね。
バナナは「自家製冷凍」がおすすめ
ただ、一つだけ私からおすすめしたいコツがあります。それは、バナナです。
バナナは、多くのスムージーで「天然のとろみ」と「優しい甘み」を出すのに不可欠な“土台”のような存在です。市販の冷凍バナナも便利ですが、安価な生のバナナ(できれば少し熟してシュガースポットが出たもの)を買ってきて、自分で皮をむいてカットし、冷凍した方が圧倒的に良いかなと思います。
自家製冷凍バナナのメリットとコツ
- コストが安い:生バナナの方がグラム単価が安いことが多いです。
- 完熟度を選べる:甘みの強い完熟バナナを選んで冷凍できます。
- とろみが強い:劣化が少ないためか、とろみ(ペクチン質)が強く出やすい気がします。
【簡単な作り方】
皮をむいたバナナを、1〜2cm程度の輪切りにします。 バットや皿にクッキングシートを敷き、バナナ同士がくっつかないように並べます。 そのまま冷凍庫で急速冷凍し、凍ったらジップロックなどの保存袋に移します。
これで、使いたい分だけパラパラと取り出せる、便利な自家製冷凍バナナの完成です。これが、あの濃厚なテクスチャを出すのに、地味ですがかなり役立つテクニックですね。
グリーンスムージーの再現レシピ
さて、ここからは具体的な再現レシピ案です。まずは定番中の定番、グリーンスムージーから。
これは、小松菜やほうれん草といった葉物野菜特有の「青臭さ」や「苦味」をいかに消して、フルーツの自然な甘みで飲みやすく仕上げるかが最大の勝負ですね。これが一番のハードルだと感じる方も多いでしょう。
グリーンスムージー再現レシピ(1杯分目安)
- 冷凍ほうれん草 または 小松菜:約50g
- 冷凍バナナ(自家製推奨):約50g(とろみと甘みのベース)
- リンゴジュース(無糖・ストレート):約50ml(酸味とマスキング)
- 加温した水:約50ml(★加温スタート用)
- 冷水:約50ml
葉物野菜は、どうしても繊維が残りやすい食材の代表格です。ですから、先ほど紹介した「加温液体スタート」のテクニックを絶対に守ってください。温かい水を先に入れ、野菜、バナナ、リンゴジュース、冷水の順です。
そして、ブレンダーをケチらずに長め(最低でも45秒〜1分)に回し続けること。これが、ザラザラ感をなくし、滑らかで青臭さのないテクスチャを実現する最大のコツだと思います。リンゴジュースの爽やかな酸味が、うまく野菜の風味を包み込んでくれますよ。
いちごバナナソイの再現レシピ
これは、特に女性に人気のあるフレーバーですね。「ソイ」という名前の通り、豆乳を使うのがポイントです。ヘルシーさと満足感を両立させた一杯ですね。
いちごバナナソイ再現レシピ(1杯分目安)
- 冷凍いちご:約70g
- 冷凍バナナ(自家製推奨):約50g
- 豆乳(冷たいもの):約80ml
- 加温した豆乳:約40ml(★加温スタート用)
豆乳選びが、意外と味の決め手になります。私のオススメは、無調整豆乳よりも、大豆の風味が濃い「特濃」タイプや、少し甘みが加えられた「調整豆乳」を使った方が、セブンイレブンのようなしっかりとした「コク」と「満足感」が出やすいかなと思います。たんぱく質量も増えるので、ヘルシー志向の方には一石二鳥ですね。
いちごとバナナの味が強いので、豆乳特有の青臭さが苦手な方でも、これなら美味しく飲めるはずです。投入順序は「加温豆乳→いちご・バナナ→冷たい豆乳」ですね。
マンゴーパインの再現レシピ
トロピカルな濃厚な甘さと、パインの爽やかな酸味が特徴のフレーバーです。これは材料さえ揃えば、比較的再現しやすいかも知れません。
マンゴーパイン再現レシピ(1杯分目安)
- 冷凍マンゴー:約100g(主役なので多めに)
- 冷凍パイン:約50g
- オレンジジュース(無糖・隠し味):約20ml
- 加温した水:約50ml(★加温スタート用)
- 冷水:約30ml
マンゴーの濃厚な甘みを、パインの酸味がキリッと引き締めてくれます。ここで提案したい隠し味が、少量のオレンジジュースです。
マンゴーとパインだけだと、少し単調で重たい甘さになりがちなのですが、ここに柑橘系の爽やかな香りと酸味を加えることで、味が立体的になり、セブンイレブンのような「バランスの取れた風味」にグッと近づくんじゃないかなと思います。これも「加温水」からスタートするのを忘れずに。
ベリーヨーグルトの再現レシピ
最後は、数種類のベリーが織りなす複雑な酸味と、ヨーグルトのまろやかさが特徴のフレーバーです。これも人気が高いですね。
ベリーヨーグルト再現レシピ(1杯分目安)
- 冷凍ベリーミックス(4種など):約120g
- プレーンヨーグルト(無糖):約50g
- 加温した水:約30ml(★加温スタート用)
- 冷水:約20ml
お店の低カロリー設計(目標90kcal)に忠実に近づけるなら、ヨーグルトは「低脂肪」や「無脂肪」タイプを選ぶのが良いですね。普通のヨーグルトだと乳脂肪分でカロリーが上がりやすいので。
ベリーミックスは、ブルーベリーの甘み、ラズベリーやブラックベリーの酸味など、数種類入っているものを使うと、味が複雑になってお店の味に近づきそうです。ヨーグルトも液体と一緒に先に入れると混ざりやすいですよ。
セブンイレブンのスムージーを自宅で作る利点

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ここまで具体的な再現レシピを紹介してきましたが、セブンイレブン スムージー 自宅 で 作る本当の「利点」は、単にレシピを真似できる、ということだけじゃないと思っています。
もちろん経済的なメリットは大きいですが、それ以上に、自分だけのアレンジを加えられる「楽しさ」や「健康管理のしやすさ」こそが、自宅再現(おうちスムージー)の最大の醍醐味ですよね。ここでは、その利点について深掘りさせてください。
店の値段と自宅再現のコスト比較
やはり一番気になるのは、この「お金」の話かなと思います。これが自宅再現の最大の動機、という方も多いでしょうし、私もそうです(笑)。
セブンイレブンのお店で買うスムージーは、先ほども触れましたが、だいたい1杯税込300円〜330円が中心価格帯です(セブンイレブンスムージーの買い方と値段の記事でも解説しています)。これを仮に、毎日1杯飲むとしましょう。1ヶ月(30日)で約9,000円〜10,000円の計算になります。冷静に考えると、これは結構な出費ですよね。
一方で、自宅再現の場合はどうでしょうか。冷凍フルーツは、業務スーパーやコストコ、ネット通販などで大袋のものを賢く買えば、1kgあたり1,000円前後、あるいはそれ以下で見つかることも多いです。
仮に1杯あたり150g〜200gのフルーツを使うとして計算すると、原材料費は1杯あたり100円〜150円程度に収まる可能性が非常に高いです。場合によっては100円を切ることも夢じゃないかも知れません。
つまり、毎日飲めば飲む人であるほど、自宅再現は圧倒的に経済的(コストパフォーマンスが高い)だと言えます。お店の売上ももちろん大事なんですが(笑)、これは消費者として見逃せない、非常に大きなメリットだと思います。
初期投資(ブレンダー代)に関するご注意
ただし、ここで絶対に忘れてはいけないのが「初期投資」です。あの滑らかさをある程度再現するには、やはりそれなりにパワーのあるブレンダー(ミキサー)が必要になります。
ブレンダー選びの目安
安価な数千円のものから、数万円するハイパワーなものまでピンキリですが、「冷凍フルーツ対応」や「氷も砕ける」と明記されている、ある程度のパワー(ワット数)がある機種を選びたいところです。ここへの投資は、「未来のドリンク代の節約」のための必要経費として考える必要がありますね。
【簡易シミュレーション】
仮に1万円のブレンダーを買ったとします。お店(300円)と自宅(150円)の差額は1杯150円。10000円 ÷ 150円/杯 = 約67杯。つまり、毎日1杯飲む人なら、約2ヶ月ちょっとでブレンダー代の元が取れる計算になりますね。これはかなり魅力的じゃないでしょうか。
※ここで提示した費用や価格、シミュレーションは、あくまで私(齋藤)が調べた範囲での一般的な目安であり、購入店舗や時期、使用する材料のグレードによって大きく異なります。コストメリットを保証するものではありませんので、ご参考程度にお考えください。
公式パックを使った裏技アレンジ

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「毎日、材料を計って自宅で再現するのはちょっと面倒かも…」「でも、お店の味に何か違う楽しみ方を加えたい!」という、わがままな(笑)願いを叶える裏技も存在します。
最近SNSなどで話題になっているのが、お店で冷凍スムージーの「パックだけ」を購入し、あの専用機械(ブレンダー)にかけずにそのまま持ち帰るという方法です。これ、店員としては「おっ、そう来ましたか」と思うんですが(笑)、もちろんルール上は全く問題ありません。機械を使わない、という選択をされただけですので。
そして、そのパックの中身を自宅でどうするかというと、なんと「炭酸水」で割るそうです。これが「大人のフルーツサイダー」みたいになって美味しいと評判なんですね。
私も気になって考察してみたんですが、おそらく炭酸の泡が、半解凍の冷凍フルーツやシャーベット状の部分と混ざり合って、お店のスムージーとは全く違う、シャリシャリとした新食感を生み出すんじゃないかなと思います。
炭酸水割りのコツとその他のアレンジ
このアレンジを試すなら、甘みのついたサイダー(例えばセブンで売ってる三ツ矢サイダーとか)よりも、無糖の「強炭酸水」が断然おすすめです。フルーツ本来の甘さと炭酸の強い刺激だけで、素材の味を邪魔せず、さっぱりと楽しめます。特に暑い季節には最高でしょうね。
他にも、自宅に持ち帰ったパックに、プレーンヨーグルトを足して混ぜたり、牛乳で割ってミルキーにしたりと、アレンジは無限大です。通常のスムージーのやり方とは異なりますが、これも一つの楽しみ方ですね。
カロリーを抑える代替材料ガイド

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自宅再現のもう一つの大きな利点、それは「健康管理の完全なカスタマイズ」ができることです。これぞ自宅再現の真骨頂ですよね。
お店の優秀なレシピ(ベンチマーク)をリスペクトしつつ、さらに自分の目的に合わせてカロリーや糖質を厳格に抑えたい場合、色々な工夫ができます。(スムージーの買い方とカロリーも参考にしてくださいね)
- ベースの液体を工夫する: 「水」や「無糖茶(緑茶やジャスミンティーなど)」にすれば、ほぼゼロカロリー。「無糖アーモンドミルク」や「オーツミルク」に変えれば、風味を変えつつ低カロリーに。
- ヨーグルトの選定: 「無脂肪タイプ」にするのはもちろん、ギリシャヨーグルトの無脂肪タイプにすれば、カロリーを抑えつつ「たんぱく質」を大幅にUPできます。
- 甘味料の工夫: どうしても甘みが足りない場合、砂糖や蜂蜜ではなく、「羅漢果(ラカンカ)」や「ステビア」といったカロリーゼロの自然派代替甘味料を少量使う。
- 機能性の追加: 味を邪魔しないプレーンタイプの「プロテインパウダー」や「コラーゲンパウダー」、「青汁粉末」などを小さじ1杯追加する。
このように、自分の体調やダイエット、筋トレなどの目的に合わせて、材料を自由に微調整できるのは、市販品にはない、自宅ならではの最大の強みですね。
ただ、注意点として、特に甘みを減らしすぎると、酸味や野菜の青臭さが際立ってしまい、味のバランスが崩れやすくなります。まずはベースとなる「バナナの量」で甘みを調整するのが、失敗の少ない王道かなと思います。
※健康に関する記述は一般的な情報に基づくものであり、特定の効果を保証するものではありません。ご自身の体調やアレルギー、健康目標などを考慮の上、最終的な判断は専門家ともご相談ください。
よくある質問
Q:自宅のミキサーだと、なぜお店のように滑らかにならないのですか?
A:お店の専用機械が非常に高性能でパワーが桁違いだからです。ただし、家庭用ブレンダーでも「あるテクニック」を使えば、お店の滑らかさに近づけることができます。
Q:自宅で滑らかにするための「秘訣(テクニック)」とは何ですか?
A:「加温液体スタート」という技術です。使用する液体の一部(総量の約1/3)を40〜50℃に温めて先に入れることで、刃の空回りを防ぎ、冷凍フルーツの粉砕効率を格段に上げることができます。
Q:自宅で再現すると、本当にコストは安くなりますか?
A:はい、毎日飲む方ほど経済的です。お店では1杯300円〜330円ですが、自宅なら材料費100円〜150円程度に抑えられる可能性が高いです。ただし、初期費用としてブレンダー代は考慮する必要があります。
Q:レシピを再現する以外に、簡単なアレンジ方法はありますか?
A:お店でスムージーの「パックだけ」を購入し、自宅で無糖の「強炭酸水」で割るアレンジが人気です。お店とは違う、さっぱりとした新食感が楽しめます。
セブンイレブンのスムージーを自宅で作る総括
今回は、「セブンイレブン スムージー 自宅 で 作る」というテーマで、現役店長の視点も交えながら、再現のコツやコスト、アレンジ方法について詳しくお話ししてきました。
結論として、お店と全く同じ味を完璧に再現するのは、高性能な専用機械が必要なので難しいかも知れません。ですが、「加温液体スタート」という、ひと手間かかる調理科学のテクニックを導入するだけで、家庭用ブレンダーの性能を最大限に引き出し、お店の「あの滑らかさ」にかなり近づける可能性は高いです。
そして何より、私が一番お伝えしたかったのは、
- コストが半分以下になる(かもしれない)経済性
- 炭酸割りや材料変更など「自分好みにアレンジできる」楽しさ
- カロリーや糖質、たんぱく質を「自在に管理できる」健康面での優位性
など、自宅で作るメリットは本当に大きい、ということです。
セブンイレブンのスムージーは、店長としても自信を持っておすすめできる、本当に素晴らしい商品です。だからこそ、そのファンである皆さんに、この記事を参考にして「おうちスムージー」にも挑戦していただき、この美味しさをもっと深く、もっとお得に楽しんでいただけたら、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、挑戦してみてください!
ちなみに、スムージーのCMに出演している女優さんが誰か気になる、なんて方はそちらの記事もどうぞ(笑)。