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ファミマおつまみ牛タン実食!リニューアル後の味とコスパを分析

ファミマおつまみ牛タン実食!リニューアル後の味とコスパを分析

マイローカルコンビニ

はじめまして!このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。

今回ご紹介するのはリニューアルされたファミリーマートのおつまみ牛タンです。毎日の晩酌のお供を選ぶ際、値段やカロリーはもちろんのこと、実際に食べた人の口コミや評価が気になりますよね。特に牛タンのような素材は、商品によって味や食感に大きな差が出やすいものです。

「高いお金を出したのに、硬くて噛みきれなかった…」なんて経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。今回は、コンビニ店長である私が実際に商品を手に取り、リニューアルで何が変わったのか、そして本当に美味しいのかを徹底的に解説していきます。なとりという老舗メーカーが仕掛ける「本気のリニューアル」の全貌を、現場の視点から紐解いていきましょう。

記事のポイント

  • リニューアル後の価格設定や内容量の変更点
  • ダイエット中に気になるカロリーや糖質の目安
  • 脂の旨みや食感についての正直な実食レビュー
  • セブンイレブンなど他社製品との比較ポイント

 ファミリーマートのおつまみ牛タン詳細スペック

  • リニューアル後の値段と内容量
  • なとり独自のこだわり製法
  • 気になるカロリーと糖質
  • 売り場は冷蔵か常温か
  • 食べやすいサイズへの変更点

リニューアル後の値段と内容量

まず最初に、一番気になる価格と量についてお話ししましょう。今回のリニューアルで、株式会社なとりが製造するこの「おつまみ牛タン」は、明確に「買いやすさ」を意識した設定に変わりました。昨今の物価高騰で、コンビニのおつまみコーナーもじわじわと値上がり傾向にありますが、その中でこの商品は非常に戦略的なポジションを取っています。

商品名 おつまみ牛タン
内容量 32g
店頭想定価格 税込約330円前後
製造者 株式会社なとり

以前の牛タン商品は、少し贅沢な価格帯で「たまのご褒美」という位置付けでしたが、今回のリニューアルでは手に取りやすい価格帯(300円台前半)に調整されています。内容量は32gとなっており、一人で晩酌をするのにちょうど良いサイズ感です。「32gって少なくない?」と思われるかもしれませんが、乾燥珍味における32gは、ポテトチップスのようなスナック菓子とは「密度」が違います。噛み応えがあるため、時間をかけてゆっくり楽しめる量として計算されているのです。

店長としての視点でお伝えすると、この「300円ちょっと」という価格設定は絶妙なんです。例えば、お弁当(約600円)と一緒に買っても合計1000円以内に収まるラインを意識しています。

また、ホットスナックの定番であるファミリーマートの焼き鳥や「ファミチキ」などが200円台であることを考えると、プラス100円程度で「本格的な牛肉のおつまみ」が手に入ると考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。仕事帰りのサラリーマンのお客様が、ビールと一緒にスッとカゴに入れやすい、まさに「手軽なプチ贅沢」を実現したスペックだと言えるでしょう。

なとり独自のこだわり製法

なとり独自のこだわり製法

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「値段が手頃になった分、味が落ちたんじゃないの?」と心配される方もいるかもしれませんが、そこはさすが「おつまみのなとり」です。今回のリニューアルでは、製法にかなりのこだわりが見られます。単なるコストダウンのためのリニューアルではなく、メーカーとしてのプライドを感じさせる技術が投入されています。

最大の特徴は、「牛タンの脂を残したまま加工・乾燥させる」という技術です。一般的なセブンイレブンのビーフジャーキーなどは保存性を高めるために脂身を徹底的に取り除き、赤身部分だけを乾燥させることが多いのですが、牛タンの美味しさはやっぱりあの独特の「脂の甘み」にありますよね。脂を抜いてしまっては、ただの硬い肉になってしまいます。

ここがポイント!


あえて脂を残すことで、噛めば噛むほどジューシーな旨みが溢れ出す設計になっています。乾燥珍味でありながら、肉本来の風味を損なわない工夫が凝らされているのです。

株式会社なとりは、2024年9月のリニューアル発表において、この「脂を残す製法」によってジューシーな旨みを実現したことを公式に強調しています。これは、長年珍味製造に関わってきたなとりだからこそできる、保存性と風味を両立させる高度な技術力の賜物です。

(出典:株式会社なとり『「おつまみ牛たん」リニューアル発売のお知らせ』

私たち店長の間でも、「なとりの商品はハズレが少ない」というのは共通認識ですが、特にこの牛タンに関しては、ドライ製品の限界に挑戦しているような気概を感じます。口に入れた瞬間の香りだけでなく、噛み締めた後半に出てくる脂の甘みこそが、この製法の真骨頂なのです。

気になるカロリーと糖質

お酒のお供にする際、どうしても気になってしまうのがカロリーや糖質などの栄養成分ですよね。特に夜遅くに食べるおつまみとしては、罪悪感の少ないものを選びたいところです。最近は「ロカボ」や「糖質制限」を意識して、スナック菓子から珍味へ切り替えるお客様も非常に増えています。

牛タンは一般的にお肉の中でも高タンパクな部位として知られています。今回の「おつまみ牛タン」も、スナック菓子や揚げ物系のおつまみに比べると、糖質はかなり低めに抑えられていると推測されます。具体的には、一般的なポテトチップス一袋の糖質が30g〜40g程度あるのに対し、肉類の珍味は数グラム程度に収まることがほとんどです。

ダイエット中の方に選ばれる理由

なぜダイエット中にこの商品が選ばれるのか、その理由は「満足感の持続」にあります。

  • 咀嚼回数が増える: しっかりとした歯ごたえがあるため、自然と噛む回数が増え、満腹中枢が刺激されやすくなります。
  • 血糖値の急上昇を抑える: 糖質が低いため、食べた後のインスリンの過剰分泌(太る原因)を抑えられます。
  • タンパク質摂取: お酒を飲むと筋肉分解が進みがちですが、タンパク質を同時に摂ることで筋肉維持に役立ちます。

店長の豆知識


一般的な乾燥食肉製品(ビーフジャーキーなど)は、1袋あたり100kcal前後、糖質は数グラム程度であることが多いです。ダイエット中の方や糖質制限をしている方にとっては、非常に優秀な選択肢の一つと言えるでしょう。

※正確な数値については、購入時にパッケージ裏面の栄養成分表示を必ずご確認ください。私も店舗で確認しましたが、罪悪感なく食べきれる数値感でしたよ。

売り場は冷蔵か常温か

コンビニの店内でお目当ての商品が見つからないこと、よくありますよね。「おつまみ牛タン」を探す際、冷蔵コーナー(ハムやチーズ、サラダチキンがある場所)を探してしまう方が多いのですが、実はこれ、「常温のおつまみコーナー」に陳列されていることがほとんどです。

これは意外と重要なポイントなんです。「牛タン=焼肉=生鮮食品」というイメージが強いため、無意識に冷蔵棚を探してしまうお客様から「牛タン置いてないの?」と聞かれることがよくあります。しかし、なとりの製品は高度な水分活性のコントロール技術で作られているため、常温保存が可能なんです。

売り場の場所としては、スルメ、サラミ、ビーフジャーキーなどが吊るされているフック陳列の棚を探してみてください。パッケージは黒や金を基調とした高級感のあるデザインになっていることが多いです。

常温保存ができるということは、以下のようなメリットもあります。

  • 持ち運びが楽: 冷蔵品のように保冷剤を気にしたり、水滴がついたりする心配がありません。
  • ストックに最適: デスクの引き出しや自宅の棚に常備しておき、食べたい時にいつでも開封できます。
  • キャンプやアウトドアに: クーラーボックスの容量を圧迫せず、本格的なお肉のおつまみを持参できます。

買ってそのままカバンに入れて持ち歩ける手軽さは、忙しい現代人にとって大きな魅力ですね。

食べやすいサイズへの変更点

食べやすいサイズへの変更点

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今回のリニューアルでの地味ながら嬉しい変更点が、「サイズの見直し」です。以前のものに比べて、1枚1枚がひとくちでパクっと食べやすいサイズに調整されています。

以前のタイプは、少し大判で「肉を食らう!」というワイルドさがありましたが、今回のリニューアルでは「ながら食べ」への配慮が感じられます。例えば、スマートフォンを操作しながら、あるいはゲームをしながら、片手でポイっと口に放り込めるサイズ感です。噛み切るために手で押さえたり、口元が汚れたりするストレスが大幅に軽減されています。

特に女性のお客様からは、「大きな干し肉を噛みちぎる姿を見られるのは少し恥ずかしい」というお声をいただくこともありましたが、このサイズなら一口でスマートに食べられます。オフィスでの休憩時間や、新幹線での移動中など、人目が気になるシーンでも楽しみやすくなったと言えるでしょう。手が汚れにくく、スマートに食べられるように配慮されている点に、メーカーの優しさと、現代のライフスタイルへの深い理解を感じますね。

 ファミリーマートのおつまみ牛タン実食レビュー

  • 脂の旨みと弾力ある食感の評価
  • セブンの牛タンと徹底比較
  • おすすめのペアリングお酒
  • ダイエット中の注意点
  • よくある質問
  • ファミリーマートのおつまみ牛タンまとめ

脂の旨みと弾力ある食感の評価

さて、いよいよ実食です!パッケージを開封した瞬間、スモークされたような芳醇な香りと、肉本来の野性味あふれる香りが混ざり合い、食欲を一気に刺激します。見た目は濃い赤褐色で、表面にはうっすらと脂が輝いています。

実際に口に運んでみると、ファーストインプレッションは「しっかりとした硬さ」です。しかし、これは決して「乾燥してパサパサで硬い」という不快な硬さではありません。牛タン特有の繊維がしっかりと感じられる、心地よい反発力です。

そして、3回、4回と噛み進めるうちに、印象がガラッと変わります。

「……これは、旨みが濃い!そして、甘い!」

製法の説明にもあった通り、脂が残されているおかげで、噛むたびにじゅわっとした肉の旨みが口の中に広がります。唾液と混ざり合うことで、牛脂の甘みが溶け出し、濃厚なソースのように口内を満たしていきます。単に硬いだけではなく、牛タン特有の「コリコリとした弾力」と「口どけの良い脂」のバランスが非常に良いです。

飲み込んだ後も、舌の上に肉の余韻が長く残ります。この余韻だけでお酒が一口飲めてしまうほどです。「やみつきになる食感」というキャッチコピーは決して大げさではなく、一枚食べ終わるとすぐに次の一枚に手が伸びてしまう中毒性があります。

セブンの牛タンと徹底比較

セブンの牛タンと徹底比較

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コンビニのおつまみ牛タンといえば、よく比較対象に挙がるのがセブンイレブンの「牛タン焼き(チルド惣菜)」や「スモークタン(冷蔵)」です。店長の私が個人的に、それぞれの特徴を食べ比べて分析してみました。

比較項目 ファミマ(なとり製・常温) セブンイレブン(チルド惣菜)
食感 弾力があり、噛み応え重視(スルメ的) 厚切りで柔らかく、プリッとしている
味わい 凝縮された旨み、脂の甘みと塩気 スモーク感や黒胡椒、レモン風味が強め
温度帯 常温(ドライ製品) 冷蔵(要加熱またはそのまま)
利用シーン ちびちびとお酒を楽しむアテとして 食事のおかず、またはガッツリ食べたい時

セブンのチルド惣菜の牛タン焼きは、水分量が多く「おかず」に近い感覚です。白米と一緒に食べるならセブンの方が合うかもしれません。しかし、今回ご紹介しているファミマの商品は、完全に「お酒のアテ」に特化しています。水分を飛ばしている分、旨みが凝縮されており、少量でも満足感が非常に高いのが特徴です。

手軽にスナック感覚で、かつ長時間かけて牛タンの旨みを味わいたいなら、今回のファミマの商品に軍配が上がると感じました。映画を見ながら、あるいは読書をしながら、時間をかけて楽しむ「大人のパートナー」としては、ファミマの牛タンが最適解です。また、セブンイレブンのカップ惣菜ランキングでも常に上位に入るような人気商品と比較しても、常温で保存できるという利便性は大きなアドバンテージだと言えるでしょう。

おすすめのペアリングお酒

この濃厚な旨みと脂を持つおつまみ牛タンには、どんなお酒が合うのでしょうか。私が実際に試して「これは間違いない!」と感じたベストな組み合わせをランキング形式でご紹介します。

第1位:強炭酸のハイボール

齋藤正志
齋藤正志
個人的なイチオシは間違いなく「濃いめのハイボール」です。牛タンの脂は美味しい反面、口の中に残りやすいのですが、ハイボールの炭酸とウイスキーの香りがそれをスッキリと洗い流してくれます。脂の甘みとウイスキーのビターな味わいが混ざり合い、無限ループに入ります。

第2位:ドライなレモンサワー

焼肉屋さんで「牛タンにはレモン」が定番であるように、このおつまみにもレモンサワーは抜群に合います。特に甘くない、ドライ系のレモンサワーを選ぶのがコツです。酸味が肉の旨みを引き立て、さっぱりとした後味を演出してくれます。

第3位:ラガービール

塩気がしっかり効いているので、キレのあるラガービールも止まらなくなります。ただし、ビールはお腹が膨れやすいので、32gという量をゆっくり楽しむなら、やはりハイボールや焼酎の方が相性が良いかもしれません。

逆に、甘いカクテルやフルーティーすぎる日本酒とは、少し喧嘩してしまうかもしれません。肉の個性が強いため、お酒もそれに負けない「キレ」のあるものを選ぶのがポイントです。

ダイエット中の注意点

ダイエット中の注意点

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先ほど「低糖質でダイエット向き」とお伝えしましたが、手放しで「いくらでも食べていい」というわけではありません。店長として、健康面での注意点も正直にお伝えしておきます。それは「塩分」と「脂質」です。

ココに注意


旨みを引き出すために脂を残している分、食べ過ぎると脂質の摂取量が増えてしまいます。また、おつまみ特有の保存性を高めるための塩気があるため、むくみが気になる方は深夜のドカ食いは避けたほうが無難です。

健康的に楽しむためのコツ

翌日に顔がむくむのを防ぐためには、以下の工夫を取り入れてみてください。

  • カリウムを含む食品と一緒に: きゅうりやトマトなど、塩分排出を助けるカリウムを含む野菜スティックなどを一緒に食べる。
  • チェイサー(水)を飲む: お酒と同量の水を飲むことで、アルコール分解を助けつつ、塩分濃度を調整する。
  • 1袋で止める: 32gというサイズは、実は食べ過ぎ防止の観点からも理にかなっています。「今日はこの1袋だけ」と決めて楽しむのが、長く健康におつまみライフを楽しむ秘訣です。

よくある質問

Q:ファミリーマートの店内のどこに売っていますか?冷蔵コーナーですか?

A:いいえ、冷蔵コーナーではなく「常温のおつまみコーナー」に陳列されています。スルメやサラミなどが吊るされている棚を探してみてください。なとりの技術により常温保存が可能なため、持ち運びやストックにも便利です。

Q:ダイエット中に食べても大丈夫ですか?

A:糖質が低く噛み応えがあるためダイエット向きですが、旨みを重視して脂を残しているため「脂質」と「塩分」は高めです。むくみを防ぐためにも、1日1袋(32g)を目安にして、深夜の食べ過ぎには注意しましょう。

Q:内容量32gだと、量が少なく感じませんか?

A:ポテトチップスなどと違い密度が高く、しっかりとした歯ごたえがあるため、32gでも十分な満足感が得られます。時間をかけてゆっくり味わう「大人の晩酌」にちょうど良い量として設計されています。

Q:セブンイレブンの牛タン商品との違いは何ですか?

A:セブンのチルド惣菜は水分が多く「おかず」に近いですが、ファミマ(なとり製)の当商品は乾燥させて旨みを凝縮した「お酒のアテ」に特化しています。噛むほどに脂の甘みが広がる、スナック感覚の手軽さが特徴です。

ファミリーマートのおつまみ牛タンまとめ

今回は、リニューアルされたファミリーマートのおつまみ牛タンについて、スペックから実食レビューまで詳しく解説してきました。長文にお付き合いいただきありがとうございます。

結論として、この商品は「本格的な牛タンの味を、手軽な価格とサイズで楽しみたい」という方に自信を持っておすすめできます。特に、噛むほどに広がる脂の旨みは、300円台のおつまみとしては破格のクオリティだと感じました。コンビニ珍味は日々進化していますが、この「脂を残す」という一点突破のこだわりは、頭一つ抜けた存在感を放っています。

「今日はちょっと疲れたな」「自分へのご褒美に、ちょっといいおつまみが欲しいな」そんな夜は、ぜひお近くのファミリーマートの珍味コーナーを覗いてみてください。黒っぽいパッケージが目印です。この「やみつき食感」、一度体験するとリピート間違いなしですよ!

それでは、今夜も素敵な晩酌タイムをお過ごしください。マイローカルコンビニ店長の齋藤でした!

※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗や地域によっては取り扱いがない場合や、価格・仕様が変更となっている場合がありますので、店頭でご確認ください。

  • この記事を書いた人

齋藤正志

コンビニの裏も表も知り尽くしたプロの視点から、新商品やお得なキャンペーン情報をどこよりも詳しく解説中!                                                   ▼保有資格▼                     日本商工会議所主催 販売士検定試験 1級取得,医薬品登録販売者試験 取得,食品衛生責任者 取得,防火管理者,SSTスタッフトレーナー                                              

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