
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
これから家族や友人、大切なパートナーとハウステンボスへ行こうと計画を立てている皆さんの中には、手軽にチケットを入手したいと考えて「ハウステンボス割引券ファミリーマート」での買い方や購入方法について、スマホで一生懸命調べている方も多いのではないでしょうか。また、もしファミマになくても、ローソンやセブンイレブンといった他のコンビニでなら買えるのかどうかも、非常に気になるところですよね。
コンビニという場所は、私たちの生活にとって「あって当たり前」のインフラです。「電気料金も払えるし、映画のチケットも買えるんだから、ハウステンボスのチケットだって当然買えるだろう」と考えるのは自然なことです。しかし、実際の現場では、その期待が裏切られてしまうケースが後を絶ちません。私は長年コンビニのカウンターに立っていますが、お客様がレジ前でスマホを片手に困惑されている姿を何度も見てきました。
今回は、コンビニの現場を知り尽くした私なりの視点で、チケット購入の現状と、公式情報だけでは見えてこない「現場のリアル」、そして少しでもお得に楽しむための具体的な方法を包み隠さずお話しします。この記事が、皆さんの旅の準備をスムーズにし、少しでも予算を浮かせる手助けになれば嬉しいです。
記事のポイント
- Famiポートで直接ハウステンボスのパスポートは購入できない
- 公式サイトの事前購入はクレジットカード決済のみで現金派には不便
- コンビニ支払いを希望するならOTAサイトを経由するのが正解
- 最安値を狙うならリスクを承知で株主優待券を探すのがベスト
ハウステンボス割引券はファミリーマートで買えない真実
- Famiポートでの買い方は存在しない
- ローソンやセブンイレブンなら買えるのか
- 公式サイトはクレジットカードが必須の壁
- 現金払いでチケットを入手する裏ワザ
- WEBチケット購入ならコンビニ決済も可能
Famiポートでの買い方は存在しない
結論から申し上げますと、非常に残念なお知らせですが、現在、ファミリーマートの店頭端末「Famiポート(マルチコピー機)」を使って、ハウステンボスの入場パスポートや割引券を直接購入することはできません。
私たちコンビニ店員も、お客様から「すみません、ハウステンボスのチケットってどこのボタンから買えるんですか?」と聞かれることが多々あります。ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、あるいは地元の動物園や水族館など、多くのレジャー施設のチケットは、店内のマルチコピー機(旧Famiポート)にある「チケット」ボタンから、「JTB」や「チケットぴあ」、「イープラス」といったプレイガイドを経由して探せば、大抵は見つかるものです。
そのため、お客様が「コンビニならあるはず」と思い込まれるのも無理はありません。
しかし、ハウステンボスに関しては、2024年現在、このルートでの取り扱いが一切行われていないのです。実際に私が勤務中に端末を操作して、あらゆるキーワードで検索をかけてみても、該当するチケットは一つも表示されません。これは一時的なシステムのエラーや売り切れではなく、そもそも販売チャネルとしてコンビニ端末が設定されていないためです。
ちなみに、Famiポートの機能としては、スマホからファミリーマートでPDF印刷する方法などは非常に便利で、旅のしおりやEチケットの控えを印刷するのには役立ちますが、肝心の「チケット購入機能」においてハウステンボスは対象外となっています。
かつては一部のコンビニで取り扱いがあった時期や、特定のキャンペーンでクーポンが発券できた時期もあったかもしれません。しかし、現在はハウステンボス側の販売戦略が「WEB直販」へと大きくシフトしています。そのため、ネット上の古いブログ記事や、数年前のQ&Aサイトの情報を信じて「お店に行けばなんとかなるだろう」と思って来店されると、当日その場で購入できず、予定が狂って焦ってしまうことになります。
実際に、旅行当日の朝、家族連れのお客様が店内でパニックになっている姿を何度も見てきました。「えっ、ないの? どうしよう、もう出発しなきゃいけないのに!」という焦りの声を聞くのは、店員としても非常に心苦しいものです。そうならないためにも、まずは「ファミマの端末では買えない」という事実を、出発前に確実に押さえておいてください。
店長の注意喚起
インターネット上には、更新日が古いままの情報が残っていることがよくあります。「ファミマで買える!」と書かれた記事を見つけても、必ず記事の日付を確認してください。2024年以降の現時点では、Famiポートでの直接販売はありませんので、無駄足にならないよう十分ご注意ください。
ローソンやセブンイレブンなら買えるのか

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「ファミマがダメなら、ローソンやセブンイレブンならあるんじゃない? ミニストップは?」と、他のチェーン店に希望を持つ方もいらっしゃるかもしれません。私も職業柄、他チェーンの動向は常にチェックしていますが、結論を言うと他のコンビニエンスストアチェーンでも状況は全く同じでした。
例えば、セブンイレブンのチケットぴあ発券の手順のように、マルチコピー機を操作してレジャーチケットを買うことは一般的ですが、ハウステンボスの入場パスポート(1DAYパスポートなど)に関しては、セブンのマルチコピー機やローソンのLoppi(ロッピー)においても、直接販売枠は設けられていません。これは各コンビニチェーンの問題ではなく、チケットの発行元であるハウステンボス側の流通方針によるものです。
その根拠として、ハウステンボスの公式サイトにある「よくある質問」コーナーを確認すると、パスポートの購入方法についての回答として、「コンビニエンスストアでの販売はございません」とハッキリ、かつ明確に記載されています。これは、「在庫がない」という意味ではなく、「販売システム自体が存在しない」という強い否定です。
ディズニーリゾートなど一部のパークでは、コンビニ発券が定着しており、入園保証付きのチケットが買えたりします。その感覚で「大きなテーマパークならどこでもコンビニで買える」という常識が形成されていますが、ハウステンボスに関しては「コンビニでの直接販売は行っていない」という例外的な事実を、まずはしっかりと受け入れる必要があります。
もし、友人や家族が「コンビニで買っておくよ!」と言ってくれたら、すぐに「ハウステンボスはコンビニ端末じゃ買えないらしいよ」と教えてあげてください。当日の朝、コンビニに寄ってから行こうとしてチケットが買えず、現地窓口の長い列に並ぶことになる……という悲劇を避けるためにも、この情報は非常に重要です。
公式サイトはクレジットカードが必須の壁
では、コンビニで買えない以上、公式はどうやってチケットを買うことを推奨しているのでしょうか? 答えは「WEBチケット(公式サイトでの事前購入)」です。スマホで事前に購入手続きを済ませ、送られてきたQRコードを当日の入場ゲートにかざして入るスタイルですね。チケット売り場に並ぶ必要がなく、スマートに入場できるため、これ自体は非常に便利なシステムです。
しかし、ここで多くのユーザーにとって無視できない、一つの大きな「壁」が立ちはだかります。それは、公式サイトでのWEBチケット購入における決済方法が、原則として「クレジットカード決済のみ」に限定されているという点です(※PayPayなどの一部ID決済が導入される場合もありますが、基本は即時決済前提)。
これ、実は現場の感覚からすると、かなりハードルが高い仕様なんです。「クレジットカードを持っていない中高生のグループ卒業旅行」や、「ネットでカード情報を入力することにセキュリティ上の不安を感じるシニア層」、あるいは「家計管理のために、レジャー費はあらかじめ封筒に取り分けた現金で支払いたい主婦層」など、日本ではまだまだ「現金決済」や「コンビニ店頭支払い」を希望される方が非常に多いのです。
例えば、日頃からセブンイレブンのQUOカードの使い方を検索して少しでも節約しようとしている学生さんや、現金を大切に使っている層にとって、クレカ必須というのは購入をためらう大きな要因になります。「親のカードを借りるわけにもいかないし、自分のカードはまだ持っていない」というケースは多々あります。
そういった方々にとって、公式が推奨する「WEBチケット購入」は、事実上の「門前払い」に近い状態になってしまっているのが現状です。利便性を高めるはずのWEB化が、決済手段の限定によって、一部のユーザーにとっては逆に不便を生んでしまっています。
ココがポイント
多くの人が「ハウステンボス コンビニ 買い方」と検索するのは、単に場所が便利だからという理由だけではありません。「クレジットカードを使わずに、現金やコンビニ払いで安全に決済したい」という、切実な潜在ニーズが背景にあるのだと私は分析しています。
現金払いでチケットを入手する裏ワザ
「じゃあ、クレジットカードがないと事前購入は無理なの? 当日窓口で並ぶしかないの?」と諦めるのはまだ早いです。実は、公式ルートの決済制約を華麗に回避して、間接的にコンビニ支払い(現金払い)を実現し、かつ事前購入のメリットを享受する「裏ワザ」が存在します。
それは、KKday(ケーケーデイ)やKlook(クルック)、楽天トラベル観光体験といった「オンライン旅行代理店(OTA)」を利用する方法です。
「OTA」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要は「チケット専門のネット通販サイト」のようなものです。これらのサイトは、ハウステンボスと正式に提携して公式チケットを取り扱っている正規販売代理店なのですが、公式サイトとの最大の違いは「支払い方法の選択肢が非常に豊富である」という点にあります。
多くのOTAサイトでは、クレジットカード決済だけでなく、PayPayなどのスマホ決済、そして何より「コンビニ払い」というオプションを用意しています。これを使えば、スマホで予約注文をして、支払いのための「払込票番号」を発行し、それをファミリーマートのレジ(またはFamiポート経由)に持っていって、現金で支払うことができるのです。
つまり、プロセスとしては「ネット予約」→「コンビニで現金払い」→「スマホにチケットが届く」という流れになります。これなら、クレジットカードを持っていなくても、近くのファミリーマートで現金を支払うだけで、前売りチケットを確実にゲットすることができます。これは、公式の「クレカ必須」の壁に悩む方にとって、まさに救世主のようなルートと言えるでしょう。
WEBチケット購入ならコンビニ決済も可能

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では、実際にOTAサイト(例としてKKdayなど)を利用して、ファミリーマートで支払いを行うまでの具体的な手順を解説しましょう。初めての方でも、この流れさえ知っていれば迷うことはありません。
- OTAサイトで予約:スマホでKKdayなどのサイトにアクセスし、「ハウステンボス」のチケットページを開きます。日付と枚数を選択し、購入手続きに進みます。
- 支払い方法の選択:決済画面で「コンビニ払い」を選択します。利用するコンビニとして「ファミリーマート」を指定できる場合が多いです。
- 注文確定と番号発行:注文を確定すると、画面上(またはメール)に「お客様番号」や「確認番号」、あるいは「企業コード」といった支払い用の番号が表示されます。この画面をスクリーンショットするか、メモを取ります。
- ファミリーマートへGO:近くのファミリーマートへ行き、店内のマルチコピー機(Famiポート)の前に立ちます。
- 端末操作:トップメニューから「代金支払い(収納票発行)」などを選択し、先ほどの番号を入力します。
- レジで支払い:端末から長いレシート(申込券)が出力されます。これを持ってレジに行き、30分以内に現金で代金を支払います。
- チケット受け取り:支払いが完了すると、登録したメールアドレスやアプリに、入場用のQRコード(電子チケット)が送られてきます。当日はこれをかざして入場します。
この手順を踏むことで、結果的に「ファミリーマートで代金を支払ってチケットを入手する」という当初の目的は達成できます。支払いのついでに、ファミリーマートの宅急便のやり方を確認して荷物を送ったり、飲み物を買ったりできるのもコンビニならではの利便性です。
店頭で直接チケットそのものを買うわけではありませんが、「クレカなしで事前購入したい」「現金を使い切りたい」という悩みに対する、現時点で最も現実的かつ最適な解決策と言えるでしょう。しかも、OTAサイトによってはポイントが貯まったり、初回利用クーポンが使えたりするので、公式で買うよりもお得になるケースさえあります。
店長からの重要アドバイス
Famiポートからレシート(申込券)を出した後、レジでの支払い有効期限は一般的に「30分」と非常に短く設定されています。自宅で番号だけ控えて、店に着いてから発券操作を行うようにしてください。「家でレシートを出してから店に行く」ということはできませんのでご注意を!
ハウステンボス割引券をファミリーマートより安く買う
- 株主優待券なら最大30%オフを狙える
- エポスカードやJAF会員証で確実な割引
- 徹底比較で分かるチケット料金の最安値
- オークション購入時の注意点とリスク
- よくある質問
- ハウステンボス割引券はファミリーマートよりネットで
株主優待券なら最大30%オフを狙える
さて、ここからは「いかにチケットを安く手に入れるか」という、お財布事情に直結する重要なお話です。テーマパークのチケット代は年々上昇傾向にあり、家族全員分となるとかなりの出費になります。定価で買うのはなんだか損した気分になりますよね。
私が徹底的に調査した中で、割引率の「ゴールドスタンダード」とも言えるのが、二次流通市場で取引される「株主優待券(またはそれに準ずる割引券)」の利用です。
少し背景をお話ししますと、かつてハウステンボスは旅行会社H.I.S.の傘下にあり、H.I.S.の株主優待としてハウステンボスの割引券が広く流通していました。現在は経営母体が変わりましたが、依然としてネットオークションやフリマアプリ(メルカリ、ヤフオクなど)では、企業向けの福利厚生として配布されたチケットや、スポンサー企業関連の優待券などが「ハウステンボス 優待券」などの名称で出品されていることがあります。
直近のヤフオクなどの落札相場データ(過去120日間)を分析してみると、1DAYパスポートに引き換え可能なチケットや、大幅な割引が適用される券が、1枚あたり平均で4,913円程度で落札されているケースが確認できました。現在の大人1DAYパスポートの定価が7,400円前後(変動価格制により日は異なります)であることを考えると、これは実質30%を超える驚異的な割引率になります。
公式サイトの早期購入割引でも、ここまでの割引率が出ることはまずありません。手間を惜しまず、価格を徹底的に追求する「節約の鬼」のような方にとっては、このルートこそが最強の選択肢となります。ただし、これには後述する「リスク」が伴うため、手放しで全員におすすめできるわけではありませんが、知っておいて損はない情報です。
エポスカードやJAF会員証で確実な割引

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「オークションで知らない人とやり取りするのは怖い」「チケットが本物かどうかなんて見分けられない」という慎重派の方には、もっと手軽で、かつ100%安全確実な割引方法があります。それが、お手持ちのクレジットカードやロードサービス会員証の優待特典を使うことです。
特に有名なのが、商業施設マルイが発行している「エポスカード」の優待特典です。エポスカード会員であれば、専用サイト(エポトクプラザ)経由などで、通常価格から5%OFF、場合によってはそれ以上の割引価格でチケットを購入できる優待が用意されています。たった5%と思うかもしれませんが、大人2人、子供2人で行く場合、ランチ代やお土産代の一部が浮く計算になります。
例えばセブンイレブンアプリの新規登録キャンペーンなどでコツコツ節約するのも大切ですが、こういった大きな出費での5%OFFは一撃の節約効果が大きいのが魅力です。
また、自動車をお持ちの方なら加入していることが多い「JAF(日本自動車連盟)」の会員証も要チェックです。JAFナビなどの会員優待サイトを通じて、会員含む5名までが入場料割引を受けられるサービスが頻繁に提供されています。窓口でカードを見せるだけでOKな場合もあれば、事前購入が必要な場合もありますので、出発前に必ずJAFのアプリやサイトを確認してください。
さらに、お勤めの会社の福利厚生サービス(「ベネフィット・ステーション」や「リロクラブ」など)でも、同様の割引チケット(給付金適用で1,000円〜2,000円引きになることも!)が販売されている可能性が高いです。これらは「自分が会員であること」さえ忘れていなければ、誰でも安全に利用できる「埋蔵金」のようなものです。まずは自分の財布に入っているカード類を全部出して、優待がないかググってみることを強くおすすめします。
徹底比較で分かるチケット料金の最安値
「結局、どの買い方が一番お得なの?」「自分の場合はどれを選べばいいの?」と迷ってしまう方のために、主要な購入ルートごとの特徴と想定価格を、分かりやすい比較表にまとめてみました。価格は時期やキャンペーンによって変動しますが、傾向をつかむための判断材料として活用してください。
| 購入方法 | 割引率(目安) | メリット | デメリット | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|---|
| 現地窓口(定価) | 0% | 思い立ったらすぐ行ける | 最も高い・チケット売り場に並ぶ時間が無駄 | 計画性がない人・当日決めた人 |
| 公式WEB | 0%〜微量 | 入場がスムーズ・確実 | クレカ必須・大幅な割引は期待薄 | 正規ルート派・クレカ保有者 |
| エポスカード等 | 約5% OFF | 安全・安定的・同伴者も割引 | 対象カードの保有が必要 | 堅実派・ファミリー層 |
| 株主優待券 | 約30% OFF | 圧倒的に安い・最安値 | 入手の手間・期限確認・偽造等のリスク | 節約重視・個人旅行者 |
| OTA(KKday等) | ポイント還元等 | コンビニ払いが可能・ポイントが貯まる | 会員登録が必要 | クレカなし・現金派 |
こうして比較して見ると、「手間とリスクを取ってでも安さを追求するならオークション(優待券)」「安心感と手軽な割引をバランスよく取るなら会員優待」「現金の利便性を取るならOTA」というように、ご自身の優先順位に合わせて選ぶべきルートが明確になりますね。
オークション購入時の注意点とリスク
「よし、じゃあヤフオクで安いチケットを探そう!」と思った方、少し待ってください。私のコンビニ店長としての立場、そして一人の消費者としての経験から、二次流通市場を利用する際のリスクについては、厳しくお伝えしておかなければなりません。「安物買いの銭失い」にならないよう、以下の点には細心の注意を払ってください。
二次流通(オークション・フリマ)の3大リスク
- 有効期限の落とし穴: 「格安で買えた!」と喜んでいたら、届いたチケットの有効期限が来週までだった、というケースは非常に多いです。出品者は期限が近いからこそ安く売っているのです。ご自身の旅行日程と有効期限が合致しているか、必ず秒単位で確認してください。
- 利用除外日の存在: 優待券の種類によっては、「GW、お盆、年末年始、花火大会開催日は使用不可」といった厳しい制限(除外日)が設けられていることがあります。説明文の小さな文字まで読み込まないと、当日ゲートで「このチケットは本日は使えません」と言われて絶望することになります。
- 配送トラブルと手元に届かないリスク: 「旅行出発日までにチケットがポストに届かない!」というトラブルも頻発しています。普通郵便での発送は追跡ができず、遅延も多いです。余裕を持って購入するか、追跡可能な発送方法(レターパック等)を指定・相談する必要があります。
さらに、最も恐ろしいのは「転売禁止」の規定に抵触する可能性です。多くのチケットは営利目的の転売が禁止されています。不正に転売されたチケットであると特定された場合、入場を拒否されるリスクもゼロではありません。もしトラブルに巻き込まれても、ファミリーマート苦情メールの送り方を調べたり、コンビニ店舗に文句を言ったりしても解決しません。
個人間取引のリスクは全て自己責任です。トラブルでせっかくの旅行が台無しになってしまうくらいなら、数百円の差額は「安心料」と割り切って、公式提携の安全な割引(エポスカードやOTA)を利用するのが、結果的には一番賢い選択だと私は思います。
よくある質問
Q:ファミリーマートのFamiポートでハウステンボスの割引券は買えますか?
A:いいえ、購入できません。2024年現在、ファミリーマートを含むすべてのコンビニ店頭端末(ローソン、セブンイレブン含む)での直接販売は行われていません。古い情報にはご注意ください。
Q:クレジットカードなしで事前にチケットを購入する方法はありますか?
A:はい、あります。KKdayなどの「オンライン旅行代理店(OTA)」を利用すれば、予約後にファミリーマートのレジで現金支払いができる「コンビニ払い」が選択可能です。
Q:一番安くチケットを買うにはどうすればいいですか?
A:最安値はオークション等の「株主優待券(約30%OFF)」ですが、トラブルのリスクがあります。安全かつ確実に安く買うなら、エポスカードやJAFなどの「会員優待(約5%OFF)」がおすすめです。
Q:OTAでコンビニ払いをする際の注意点はありますか?
A:Famiポートでレシート(申込券)を発券してから、レジでの支払い有効期限が「30分以内」と非常に短いため、必ず店舗に到着してから発券操作を行ってください。
ハウステンボス割引券はファミリーマートよりネットで

マイローカルコンビニ
長くなりましたが、今回は「ハウステンボス割引券ファミリーマート」という検索キーワードを出発点に、チケット購入の真実と、賢い消費者が選ぶべき最安値ルートについて深掘り解説してきました。
最後に、この記事の要点をもう一度おさらいしましょう。
チェックリスト
- ファミマ店舗での直販はナシ:ファミリーマートに行ってFamiポートを操作しても、ハウステンボスの割引券やパスポートは買えません。
- クレカなしでも事前購入は可能:公式WEBはクレカ必須ですが、KKdayなどのOTAサイトを経由すれば、「コンビニ払い」を選択してファミマで現金を支払うことができます。これが「ファミマで買う」ことの現代的な正解です。
- 最安値はリスクと隣り合わせ:株主優待券などの二次流通品は約30%OFFと破格ですが、期限や除外日などのリスク管理が必須です。
- 手堅い割引は会員優待:エポスカードやJAF、福利厚生を利用すれば、安全かつ確実に5%〜程度の割引が受けられます。
ハウステンボスは、四季折々の花々や美しいイルミネーション、楽しいアトラクションが詰まった素晴らしい場所です。園内は非常に広いですから、ファミリーマートのジョガーパンツのような動きやすい服装で出かけるのもおすすめですよ。チケット購入という「入口」でのトラブルを未然に防ぎ、お得に賢くパスポートを手に入れて、浮いたお金で美味しい園内グルメを楽しんだり、ファミリーマートの美味しいパンで朝食を済ませて節約したりしながら、最高の思い出を作ってください。
皆さんの旅のスタイルに合わせて、最適な購入方法を選んでいただければ幸いです。それでは、素敵なハウステンボスの旅になりますように! いってらっしゃいませ!
※本記事の情報は2024年時点の執筆時のものです。チケット価格、販売チャネル、優待内容は予告なく変更される可能性がありますので、必ずハウステンボス公式サイトにて最新情報をご確認ください。また、チケット購入に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。