
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
ピリッとした刺激的な辛さと、コチュジャンやごま油の濃厚な旨味がたまらない韓国グルメ。セブンイレブンの「韓国フェア」は、毎回本場さながらの味が手軽に楽しめるとあって、私も店長という立場を忘れて休憩中に買い込んでしまうほどの大ファンです。
しかし、ふと「あれ? あの美味しかったデジクッパ、もう売ってないのかな?」「ネットで検索したらまだやってるって書いてあったけど、お店に行ったら見当たらない…」と、開催期間について疑問や不安を持たれている方も多いのではないでしょうか。
特に2025年のフェアは「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」と題して、人気K-POPグループとのコラボもあり、SNSを中心に大変な盛り上がりを見せました。それだけに、情報の錯綜も起きているのが現状です。
そこで今回は、現場を知る店長だからこそ分かる「フェアの裏側の仕組み」や「在庫の真実」について、包み隠さずお話ししたいと思います。この記事を読めば、無駄足を踏むことなく、今楽しめる韓国グルメに最短距離でたどり着けるはずですよ。
記事のポイント
- 2025年韓国グルメフェアの正確な開催期間と、店舗でのリアルな在庫推移
- ネット上で見かける「12月31日終了説」の誤解と、その情報の正体
- フェア終了後の現在(11月)でも購入できる韓国関連商品や、おすすめの代替案
- 人気メニューの口コミ評価から読み解く、次回の開催時期と商品の傾向予想
2025年セブンイレブン韓国フェアはいつまで?終了日を解説
- 正確な開催期間とフェーズ展開
- 12月31日までの情報の真偽
- 現在購入可能な商品と在庫状況
- ブラックフライデーとの関係
- 次回の開催時期を過去から予想
正確な開催期間とフェーズ展開

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まず、皆様が一番知りたい「結局、いつからいつまでだったの?」という点について、明確な日付と店舗の裏事情を交えて解説します。
2025年の「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」フェアは、2025年5月27日(火)から全国のセブンイレブンで一斉にスタートしました。ご存知の方も多いかと思いますが、コンビニの新商品は基本的に火曜日に納品され、棚割りが一新されるのが業界の常識です。
「なぜ火曜日なの?」と疑問に思うかもしれませんが、これは週末に工場をフル稼働させて製造し、月曜夜から火曜朝にかけて全国配送するという物流サイクルが確立されているためです。もし、より詳しい納品のタイミングについて知りたい方は、セブンイレブン納品時間の完全ガイドも参考にしてみてください。
フェア期間は「3つのフェーズ」で動いている
私たち店舗運営者の視点から見ると、フェアの期間は単一ではありません。実は、お客様の目には見えにくい「3段階のフェーズ」で推移しているのです。商品の入れ替えタイミングを理解しておくと、買い逃しを防ぐことができます。
| フェーズ | 時期 | 店舗の状況 |
|---|---|---|
| ①ピーク期間 | 開始〜2週間 (6月10日頃まで) | 全ラインナップが揃い、専用の棚が最も派手に展開される時期です。CMも多く流れ、在庫も潤沢です。 |
| ②縮小期間 | 3週目以降 (6月中旬〜下旬) | 売れ行きの鈍い商品から発注を停止(カット)し、人気商品のみを残します。棚の面積も徐々に縮小されます。 |
| ③残存期間 | フェア終了後 | お弁当などの日配品は姿を消し、カップ麺や冷凍食品のみが定番棚に残ります。 |
このように、華やかなポスターが貼られ、すべてのお弁当やスイーツが選べる「メインの期間」は、実質的に開始から約2週間程度しかありません。その後は「在庫がなくなり次第終了」というフェーズに移行します。
したがって、「セブンイレブン 韓国 フェア いつまで」という問いに対する最も誠実な回答は、「メインの食品フェアは2025年6月中旬を目処に順次終了しており、現在は期間外である」となります。
12月31日までの情報の真偽
「でも、ネットで検索したら『2025年12月31日まで』って出てきたよ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実際、私のお客様からも同様の質問を受けたことがあります。
結論から申し上げますと、その日付は「食品フェアの終了日ではありません」。
情報の混同が起きる理由
なぜこのような誤解が生まれてしまうのでしょうか。その原因は、フェアと同時に開催される「周辺キャンペーン」の期間にあります。
ここが誤解のポイント!
多くの場合、「12月31日終了」と記載されているのは以下のキャンペーンです。
- 提携決済サービスの還元キャンペーン(例:WOWPASSやPayPayなどの特定決済利用時のポイント還元など)
- 旅行キャンペーンの応募期間(韓国旅行プレゼントなどの応募締切)
- コンテンツコラボの配信期間(壁紙ダウンロードや限定動画の公開期限)
検索エンジンは非常に賢いですが、時として「韓国フェア」という大きなキーワードで括られたページの中から、一番遠い日付(この場合は決済キャンペーンの終了日)を拾って表示してしまうことがあります。
「まだやってる!」と期待して店舗に足を運んだ結果、お目当てのデジクッパやビビン麺がなくてがっかり...という悲劇を避けるためにも、日付が「何の商品・サービスの期限なのか」をよく確認することが大切です。
現在購入可能な商品と在庫状況
「フェアが終わってしまったなら、もうセブンで韓国気分は味わえないの?」と肩を落とす必要はありません。実は、フェア終了後の現在(2025年11月時点)でも、店舗によっては購入可能な「生き残り商品」や「定番化商品」が存在します。
狙い目は「冷凍食品」と「ロングライフ」
お弁当やおにぎりといった消費期限の短い商品(日配品)は、フェア終了とともに製造ラインが止まるため、現在店頭で見かけることはまずありません。しかし、以下のカテゴリは要チェックです。
- 冷凍食品(フローズン): 「牛プルコギ風 甘辛特製タレ」や「ごま油香る 3種ナムルのビビンバ」などは、フェア期間に関係なく通年で取り扱っている店舗が多い優秀な商品です。これらは冷凍ケースの定番位置に鎮座していることが多いですね。
- カップ麺・スープ: 韓国フェアに合わせて発売された有名店監修のカップ麺などは、賞味期限が長いため、在庫が残っていればワゴンセールなどで販売されている可能性があります。
- スナック・お菓子: 韓国海苔やハニーバターチップ系のスナックも、比較的長く棚に残る傾向があります。
特に冷凍食品のクオリティは年々上がっており、レンジで温めるだけでフェア当時の味わいに近い体験が可能です。私が個人的におすすめするのは、冷凍の「ヤンニョムチキン」です。
これがあれば、いつでも自宅で韓国居酒屋気分が楽しめますよ。もし、フェア商品以外でも辛いものが食べたい気分なら、セブンイレブンの辛い物2025年版!新作と定番ガイドもチェックしてみてください。フェア外でも意外な発見があるはずです。
ブラックフライデーとの関係

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さて、2025年11月現在、セブンイレブンの店内を見回すと、韓国フェアの赤や黄色のポップは見当たりません。その代わりに大きく展開されているのが、「ブラックフライデー」の黒いのぼり旗です。
「韓国フェアじゃないのか...」とスルーするのはもったいないですよ! 実はこのブラックフライデー期間(特に11月27日〜30日周辺)こそ、賢く韓国グルメを楽しむチャンスでもあります。
ブラックフライデーを活用した「ジェネリック韓国フェア」の提案
ブラックフライデーでは、例年「揚げ物」や「お惣菜」のセールが実施されます。2025年も「揚げ物日替わり半額」や「2個で〇〇円引き」といった強力なキャンペーンが打たれています。
店長直伝!おすすめの組み合わせ
セールでお得になった「ななチキ(レッド)」や「揚げ鶏」を購入し、別売りの「キムチ」や「とろけるチーズ」と組み合わせてみてください。
簡易的ではありますが、即席の「チーズタッカルビ風」や「旨辛チキン」が出来上がります。フェアの専用商品がない時期は、こうした既存商品を組み合わせる「アレンジ力」で乗り切るのも、コンビニグルメの醍醐味だと私は思います。
次回の開催時期を過去から予想
最後に、気になる「次回の韓国フェアはいつなのか?」という点について、過去のデータと経験則から予想してみましょう。セブンイレブンの販促カレンダーには、ある程度の法則性があります。
有力なのは「冬」と「初夏」
過去の傾向から分析すると、以下の2つのタイミングが濃厚です。
- 冬の鍋・温活フェア(1月〜2月): 寒さが厳しくなるこの時期は、「スンドゥブチゲ」や「ユッケジャン」といった身体が温まる韓国スープ系の需要が高まります。大規模なフェアという名称ではなくても、麺類やスープのカテゴリで韓国メニューが増える可能性が高い時期です。
- 翌年のゴールデンウィーク明け(5月〜6月): 今回(2025年)と同じく、気温が上がり食欲が落ち始める時期に、「辛味」や「酸味(冷麺)」で食欲を刺激する大型フェアが組まれるのが定番パターンです。
おそらく、次の大きな波は2026年の5月下旬になるでしょう。しかし、冬の時期にもスポット的に韓国グルメが登場することは間違いないので、新商品情報のチェックは欠かせませんね。
セブンイレブン韓国フェアはいつまで?メニューと口コミ
- おすすめメニューと値段一覧
- デジクッパ等のカロリー情報
- 辛い?美味しい?評判まとめ
- パキっとティラミスは売ってない?
- ダイエット向きの冷麺の評価
おすすめメニューと値段一覧

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ここでは、2025年のフェアで販売された主要商品のラインナップを振り返ります。「あの時食べたあれが美味しかった!」という記憶の答え合わせや、もし再販された際の購入ガイドとしてご活用ください。
今回のフェアの特徴は、従来の「ビビンバ一辺倒」から脱却し、よりディープな韓国の食文化に踏み込んだ点にありました。
| カテゴリ | 商品名 | 価格(税込) | 特徴・こだわり |
|---|---|---|---|
| お弁当・丼 | デジクッパ豚白湯スープごはん | 645.84円 | 釜山名物。濃厚な豚骨スープに、ふやけにくい「もち麦」ごはんを合わせた本格派。 |
| スップルグイチキン丼 | 699.84円 | 「スップル(炭火)」の名の通り、炭火の香ばしさを強調。トッポギ入りでボリューム満点。 | |
| 牛肉入り韓国味噌おむすび | 203.04円 | コチュジャンではなく、発酵の旨味が強い「テンジャン(韓国味噌)」を使用。辛くないのが特徴。 | |
| 麺類 | ビビン冷麺 | 626.40円 | 汁なしの混ぜ麺。キムチの酸味と辛味ダレのバランスが絶妙で、夏バテ時に最適。 |
| 甘辛ロゼクリームパスタ | 594.00円 | 韓国で大流行した「ロゼ(トマト×クリーム×唐辛子)」ソースを再現。洋食と韓国料理の融合。 | |
| デリカ | トマトキムチ | 321.84円 | トマトの酸味とキムチの辛味が融合した、サラダ感覚で食べられる新感覚キムチ。 |
個人的に衝撃を受けたのは「牛肉入り韓国味噌おむすび」でした。これまでは「韓国=とにかく辛い」というイメージの商品が多かったのですが、辛さを抑えて味噌のコク(旨味)で勝負してきた点に、セブンイレブンの商品開発チームの本気を感じましたね。
デジクッパ等のカロリー情報
美味しいものは食べたいけれど、カロリーや糖質も気になる...というのは、私たち現代人の永遠の悩みですよね。今回のフェア商品は、実は「健康志向」も意識した設計になっていたのをご存知でしたか?
低カロリーで満足感の高いメニューたち
特に優秀だったのが以下の2品です。
- 韓国風冷麺(そば粉使用):約400kcal 麺類で400kcal前後というのは、コンビニ弁当の中でもかなり低い部類に入ります。そば粉を使用しているため、一般的な小麦粉の麺よりもGI値が低めであることも期待できます。
- デジクッパ豚白湯スープごはん: 濃厚なスープなので高カロリーに見えますが、使用されているお米に注目してください。白米だけでなく「もち麦」がブレンドされていました。
もち麦は食物繊維が豊富で、腹持ちが良いのが特徴です。スープと一緒に食べることで満腹感が得やすく、結果的に間食を抑えられるというメリットもあります。「ガッツリ食べたいけど罪悪感は減らしたい」というニーズに見事に応えた商品設計だったと言えるでしょう。
健康的な食事については、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」などでも栄養バランスの重要性が説かれていますが、コンビニ食でも選び方一つでバランスを整えることは十分に可能です。(出典:厚生労働省『日本人の食事摂取基準』)
辛い?美味しい?評判まとめ
商品はスペックだけでなく、実際に食べた人の「リアルな感想」こそが重要です。SNSやYouTube、そして私の店舗のお客様から集めた声を分析してみました。
👍 ポジティブな評価:本格志向への驚き
最も評価が高かったのは「スップルグイチキン丼」の炭火感です。 「コンビニのレンジ加熱で、ここまで炭火の香りがするとは思わなかった」「ただ辛いだけでなく、鶏肉の旨味もしっかり感じられる」といった声が多く聞かれました。また、おにぎりに関しても「辛くない韓国料理があるのは嬉しい」という、辛いものが苦手な層からの支持が集まりました。
👎 ネガティブな評価:チーズ頼みへの飽き
一方で、厳しい意見も見られました。特に多かったのが「チーズタッカルビ化」への懸念です。 「なんでもかんでもチーズとコチュジャンを入れれば韓国料理だと思っているのでは?」「もっと現地の家庭料理のような、素朴な味付けが食べたかった」というコアな韓国料理ファンからの指摘です。
確かに、日本向けにローカライズ(現地化)する過程で、分かりやすい味付けに寄ってしまう傾向は否めません。このあたりは、次回のフェアでの改善に期待したいところですね。
パキっとティラミスは売ってない?
食品だけでなく、スイーツコーナーでも「韓国風」の旋風が巻き起こりました。その主役が「パキっとティラミス」です。
この商品は、ティラミスの中に板チョコのような層が入っており、スプーンを入れると「パキっ」と割れる音がするのが最大の特徴。韓国のカフェで流行したスタイルを輸入した形ですが、これがZ世代を中心にTikTokなどで大バズりしました。
現在は入手困難な「幻のスイーツ」
残念ながら、この商品はフェア期間中の早い段階で姿を消しました。あまりの人気に製造が追いつかず、私の店舗でも入荷するたびに即完売という状況が続きました。
現在は販売していませんが、セブンイレブンはヒット商品の食感やギミックを別のフレーバーで復活させることがよくあります。「パキっと」という食感シリーズとして、今後再登場する可能性は非常に高いと私は予想しています。スイーツコーナーの新商品は毎週火曜日に更新されますので、こまめにチェックしてみてください。
ダイエット向きの冷麺の評価
最後に、ダイエット中の方に向けた「裏技」的な楽しみ方をご紹介します。今回のフェアで販売された「韓国風冷麺」や「ビビン冷麺」ですが、これらは単体でも美味しいものの、ダイエット食としては「タンパク質」がもう少し欲しいところでした。
最強の組み合わせ「冷麺+サラダチキン」

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そこでSNSで流行したのが、セブンイレブンの看板商品である「サラダチキン」をトッピングするという食べ方です。
この組み合わせのメリット
- タンパク質強化:麺だけでは不足しがちなタンパク質を20g近く追加できます。
- 満足感アップ:噛みごたえのあるチキンが加わることで、咀嚼回数が増え、満腹中枢が刺激されます。
- 味の相性:冷麺の酸味のあるスープと、淡白な鶏肉の相性は抜群です。
もし、フェア終了後でも冷凍食品コーナーで「冷麺」を見つけたら、ぜひこの組み合わせを試してみてください。カロリーを抑えつつ、必要な栄養素をしっかり摂れる、理想的なコンビニダイエット飯になりますよ。もし、より具体的なダイエット献立を知りたい方は、セブンイレブンでダイエット!1週間の神献立も参考にしてみてください。
よくある質問
Q:2025年のセブンイレブン韓国フェアはいつまで開催されていますか?
A:メインの食品フェアは2025年5月27日から6月中旬頃までで、現在は終了しています。ネット上にある「12月31日まで」という情報は決済キャンペーン等の期限であり、食品フェアの終了日ではないためご注意ください。
Q:フェアが終わった現在でも買える韓国商品はありますか?
A:はい、冷凍食品コーナーの「ビビンバ」や「ヤンニョムチキン」などは通年販売されていることが多いです。また、賞味期限の長いカップ麺やスナック菓子も、店舗によっては在庫が残っている場合があります。
Q:人気の「パキっとティラミス」はまだ購入できますか?
A:残念ながら、現在は販売終了しており入手困難です。非常に人気が高かったため、今後食感シリーズとして再販や新フレーバーが登場する可能性は高いと予想されます。
Q:次回の韓国グルメフェアはいつ開催されますか?
A:過去の傾向から、冬の鍋シーズン(1月〜2月)や、翌年の初夏(5月〜6月)に開催される可能性が高いです。特に5月下旬は大型フェアの定番時期となっています。
まとめ:セブンイレブン韓国フェアはいつまで開催か
長くなりましたが、今回の記事のポイントをまとめます。セブンイレブンの韓国フェア情報を探していた方の疑問が、少しでも解消されれば幸いです。
チェックリスト
- 2025年の韓国フェア「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」のメイン期間は、5月27日から6月中旬頃まででした。
- ネット上の「12月31日まで」という情報は、決済キャンペーン等の期限であり、食品フェアの終了日ではありません。
- 2025年11月現在は、フェアとしての開催は終了していますが、冷凍食品(ビビンバ、ヤンニョムチキン等)で韓国グルメを楽しむことは可能です。
- 現在は「ブラックフライデー」のセールなどを活用し、チキンやキムチを組み合わせて楽しむのが賢い方法です。
- 次回の開催は、冬の鍋シーズン(1-2月)か、翌年の初夏(5-6月)が有力です。
フェアは終わってしまいましたが、セブンイレブンには毎週のように新しい商品が入荷し、常に新しい発見があります。次回の韓国フェアを楽しみに待ちつつ、今の季節ならではの美味しいものを見つけて、日々の生活に彩りを添えてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。またお店(ブログ)でお会いしましょう!