セブンイレブン

セブンイレブンの金シリーズ割引、今すぐ得する方法

コンビニ店長がセブンイレブンの「金シリーズ」商品(金のハンバーグ、金のマルゲリータ)を持ち、笑顔でポーズをとる。

マイローカルコンビニ

はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、**齋藤 正志(さいとう まさし)**と申します。

セブンイレブンの「金 の シリーズ」、美味しいですよね。金のハンバーグ金のマルゲリータなど、こだわり抜いた素材と製法で、コンビニのレベルをはるかに超えた贅沢な味わい。私も週末のささやかな楽しみに、つい手に取ってしまいます。

でも、そのクオリティの高さゆえに、やっぱりちょっとお値段が張るのが悩みどころ…。

「セブンイレブン 金 の シリーズで割引を受ける方法はないかな?」と、あなたも今、まさにその情報を探しているかもしれませんね。過去には15周年記念セールのような大きな割引キャンペーンもありましたが、じゃあ「次のセールはいつなのか?」、あるいはPayPay楽天ペイVポイントPayといった日常の決済方法を使って、どうにかお得にならないか、気になるところだと思います。

この記事では、そんなあなたの疑問に徹底的にお答えします。今すぐ実行できる恒常的な割引テクニックから、過去に実施された大型セールの詳細な分析、さらにはライバルであるファミマのプレミアム商品との割引戦略の違いに至るまで、私が調べ上げた情報を余すことなくまとめました。どうすれば「金 の シリーズ」を賢く、お得に楽しめるか、一緒に見ていきましょう。

記事のポイント

  • 今すぐ使える恒常的な割引テクニック(VポイントPay, PayPay, 楽天ペイ)
  • 過去に実施された15%割引セールの詳細な分析と対象商品
  • VポイントPayや楽天ペイ活用時に見落としがちな具体的な注意点
  • 人気の「金のハンバーグ」は過去のセールでいくらになったか

セブンイレブン「金のシリーズ」割引への近道

まず皆さんが一番知りたいのは、「今すぐ使える割引方法」ですよね。私もそれが一番気になります。結論から言うと、「金 の シリーズ」という商品カテゴリーだけを狙い撃ちにした、常時開催の割引は、残念ながら2025年11月現在、存在しません。

でも、落ち込まないでください。「金 の シリーズ」そのものの値引きはなくても、「セブンイレブンでの支払い全体」をお得にする方法はたくさんあります。これらの方法をうまく活用すれば、結果的に「金 の シリーズ」を割引価格で購入することが可能になるんです。

ここでは、その具体的な「今すぐ使える」恒常的な割引方法と、多くの人が期待している「次の大型セール」に関する分析を紹介しますね。

VポイントPayで金曜9.5%還元

コンビニ店内で、VポイントPayの9.5%還元を示すスマートフォン画面とカードを掲げ、買い物かごに「金のハンバーグ」を入れた笑顔のアジア人女性。

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今、セブンイレブンで恒常的に高い還元を狙うなら、最も注目すべき決済方法の一つが「VポイントPay」かもしれません。特に、「金曜日」が狙い目です。

VポイントPay会員が、金曜日にセブン‐イレブンで特定の条件を満たすと、最大9.5%(2025年11月改定後のデータ)がVポイントで還元されるんです。これは非常に強力ですよね。

最大9.5%還元の内訳と設定ステップ

この最大9.5%という数字は、複数のキャンペーンが組み合わさったものです。

  • 通常付与:0.5%
  • 追加特典(金曜日限定):9%
  • セブンマイル(7iD連携):0.5%

ただし、この最大還元(特に9%の追加特典)を受けるには、ユーザーによる能動的かつ、少し複雑な設定が前提となります。

  1. セブン‐イレブンアプリをダウンロードし、7iD会員登録を行う。
  2. セブン‐イレブンアプリとVポイントを連携設定する。
  3. VポイントPayアプリとVポイントを連携設定する。
  4. VポイントPayアプリで「スマホのタッチ決済」(Apple PayまたはGoogle ウォレット)を設定する。

特にセブン‐イレブンアプリの連携は重要で、アプリの新規登録キャンペーンなどを活用して準備しておくのも良いですね。

これら全てを設定した上で、「金曜日に」「VポイントPayアプリ経由のスマホのタッチ決済」(Visaのタッチ決済やMastercard®コンタクトレス)で支払うことで、初めて最大9.5%の還元が受けられます。

少し手間はかかりますが、一度設定してしまえば、あとは金曜日に使うだけです。「金のハンバーグ」(税込429.84円)を買ったとしたら、約40円相当のポイントが戻ってくる計算になります。これは大きいですよね。ただし、タバコなど一部対象外の商品もあるので、そこはご注意ください。

Vポイント利用時の「iD払い」の罠

コンビニのレジで、男性がiD払いを使用してエラー表示のスマホを見せ、店員がVポイントPayのタッチ決済を促す。金のハンバーグがレジに置かれている。

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VポイントPayの活用で、私が「これは絶対に知っておかないと!」と思った最大の注意点(罠)があります。それは、支払い方法に関する、非常に間違えやすいルールです。

【致命的】iD払いは追加9%還元の対象外です

三井住友カード(CL)など、Vポイントが貯まるカードを持っていると、Apple PayやGoogle Payに登録して「iDで」と支払うことに慣れている方も多いと思います。私もよくやります。

しかし、この金曜日のキャンペーン(追加特典9%分)は、物理カードやApple Payなどに登録した「iD」で支払った場合、対象外になってしまうんです。

対象となるのは、必ず「VポイントPayアプリ経由のスマホのタッチ決済」(Visaのタッチ決済やMastercard®コンタクトレス)のみです。「iD」と「Visaのタッチ決済」は、レジでの決済音が似ていることもありますが、システム上は全くの別物なんです。

ここを間違えると、9.5%還元どころか、わずかな通常ポイントしか付与されず、「お得なはずが…」と本当にもったいないことになります。設定の際はくれぐれもご注意ください。

楽天ペイの抽選キャンペーン詳細

楽天ペイも、セブンイレブンでお得なキャンペーンを定期的に実施しています。ただ、VポイントPayが「条件を満たせば確実」なのに対し、楽天ペイは少し性質が違うことが多いですね。

例えば、2025年11月4日から12月1日には「2人に1人が当たる! 楽天ペイのチャージ払いで1等20%還元」といったキャンペーンが実施されました。

「20%還元!」と聞くとスゴイですが、これは「抽選」であり、「条件を満たせば必ず20%還元」というわけではありませんでした。

楽天ペイのキャンペーンは「ゲーミフィケーション型」

このキャンペーンの内訳を詳しく見ると、「2人に1人が当たる」とされていますが、

  • 1等: 楽天ポイント20%還元(当選者 1,000名 のみ)
  • 2等: 楽天ポイント10ポイント(1等以外の当選者)

…となっていました。つまり、大多数の「当選者」は10ポイントの付与に留まる計算です。20%還元は、本当に運が良ければ当たる「お楽しみ(ゲーミフィケーション)」という要素が強いんですね。

VポイントPayの「高フリクションだが、やれば確実」というリターンとは対照的です。もちろん、楽天ペイのキャンペーンも、利用するには「エントリーが必須」であったり、「楽天キャッシュ」からのコード・QR・セルフ払いが対象(ポイント利用分は対象外)であったりと、参加条件をしっかり確認する必要があります。

PayPay自治体キャンペーンの確認方法

コンビニ店内で、女性がPayPayアプリの自治体キャンペーン(姫路市で最大20%還元)を確認しながら、金のマルゲリータと金のハンバーグを買い物かごに入れる。

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PayPayも忘れてはいけません。PayPayの強みは、全国一律のキャンペーンとは別に、「地方自治体と連携したキャンペーン」が非常に強力な点にあります。

これはPayPayやセブンイレブンが主導するというより、その自治体が地域振興策の予算を使って実施しているものです。そのため、「最大20%還元」「最大30%還元」といった、全国キャンペーンでは考えられないような高い還元率が設定されていることがよくあります。

ですから、使えるかどうかは「あなたの住んでいる(あるいは訪問する)地域」に完全に依存します。

確認はPayPayアプリからが一番

このキャンペーンは、PayPayアプリを開くと、ホーム画面や「おトク」マップから簡単に確認できます。現在地や登録地域で利用可能なキャンペーンが表示されるので、セブンイレブンに行く前に一度確認してみるのが一番確実です。

私も出張先や旅行先でアプリを開いて、「あ、今この市は20%還元やってるんだ!」と気づいてお得に買い物することがあります。例えば、特定の地域のお店(例えば姫路英賀保駅前店)に行く前に、その地域のキャンペーンを調べる、といった使い方ができます。自宅近くでやっていなくても、勤務先やよく行く場所で実施されている可能性もあるので、要チェックですね。

次のセールはいつ?10周年との比較

コンビニ店長が「2020年10周年 大字セール?」と「2025年15周年 金のハンバーグ、金のマルゲリータ -15%OFF」と書かれたボードを手に持ち、セールの比較を示す。

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さて、恒常的な方法を見てきましたが、「結局、金 の シリーズ自体の大型セールはいつなの?」という疑問が残りますよね。私もこれが一番気になって、過去のデータを詳しく調べてみました。

記憶に新しいのは、2025年8月18日から8月31日までの14日間、実施された「セブンプレミアム ゴールド 15周年記念セール」です。この時は対象商品が15%引きになりました。(出典:セブン‐イレブン・ジャパン ニュースリリース 2025年8月15日

「15周年でやったなら、5年ごとに期待できる? 10周年の時はどうだったんだろう?」と思いますよね。私もそう思って、2020年当時の情報を精査したんですが…

セールの周期性は確認できず(10周年 vs 15周年)

  • 15周年 (2025年): 「15%割引セール」が実施されました。これは明確な事実です。
  • 10周年 (2020年): 2020年9月28日に10周年を迎えた際、「ありがとう!おかげさまで」という感謝のメッセージは発信されました。しかし、関連情報を精査した限り、15%引きのような大規模な割引セールが実施されたという具体的な記録は見つかりませんでした。

この2つのデータポイント(10周年=セールなし、15周年=セールあり)の比較から導き出される結論は、極めて重要です。

「金 の シリーズの大型割引セールは、定期的にスケジュールされた予測可能なイベントではなく、都度の経営判断によって決定される、アドホック(不定期)かつ大規模なプロモーションである可能性が極めて高い」

ということです。セールを待つのも一つの手ですが、商品の納品時間を狙ってお店に行くように、いつ来るか分からないセールを待つよりは、日常のテクニックを磨く方が賢明かもしれません。

事実、セブンイレブンは「金 の シリーズ」以外にも、カレーフェスや、「みそきん」のような話題商品NiziUとのコラボSTPRコラボスイーツ超ときめき♡宣伝部とのシェアプリ企画西村キャンプ飯コラボなど、多様なイベントを不定期に開催しています。

また、一番くじのファンタジアパンどろぼうグッズたまごっち鬼滅の刃ウエハース、さらにはswitch2の抽選まで、注目イベントは多岐にわたります。「金 の シリーズ」セールも、これらと同様に不定期開催の「ボーナス」と捉えるのが良さそうです。

「次の20周年(2030年)を待とう」と考えるよりは、先ほど紹介したVポイントPayなどの「恒常的な割引方法」を日々活用する方が、よほど賢い選択と言えそうですね。

セブンイレブン金シリーズ割引:15周年セールの分析

恒常的な割引がないからこそ、2025年に開催された「15周年記念セール」は非常に貴重な機会でした。このセールが「なぜ」実施され、「どのような」内容だったのかを詳しく振り返ることで、もし次回、何かの節目でセールが開催されたときの「予習」になるかもしれません。

このセール、単なる値引きではなく、セブン‐イレブンの「金 の シリーズ」に対する明確なブランド戦略が透けて見える、実によく計算されたプロモーションだったんですよ。こういった15%引きの対象商品を分析するのは興味深いですね。

15%オフの対象商品と重要な対象外

まず最も大事なのが、「何が割引になったか」です。このセールの対象は「セブンプレミアム ゴールド」だけではなく、一部の「セブンプレミアム(通常ライン)」も含まれていました。しかし、もっと重要なのは「対象外」の商品です。

15%OFF 対象カテゴリー

  • 「セブンプレミアム」および「セブンプレミアム ゴールド」のお惣菜
  • 食パン
  • アイスケース内の冷凍食品
  • アイスクリーム

【重要】主な対象外カテゴリー

  • たまご
  • 乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)
  • 乳飲料
  • ドレッシング

このリストから、セブン‐イレブンの意図が透けて見える気がします。

つまり、利益率が比較的低く、購入頻度が高い「コモディティ商品(日配品)」である、たまごや牛乳は意図的に対象外にしたわけです。その一方で、「金のハンバーグ」や「金のマルゲリータ」といった、利益率が高く、ブランドの「顔」となる「付加価値商品(お惣菜、冷凍食品、アイス)」のトライアル(お試し購入)を促進することに、完全に焦点を当てていたんですね。

対象の「お惣菜」には、チキンチリのような定番から、カップデリにんにく醤油漬けきゅうりの一本漬け(販売終了が惜しまれますが)、大根おろしそうめん、さらにはいわしせんべいのようなおつまみ系、腎臓病食を考慮した商品まで、幅広く含まれていたようです。対象外の「ドレッシング」には、すりおろし野菜ドレッシングなども含まれていたと推測されます。

また、「乳飲料」は対象外でしたが、三ツ矢サイダーのような清涼飲料水やペットボトルコーヒーたんぱく質が摂れる水チューハイハイボールなどのアルコール類、白桃烏龍茶のような人気のお茶も、このセールでは対象外でした。

セブンイレブンには専用の紅茶マシン千葉大阪神奈川に設置されていたり、アイスティーにも力を入れていますが、それらも今回は別扱いだったわけですね。非常に戦略的だなと感じます。

割引の「積み上げ」ルール

もう一つ、マニアックですが重要なルールがありました。それは、「『エコだ値』(消費期限間近の割引)と併用できるか?」という点です。

公式情報によれば、「『エコだ値』値引きの対象商品は、『エコだ値』値引後の価格(税抜)からの15%引き」とされていました。つまり、割引が「積み上げ式(スタッキング)」だったわけですが、「エコだ値」が適用された後 の価格から、さらに15%引きになる、という計算でした。これは知っていると大きい差になったかもしれませんね。

人気の金のハンバーグはいくらに?

セブンイレブンの陳列棚に並んだ「金 の ハンバーグ」のパッケージ。15%OFFで割引された価格がデジタル表示された値札とともに写っている。

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では、具体的にあの人気商品はいくらになったんでしょうか。私も大好きな「金のハンバーグ」の価格変動を見てみましょう。(価格は関東地区の例、税込)

商品名 標準価格(税込) 15%引き後価格(税込) 割引額
金のハンバーグ 429.84円 365.04円 約64円引き
金のバターチキンカレー 429.84円 365.04円 約64円引き
金のビーフシチュー 496.80円 422.28円 約74円引き

「金のハンバーグ」が約64円引きですね。いつもは400円超えで「今日は贅沢だ」と少し躊躇しますが、365円となると、「あ、じゃあ買ってみようかな」という心理的なハードルがぐっと下がります。この「あと一押し」を絶妙に突いた価格設定だなと感じました。

「金のハンバーグ」は、その濃厚なデミグラスソースと肉の旨味で、もはやコンビニ惣菜の域を超えていると私は思っています。このクオリティの商品を試してもらう絶好の機会だったわけですね。同じ冷凍食品でも、にんにく黒胡椒餃子や、冷凍担々麺なども人気ですが、「金 の シリーズ」はやはり別格ですね。

金のマルゲリータも割引対象だった

そして、もう一つの主役級、冷凍食品の「金のマルゲリータ」も、もちろん対象でした。これは高単価な商品なので、割引のインパクト(割引「額」)が非常に大きかったですね。一部店舗では焼き立てピザも提供されていますが、多くの人にとってはこちらが手軽です。

商品名 標準価格(税込) 15%引き後価格(税込) 割引額
金の濃厚つけ麺 429.84円 365.04円 約64円引き
金のマルゲリータ 689.04円 585.36円 約104円引き
金のワッフルコーン マダガスカルバニラ 397.44円 336.96円 約60円引き

なんと、「金のマルゲリータ」は約104円も安くなっています。 普段約700円の商品が600円を切って585円になる。これは「買ってみよう」という強い動機になりますよね。デリバリーピザと比べても、その手軽さと本格的な味(特にトマトソースとチーズのバランスが絶妙です)で、この価格なら十分すぎる競争力です。

アイスクリームの「金のワッフルコーン」もしっかり対象になっていたあたり、セブン‐イレブンが「お惣菜・冷凍・アイス」という付加価値カテゴリー全体をプッシュしたかったことがよくわかります。アイスでは白くまくんアイスカフェオレ氷店舗で違うソフトクリームなども人気ですよね。

スイーツ系では水ようかんシャインマスカットパフェシュガーバターの木お店で焼いたクッキーなど多岐にわたりますが、今回は「金 の シリーズ」のアイスが主役でした。

また、セブンといえばスムージーも人気ですが、これは冷凍カテゴリーではあるものの、買い方が少し特殊で、CMにも力が入っている商品群。今回のセールでは対象外だったようです。アサイースムージーの動向も気になるところですが、これらは別のキャンペーンを待つのが良さそうですね。

金の食パンと乳製品の扱い

ここで少しややこしいのが、「食パン」と「乳製品」の扱いです。これもセールの戦略を理解する上で面白いポイントでした。

「金の食パン」は、セールの対象カテゴリーである「食パン」に含まれていました。(例:セブンプレミアム もっちり食パン 6枚入 181.44円 → 153.36円)

しかし、先ほどの対象外リストにあった通り、「乳製品」は明確に対象外でした。

つまり、朝食セットとして「金の食パン」と一緒に「セブンプレミアム ゴールド 金のミルク」を買おうとしても、割引が適用されるのは「金の食パン」だけだった、ということです。レジで「あれ? 合計金額が思ったより高いぞ?」と混乱した方もいたかもしれません。

これは、「金の」というブランド名で括るのではなく、あくまでセブン‐イレブン側が設定した「お惣菜」「食パン」「冷凍食品」「アイスクリーム」という「カテゴリー」で厳密に分けられていた証拠です。

食パンと並んで人気のたまごサンドなども、惣菜パンとしてではなく「サンドイッチ」カテゴリーとして、おそらく対象外だったでしょう。この細かいルール設定が、このセールの特徴でしたね。

ファミマのプレミアムと比較

左右に分割された画像。左側はセブンイレブンの店内で「金 の マルゲリータ」を持つ女性が15周年セールを示すスマホ画面を掲げ、右側はファミリーマートの店内で男性がファミペイアプリとファミマルプレミアム商品を見せる。

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セブンに「金 の シリーズ」があるように、ファミリーマートには「ファミマル PREMIUM」がありますよね。「あっちの割引はどうなんだろう?」と気になったので、少し比較してみました。

私の印象では、両社のプレミアムブランドに対する割引戦略は、根本的な思想がかなり違うかなと思います。

セブン vs ファミマ 割引戦略の比較

▼セブンイレブン(金 の シリーズ) 15周年記念のような、ブランドの節目と連動させた「大規模・不定期・イベント型」の割引(例: 15% OFF)が特徴です。普段は安易な値引きを避け、「ブランドの威信」を保つことを重視しているように見えます。そして、割引を実施する際は「お祭り」のように演出し、ブランド価値を毀損させずにトライアル(お試し)を促進する…いわば「ショック・アンド・オー(衝撃と畏怖)」戦略かなと思います。

▼ファミリーマート(ファミマル プレミアム) 一方ファミマは、ファミペイアプリで「何度でもつかえる50円引きクーポン」や、「1個買うと、1個もらえる(BOGO)」といった、「小規模・高頻度・アプリ連動型」の施策が多い印象です。セブンイレブンでも「ぷらいち」というBOGOキャンペーンはありますが、ファミマはよりアプリ連動が強いイメージです。ブランドの威信維持よりも、まず「ファミペイ」を使ってもらい、それによって「顧客を囲い込む・リピート率を上げる」ことを最重視している感じがしますね。

「金 の シリーズが、ファミマのプレミアム商品ほど頻繁に割引されない」と感じるのは、まさにこのセブン‐イレブンの「ブランド価値を安易に下げない」という戦略が背景にあるからだと、私は分析しています。

最近では、セブンイレブンの底上げ問題や、おにぎりの品質サンドイッチの内容増量キャンペーンなどが話題になることもありますが、これは消費者庁の見解も気になるところですが、それでも「金 の シリーズ」の品質は堅持しようという意思の表れかもしれません。

お米の安全性など、根本的な信頼に関わる部分も含め、ブランドイメージを高く保つことが割引戦略にも影響しているのでしょう。

よくある質問

Q:「金 の シリーズ」の次の大型セール(15%OFFなど)はいつですか?

A:過去のデータ(10周年はセールなし、15周年はセールあり)を分析した結果、大型セールは定期開催ではなく、不定期開催の可能性が極めて高いです。そのため、次回の開催時期を正確に予測することはできません。

Q:今すぐ「金 の シリーズ」を割引価格で買う方法はありますか?

A:はい、「金 の シリーズ」自体を狙った常時割引はありませんが、VポイントPay(金曜最大9.5%還元)、楽天ペイ(抽選)、PayPay(自治体連携)など、セブンイレブンでの支払い全体をお得にする方法を活用すれば、結果的に割引価格で購入できます。

Q:VポイントPayで金曜9.5%還元を狙う時、一番の注意点は何ですか?

A:最大の注意点は、「iD払い」は追加9%還元の対象外である点です。三井住友カードなどを登録したApple Payで「iD」支払いをすると還元されません。必ず「VポイントPayアプリ経由のスマホのタッチ決済」で支払う必要があります。

Q:過去の15%OFFセールの時、「金 の シリーズ」は全部割引になったのですか?

A:いいえ、違います。「お惣菜」「食パン」「冷凍食品」「アイスクリーム」のカテゴリーが対象でした。そのため、例えば「金の食パン」は対象でしたが、「たまご」や「乳製品(金のミルクなど)」は「金 の シリーズ」の商品であっても対象外でした。

セブンイレブン金シリーズ割引の賢い活用法を総括

さて、ここまで「恒常的な割引テクニック」と「過去の大型セールの分析」を見てきました。最後に、これからの私たちが、セブンイレブン「金 の シリーズ」の割引とどう賢く付き合っていくべきか、その活用法をまとめてみます。

これは「待つ」戦略と「攻める」戦略のハイブリッドかなと思います。

戦略1:日常の「攻め」(恒常的割引の徹底活用)

まず、基本戦略としては、「VポイントPayの金曜9.5%還元」のような、条件(フリクション)は複雑だが、満たせば確実に還元が受けられる恒常的な方法を日常的に徹底活用することです。これが一番現実的で、確実な割引方法と言えるでしょう。

  • VポイントPay: 金曜日にセブンイレブンで「金のハンバーグ」を買う日と決める。設定の罠(iD払い)に注意する。
  • PayPay: 自宅や勤務先の自治体キャンペーンを常にチェックする。
  • 楽天ペイ: 「抽選」であることを理解した上で、エントリーだけは忘れないようにする。

この「日常の攻め」を習慣化するだけで、実質的に「金 の シリーズ」を常時割引価格で購入している状態に近づけることができます。

戦略2:イベントの「待ち」(不定期セールの最大活用)

次に、「15周年記念セール」のような大規模な直接割引です。これは「予測不可能」であり、「不定期開催」である可能性が高いことが分かりました。

ですから、「ひたすら待つ」のは非効率です。

私たちが取るべき戦略は、「不定期開催のボーナスイベント」として捉え、情報アンテナだけは張っておき(セブンイレブンアプリの通知ONなど)、もし開催されたら、その時こそ「金のマルゲリータ」のような高単価な商品や、試したかった商品をまとめ買いする、というのが最も賢い付き合い方かもしれませんね。

貯まったポイントの使い道として、洗濯洗剤トイレットペーパーレディース靴下メガネ拭きサファリハットといった日用品を買うのも賢い方法です。

また、セブンイレブンはガチャボックスの設置や、チケットぴあの発券宅配便の受付、名刺印刷分割プリントといったサービスも充実しているので、これらを利用するついでに「金 の シリーズ」をチェックするのも良いですね。

「金 の シリーズ」は、私たちの日々を少し豊かにしてくれる、身近な贅沢です。これらのテクニックを駆使して、ぜひ賢く、お得に楽しんでいきましょう。

もしサービスやキャンペーンについて不明な点があれば、お客様相談室の電話番号苦情受付のメール窓口から問い合わせるのも一つの方法です。

【免責事項】キャンペーン情報は必ず公式サイトで

本記事に記載されているキャンペーン情報や還元率(例:VポイントPayの9.5%還元、楽天ペイの抽選内容、15周年セールの内容など)は、2025年11月時点のデータや過去の実績に基づいて執筆しています。

これらのキャンペーンは、提供元の都合により、予告なく変更、終了、または条件が改定される可能性が非常に高いです。

ご利用の際は、必ずセブン‐イレブンアプリや、VポイントPay、楽天ペイ、PayPayなどの各決済サービスの公式サイト、またはアプリ内で最新の情報を確認していただきますよう、お願いいたします。最終的なご判断はご自身の責任において行ってくださいね。

  • この記事を書いた人

齋藤正志

コンビニの裏も表も知り尽くしたプロの視点から、新商品やお得なキャンペーン情報をどこよりも詳しく解説中!                                                   ▼保有資格▼                     日本商工会議所主催 販売士検定試験 1級取得,医薬品登録販売者試験 取得,食品衛生責任者 取得,防火管理者,SSTスタッフトレーナー                                              

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