
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、**齋藤 正志(さいとう まさし)**と申します。
ふとメガネやスマホの画面を見ると、指紋や皮脂でギトギト…。そんな時、「セブンイレブンでメガネ拭きって売ってるかな?」と探した経験はありませんか? セブンイレブンのアイスティー店舗や特定の商品を探すように、いざ必要になるとコンビニにあるか気になりますよね。
いざ探してみると、価格や枚数はどうなのか、昔と比べて値上げはしていないか、気になりますよね。それに、小林製薬の「メガネクリーナふきふき」みたいな有名ブランド品は売ってるのか、それともPB商品だけなのか。
また、ローソンやファミマ、ダイソー、セリア、マツキヨといった他のお店と比べてどう違うのかも知りたいところです。日用品だとセブンイレブンのトイレットペーパーなど、他社との比較が気になる商品は多いかなと思います。
特にスマホやPCの画面にも使えるのか、間違ってアルコール除菌シートで代用してしまわないか、といった疑問は多いかなと思います。この記事では、そんなセブンイレブンのメガネ拭きに関するあらゆる疑問をスッキリ解決していきますね。
記事のポイント
- セブンプレミアム製品の価格とコスパ
- スマホやPC画面への多用途性
- アルコール除菌シートで代用する危険性
- ローソン・ファミマ・100均との明確な違い
セブンイレブンのメガネ拭きを徹底レビュー

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まずは、皆さんが一番気になっているセブンイレブンの主力商品「セブンプレミアム メガネクリーナー」について、詳しく掘り下げて見ていきましょう。価格や使い勝手、注意点などをまとめました。出先で「あっ、汚れてる!」と思った時に、これがどれだけ役立つか、徹底的にレビューしますね。
価格と枚数、値上げはあった?
現在、セブンイレブンの店舗で主力として販売されているのは、「セブンプレミアム メガネクリーナー 25包入」という商品です。価格は374円(税込)ですね。
「あれ、昔はもうちょっと安かったような…?」「枚数、こんなんだっけ?」と感じる方もいるかもしれません。それもそのはずで、少し前(2019年頃の情報ですが)は「20包入 298円(税込)」という仕様でした。
「やっぱり値上げか…」とがっかりする前に、ちょっと計算してみましょう。1枚あたりの単価(コスト)がどう変わったのかが重要ですよね。セブンイレブンの底上げがひどいのでは?なんていう噂も頭をよぎるかもしれませんが、事実はどうでしょうか。
【1枚あたり単価の比較】
- 旧製品 (2019年頃): 298円 $\div$ 20包 = 1枚あたり 14.9円
- 現行製品 (2025年現在): 374円 $\div$ 25包 = 1枚あたり 14.96円
この計算結果を見ていただくと分かる通り、1枚あたりの単価は実質0.06円しか上がっておらず、ほぼ変わっていないんです。総額は上がっていますが、その分枚数も増えていて、消費者にとっての1回あたりの清掃コストは維持されているんですね。
最近はセブンの増量がしょぼいと言われるケースも話題になりましたが、この商品に関しては非常に良心的なパッケージ変更かなと思います。
1回あたり約15円で、個別包装の高品質なウェットタイプクリーナーが手に入る。外出先での緊急事態を考えれば、この利便性に対するコストパフォーマンスは非常に高いと言っていいんじゃないでしょうか。セブンイレブンのぷらいちや15引き商品のような直接的な割引とは違いますが、安定した価格設定は魅力的です。
スマホやPCにも使える?

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はい、この質問は非常に多いんですが、自信を持って「使えます」と回答できます。むしろ、スマホやPCの画面清掃にこそ使ってほしいアイテムです。
パッケージや公式サイトの情報を見ても、「スマホにも」と明記されていることがあります。私自身、メガネだけでなく、日常的にスマートフォンの画面、タブレット、さらにはノートPCの液晶ディスプレイやキーボード周りの清掃にもこのシートを使っています。
指紋や皮脂汚れ、ファンデーションの付着などが、本当に軽く拭くだけでスッキリと落ちます。その秘密は「速乾性」にあります。拭いた直後からすぐに乾いていくので、拭きスジや水滴の跡がほとんど残らないのが素晴らしい点ですね。素材もやわらかいシートなので、デリケートな画面を傷つける心配も少ないです。
豆知識:コンビニのスマホクリーナー事情
実は、セブンイレブンの店舗をよく見ると、充電ケーブルやイヤホンといったAppleの純正アクセサリ類は充実していても、「スマートフォン専用」の使い捨てクリーナーって、定番商品としてはあまり置いていないんです。(セブンのガチャボックスのように、意外な関連商品はありますが)
そのため、セブンイレブンにおいて「スマホやタブレットの画面をキレイにしたい」という消費者の切実な需要は、事実上この「メガネクリーナー 25包入」が一手に引き受けている、というのが現状なんですね。
メガネクリーナふきふきは売ってる?
「どうせ買うなら、小林製薬の『メガネクリーナふきふき』みたいな、昔からある有名なブランド品が良い」という方もいらっしゃるかもしれませんね。セブンのいわしせんべいのように、特定の商品を指名買いで探すニーズもありますよね。
しかし、結論から言うと、セブンイレブンで「メガネクリーナふきふき」などのナショナルブランド(NB)製品を見かけることは稀(まれ)です。
これはセブンイレブンに限らず、現代のコンビニエンスストアの多くが採用している戦略が関係しています。つまり、利益率が高く、品質もコントロールしやすいプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」の製品を優先的に(あるいは独占的に)棚に並べるという戦略です。これは日用品でも同様で、例えばセブンの洗濯洗剤(粉)などもPB商品が主力となっています。
ですから、「ふきふき」を指名買いで探している方にとっては残念ながら、セブンイレブンには無い可能性が高いです。ですが、その代わりとして、同等の品質や機能を持つPB製品「セブンプレミアム メガネクリーナー」が374円(税込)で常備されていますよ、という形になりますね。
注意!アルコール除菌シートの代用

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このセクションは、この記事で最も重要な警告です。ぜひ覚えて帰ってください。
メガネやスマホの画面が汚れた時、バッグやデスクに常備している「アルコール除菌ウェットティシュー」で代用しようとするのは、絶対にやめてください!
「どっちもアルコールでキレイにするんだから同じじゃない?」と思うかもしれませんが、全く違います。最悪の場合、あなたの大切な(そして高価な)メガネやスマホをダメにしてしまう可能性があります。食品で言えば、セブンイレブンの米は危険かといった噂のように、使い方や素材に関する安全性は非常に重要ですよね。
重大な警告:代用はレンズと画面の寿命を縮めます
一般的な手指消毒やテーブル清掃用のアルコール除菌シートを、メガネのレンズ(特にプラスチック製)やコーティングされたスマホ画面に使用してはいけない理由は、主に2つあります。
- レンズコーティングの剥離
メガネのレンズには、光の反射を防ぐ「反射防止コーティング」や「ブルーライトカットコーティング」など、高機能な膜が何層にも施されています。汎用の強力なアルコールは、これらのデリケートなコーティングを化学的に侵食し、剥がしてしまう恐れがあります。 - ケミカルクラック(ひび割れ)の誘発
さらに怖いのが「ケミカルクラック」と呼ばれる現象です。アルコール成分がプラスチック素材(レンズやフレーム、スマホの筐体)に浸透し、素材自体に無数の微細なひび割れを引き起こすことがあります。こうなると、もう清掃では元に戻せず、高額なレンズ交換や修理が必要になってしまいます。
「でも、セブンのメガネクリーナーもアルコール(エタノール)って書いてあるよ?」と気づいた方、鋭いです。
その通り、セブンプレミアムの「メガネクリーナー」も「速乾性ウェットタイプ」であり、成分としてアルコール(エタノールなど)を含んでいると推察されます。しかし、決定的な違いは、これがレンズやコーティングに影響を与えないよう、成分が厳密に調整された「レンズ専用処方」であるという点です。
手指や物品の強力な消毒・除菌を目的とした汎用シートとは、根本的に設計思想が異なります。清掃用品コーナーに仲良く並んでいることも多いですが、その用途は全くの別物。絶対に代用はしないでくださいね。
セブンイレブン以外のメガネ拭きの競合比較
さて、セブンイレブンが「使い捨て・汚れ落とし・スマホ対応」というニーズに特化していることがよく分かりました。では、ライバルとなる他のコンビニや100円ショップは、どういった戦略をとっているのでしょうか?
ここで各社の主力製品を比較してみると、驚くほどキレイに市場の「棲み分け」ができていることが判明したんです。これはセブンのペットボトルコーヒー500mlの比較のように、同じコンビニPB間でもはっきりとした違いが見えてきて面白いですよ。この比較表は非常に重要です。
| 購入チャネル | 代表製品名 | 製品タイプ | 主要機能 | 価格(税込) | 特徴(入数/サイズ) |
|---|---|---|---|---|---|
| セブンイレブン | メガネクリーナー 25包入 | 使い捨て・ウェット | クリーニング (指紋・皮脂) | 374円 | 25包入。スマホ使用可。携帯に便利。 |
| ローソン | メガネのくもり止め (フォグストップ缶G) | 再利用・クロス | くもり止め (特化) | 1,320円 | 1枚入。高機能・高価格。 |
| ファミリーマート | スマホもメガネもふけるハンカチ | 再利用・マイクロファイバー | 多用途 (ハンカチ兼) | 550円 | 1枚入。吸水性あり。 |
| ダイソー | くもり止めめがねクロス 2枚組 | 再利用・クロス | くもり止め (高評価) | 110円 | 2枚入。S評価。圧倒的コスパ。 |
| セリア | メガネクリーナー収納ポーチ付 | 再利用・クロス + アクセサリ | 携帯性 (ポーチ付) | 110円 | 1セット入。持ち運びの利便性。 |
| マツキヨ (PB) | matsukiyo メガネクリーナー | 使い捨て・ウェット | クリーニング (ストック用) | (店舗による) | 大容量あり。ストック用。 |
この表から、各社が全く違う土俵で戦っているのが見えてきますね。
ローソンは「くもり止め」特化

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ローソンで「メガネ拭き」を探すと、セブンイレブンのような使い捨てシートはあまり目立たず、代わりに「メガネのくもり止め」機能に特化した製品が前面に出ています。
代表的なのは「フォグストップ缶G」といった製品で、価格も1,320円(税込)と、コンビニで扱う商品としてはかなりの高価格帯です。
これは、特にマスクの着用が日常化したことで顕在化した「メガネが曇って視界が遮られる」という、非常に強い悩み(ペイン)を解決することにフォーカスした戦略です。これはセブンのスムージー人気ランキングで上位に来るような商品が、特定の強いニーズに応えているのと似ていますね。
セブンの「汚れ落とし(クリーニング)」とは、狙っている市場が全く異なっていることがわかりますね。
ファミマは「ハンカチ」タイプ

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一方、ファミリーマートも非常にユニークです。こちらはローソンのような「高機能」路線ともまた違い、「多用途性」や「デザイン性」で勝負しています。
例えば、「スマホもメガネもふけるハンカチ」(500円税抜)。これはハンカチとしての吸水性を持ちながら、マイクロファイバー製でクリーナーとしても使えるという、まさに一石二鳥のアイテムです。持ち物を減らしたいというニーズにぴったりですね。
また、ゴッホの「ひまわり」やフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などをあしらった「世界の名画シリーズ メガネふきクロス」など、デザイン性で「所有する喜び」を満たす製品も展開しています。
セブンイレブンのレディース靴下のように、コンビニでも服飾雑貨カテゴリでの差別化が進んでいることがわかります。これもセブンやローソンとは全く競合しない戦略です。
ダイソーのくもり止めクロスが高評価
ここで、市場のゲームチェンジャーとも言える強力なプレイヤーが登場します。100円ショップのダイソーです。
ダイソーは「くもり止めめがねクロス 2枚組」を、わずか110円(税込)で販売しています。驚くべきは、その価格だけでなく性能です。
とある雑誌の製品比較テストにおいて、このダイソーのクロスが「くもり止め度:◎」「使いやすさ:◎」で、総合「S評価」(最高評価)を獲得しているという情報があるんです。
どういうことかと言うと、ローソンが1,320円で提供している「高機能くもり止め」市場に、ダイソーが「S評価」の製品を10分の1以下の価格(しかも2枚組)で投入している、ということです。
これはもう、コストパフォーマンスにおいて圧巻の一言。メガネの「くもり止め」を探している人にとって、ダイソーは非常に強力な選択肢になりますね。
セリアは携帯ポーチ付き
同じく100円ショップのセリアは、ダイソーとはまた違った角度から攻めています。セリアが得意なのは、機能そのものよりも「ちょっとした不便を解決するアイデア」です。
例えば、「メガネクリーナー収納ポーチ付」という製品。これは、クリーナー本体の性能を追求するのではなく、「再利用タイプのクロスをそのままバッグに入れると、ホコリが付いて汚れる」という消費者の悩みを、「専用収納ポーチ」というアクセサリをセットにすることで解決するアプローチです。
セブンのサファリハットの販売情報のように、雑貨系のアイテムで独自性を出しているのが特徴ですね。
他にも「ペンタイプ」のくもり止め液など、使いやすい形状や携帯のしやすさといった「利便性」で差別化を図っているのが特徴ですね。
マツキヨなどドラッグストア製品
最後に、ドラッグストア市場を見てみましょう。マツキヨ(matsukiyo)やV-drug(V-check)なども、当然ながらPB(プライベートブランド)のメガネクリーナーを展開しています。
ここが、セブンイレブンと唯一、同じ「使い捨て・ウェットタイプ・クリーニング」という市場で直接競合するプレイヤーです。
ただし、両者の間にも明確な戦略の違いがあります。
【戦略の違い】コンビニ vs ドラッグストア
- セブンイレブン (25包入)
比較的小容量なパック(25包入)で、単価(約15円/枚)はやや高めでも、「今すぐ使いたい」「出先で必要」という緊急性・利便性に応えます。 - ドラッグストア (50包入など)
大容量パック(例: V-drugの50包入)を主力とし、1枚あたりの単価を下げ、「家庭やオフィスに常備しておきたい」というストック需要(経済性)に応えます。セブンイレブンで腎臓病食を探すような、より専門的・計画的な買い物はドラッグストアが強い側面もありますね。
このように、同じカテゴリの製品でも、販売チャネルの特性に合わせて容量や価格設定を変え、異なる利用シーンを想定しているんですね。
よくある質問
Q:セブンイレブンのメガネ拭きの価格と枚数を教えてください。
A:現在販売されているのは「セブンプレミアム メガネクリーナー 25包入」で、価格は374円(税込)です。1枚あたり約14.96円となります。
Q:セブンイレブンのメガネ拭きは、スマートフォンの画面にも使えますか?
A:はい、問題なく使えます。速乾性で拭きスジが残りにくく、指紋や皮脂汚れをスッキリ落とせるため、スマホやタブレット、PC画面の清掃にも適しています。
Q:メガネのレンズを、普通のアルコール除菌ウェットティッシュで拭いても大丈夫ですか?
A:いいえ、絶対にやめてください。汎用のアルコール除菌シートは、レンズのコーティングを剥がしたり、「ケミカルクラック」というひび割れを引き起こす可能性があります。必ず「メガネ用」の専用クリーナーを使用してください。
Q:ローソンやファミリーマートにも、セブンイレブンと同じ「使い捨て」のメガネ拭きはありますか?
A:いいえ、コンビニ各社で戦略が異なります。セブンイレブンが「使い捨て・汚れ落とし」なのに対し、ローソンは「くもり止め特化の再利用クロス」、ファミマは「ハンカチ兼用の多機能クロス」を主力としており、同じタイプの製品は置いていないことが多いです。
総括:セブンイレブンのメガネ拭きは買いか
さて、ここまで各社の製品戦略を詳細に比較してきました。これを踏まえて、最初の疑問「セブンイレブンのメガネ拭きは買いか?」に最終的な答えを出しましょう。
私の結論は、「今すぐ、外出先で、メガネやスマホの指紋・皮脂汚れを落としたい」という明確なニーズがあるならば、セブンイレブンの「メガネクリーナー 25包入」は最強の選択肢であり、間違いなく「買い」です。
コンビニ大手3社の中で、「使い捨て・ウェットタイプ」のクリーナーを安定して供給しているのは、事実上セブンイレブンだけです。この「いつでもどこでも手に入る」という信頼感は、セブンイレブンの納品時間が計算されているからこそであり、緊急性の高いニーズにおいて何物にも代えがたい価値があります。
最後に、あなたのニーズ別に最適な選択肢をまとめておきますね。
今すぐ!指紋汚れを落としたい
→ セブンイレブン「メガネクリーナー 25包入」個別包装で携帯性抜群。スマホにも使える速乾性が魅力です。カバンに数枚忍ばせておけば、いざという時本当に役立ちます。
とにかく安く!マスクの曇りを防ぎたい
→ ダイソー「くもり止めめがねクロス 2枚組」110円で「S評価」の性能。ローソンの1,320円の製品を買う前に、まずはこちらを試す価値が絶対にあります。圧倒的コストパフォーマンスです。
ハンカチと兼用したい・持ち物を減らしたい
→ ファミリーマート「スマホもメガネもふけるハンカチ」クリーナーとしての機能とハンカチとしての吸水性を両立。合理性を求める人におすすめです。
家やオフィスで常備(ストック)したい
→ マツキヨなどドラッグストアのPB製品50包入などの大容量パックが、1枚あたりの単価が最も安くなる可能性が高いです。経済性を重視するならこちらですね。
このように、各社がそれぞれの強みを活かして棲み分けています。例えば大阪で紅茶マシンを探すように、ご自身のライフスタイルや「今困っていること」に合わせて、賢く使い分けてみてくださいね。