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ファミリーマートもう一本完全攻略!今週の対象商品と交換法

ファミリーマートもう一本完全攻略!今週の対象商品と交換法

マイローカルコンビニ

はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。

最近、ファミリーマートの店舗で「1個買うと、1個もらえる」というポスターをよく見かけませんか。物価高が続く中、私たち消費者の強い味方となっているこのキャンペーンですが、実は「もう一本」の対象商品が今週は何なのか、レシートの交換期限はいつまでなのか、といった詳細なルールは意外と複雑です。せっかくお得に買い物ができるチャンスなのに、仕組みがわからず損をしてしまうのは本当にもったいないですよね。

私自身も店舗でお客様から「これってどうやって交換するの?」と聞かれることが非常に多いです。そこで今回は、店長の視点からこのキャンペーンを賢く使い倒すための情報を余すことなくお伝えします。

記事のポイント

  • 今週狙うべきお得な対象商品と交換スケジュール
  • レシートクーポンとアプリ連携のメリットや注意点
  • 商品が売り切れで交換できない時の具体的な対処法
  • 他社コンビニキャンペーンと比較した際のお得度

今週のファミリーマートもう一本キャンペーン最新情報

  • 今週の対象商品と交換できるお菓子や飲み物リスト
  • 引換券の発券期間はいつまで?交換期限もチェック
  • 12月限定のお買得クーポンでおむすびやパンが得
  • 毎週火曜日更新のキャンペーン仕組みと攻略法
  • お得すぎる飲み物のサイズアップ対象商品を解説

今週の対象商品と交換できるお菓子や飲み物リスト

まずは、皆さんが一番気になっている「今週は一体何がもらえるの?」という疑問に、現場の最前線からお答えします。2025年12月現在、ファミリーマートでは毎週火曜日にラインナップが更新され、魅力的な商品が続々と登場しています。特に今月は、年末年始のイベント需要や節約志向の高まりに応えるかのように、実用性の高い飲料や、自分へのご褒美にぴったりなちょっと贅沢なお菓子が目白押しです。

私が店長として毎日の発注業務を行いながら、「これは絶対にお得だ!」「お客様の反応がすごい!」と感じた今週の注目商品をピックアップしました。これらは単に無料になるだけでなく、メーカーさんが本気で売り出したい自信作ばかりです。実際に店舗でも、キャンペーン開始直後から飛ぶように売れていく商品たちですので、ぜひチェックしてみてください。

【2025年12月】店長厳選!絶対に確保したい「Buy & Get」リスト

購入商品(Buy) これを買うと... もらえる商品(Get) これが無料! 現役店長の 解説&一言メモ
不二家 カントリーマアムミニバニラ 不二家 カントリーマアムチョコまみれ これは激熱です! 定番のバニラを買うだけで、より単価が高く中毒性のある「チョコまみれ」がもらえる神企画。休憩中の糖分補給に最適で、OLさんを中心にまとめ買いが多発しています。
グリコ ポッキー(チョコレート/極細など) グリコ プリッツ(旨サラダ/トマト) 甘いポッキーを食べた後に、塩気のあるプリッツが食べたくなる…そんな人間の心理を突いた「味覚の無限ループ」セットです。お家での映画鑑賞のお供にぴったりですね。
エースコック ハノイのおもてなし(鶏だしフォー/トムヤムフォー) 同商品(フォー各種) 冬に嬉しい温かいスープ麺。同じ商品がもう一つもらえる「実質半額」キャンペーンです。カロリーが低めなので、年末の暴飲暴食を気にする方や、軽いランチを済ませたい方に飛ぶように売れています。

なぜこれほどお得な商品が出るのか?

「こんなに無料で配って、お店やメーカーは潰れないの?」と心配される優しいお客様がいらっしゃいますが、ご安心ください。これはメーカーによる「サンプリング(試供品配布)」の一環なんです。特に「チョコまみれ」や「フォー」のように、一度食べればファンになる可能性が高い商品は、広告宣伝費を使ってでも「最初のひと口」を食べてもらいたいという戦略があります。私たち消費者は、その企業努力に便乗して、賢く美味しい思いをさせてもらいましょう!

ココがポイント

 人気の商品(特に話題のお菓子や高単価な飲料)は、引換期間の初日(火曜日)や、駆け込み需要が増える最終日(月曜日)に売り切れることが非常に多いです。「絶対に欲しい!」と思ったら、入荷直後の火曜日の朝イチや、水曜日の午前中あたりを狙うのが鉄則ですよ。

引換券の発券期間はいつまで?交換期限もチェック

引換券の発券期間はいつまで?交換期限もチェック

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「財布を整理していたら、無料引換券が出てきた! ラッキー!」と思って日付を見たら、昨日で期限が切れていた…。そんな悲しい経験はありませんか? 私は店長として、レジで「あぁ、お客様、これはもう期限切れでして…」と申し上げる瞬間が一番心苦しいです。

このキャンペーンを攻略する上で最も重要、かつ最も多くの方が失敗するのが、「発券期間(レシートが出る期間)」と「引換期間(商品がもらえる期間)」のズレを正しく理解することです。

ファミマの「1週間サイクル」を体に叩き込もう

基本的に、ファミリーマートのキャンペーンは厳格な週次サイクルで回っています。カレンダーをイメージしていただくと分かりやすいのですが、以下のようなスケジュールが基本ルールです。

  • 第1週(買う週):発券期間 火曜日の午前0:00 〜 翌週月曜日の午後23:59 ※この期間に対象商品を買うと、レシートにクーポンが印字されます。
  • 第2週(もらう週):引換期間 翌週火曜日の午前0:00 〜 翌々週月曜日の午後23:59 ※この期間に、レシートと引換商品をレジに持っていきます。

つまり、「今週買った商品のクーポンが使えるのは、来週の火曜日から」というケースがほとんどです(※稀に即時交換可能なキャンペーンもありますが、例外です)。この「1週間の空白」があるために、レシートを財布に入れっぱなしにして忘れてしまう方が後を絶たないのです。

期限切れレシートは完全に「紙切れ」です

「1日過ぎただけなんだけど、なんとかならない?」と相談されることもありますが、これは物理的に不可能です。レジのPOSシステムは、バーコードをスキャンした瞬間に有効期限をサーバーで照合します。1分でも期限を過ぎていると「対象外」というエラー音が鳴り、私たち店員がどんなに操作しても無料にはできません。

せっかくの権利をドブに捨てないために、私はお客様に「レシートをもらったら、その場でスマホのカレンダーに来週の火曜日の予定として『ファミマ交換』と入力する」ことを強くおすすめしています。これだけで、引換忘れのリスクを劇的に減らすことができますよ。

ココに注意

 レシートの印字は感熱紙なので、財布の中で長期間こすれたり、暖房の近くに置いたりすると文字が消えてバーコードが読み取れなくなることがあります。保管場所にも少しだけ気を使ってあげてくださいね。

12月限定のお買得クーポンでおむすびやパンが得

実は今、通常の「1個買うと1個もらえる」キャンペーンとは別に、家計を預かる皆様にとって見逃せない激アツなキャンペーンが並行して走っているのをご存知でしょうか。2025年12月2日から12月29日までの期間限定で配布されている、「お買得クーポン」です。

これは、おむすび、お弁当、パン、温かい麺(そば・うどん)、スイーツといった、私たちの毎日の食事に直結する「中食(なかしょく)」カテゴリーが対象になっています。食料品の価格高騰が止まらない中、毎日のランチ代や夕食代を少しでも抑えたい方にとっては、まさに渡りに船の企画です。特にパンに関しては、毎日の朝食に欠かせないという方も多いでしょう。どのパンを選べばいいか迷ったら、私がまとめた【2025年】ファミリーマートのパンベスト10!店長が選ぶ神パンの記事も参考にしてみてください。

(出典:総務省統計局『消費者物価指数』)などのデータを見ても分かる通り、食料品の物価上昇は家計を直撃しています。そんな中、今回のキャンペーンにはこれまでのルールと大きく違う「神改善」ポイントが一つあります。

「複数枚利用OK」がもたらす革命的メリット

それは、1会計で複数枚のクーポンが同時に利用可能になったことです。

以前の類似キャンペーンでは「1回の会計につきクーポン利用は1枚まで」という厳しい制限がありました。そのため、家族3人分のお弁当を買ってクーポンを3枚使いたい場合は、レジに並び直して会計を3回に分ける必要があったのです。これはお客様にとっても、行列ができる忙しい時間の店員にとっても、大きなストレスでした。

しかし今回は、その制限が撤廃されました!

  • サラリーマンの方: お昼におにぎり2個とサラダを買って、それぞれのクーポンを一気に使う。
  • 主婦・主夫の方: 家族全員分のパンや麺をまとめ買いして、割引を一括で適用させる。

このように、普段の買い物のスタイルを変えることなく、自然な流れで最大限の割引を受けることができます。私が見ている限り、この変更を知っているお客様は、カゴいっぱいに商品を詰め込んで賢くまとめ買いをされています。「クーポンがあるから、今日はちょっといいお弁当にしようかな」というプチ贅沢も、このキャンペーンなら罪悪感なく楽しめますね。

毎週火曜日更新のキャンペーン仕組みと攻略法

ファミリーマートに通い慣れている「プロ」のお客様、いわゆる「ファミマ・ガチ勢」の方たちは、決まって火曜日に来店されます。皆様は、なぜ火曜日なのか、その理由を正確に答えられますか?

答えはシンプルですが、非常に合理的です。先ほどご説明した通り、キャンペーンの切り替わりサイクルは火曜日が起点です。つまり火曜日は、カレンダー上で唯一、以下の2つのアクションが重なる「ゴールデンタイム」なのです。

  1. 収穫の時: 先週購入してゲットした無料引換券を使って、商品をタダで受け取る(引換開始日)。
  2. 種まきの時: 今週新しく始まった対象商品を購入して、来週使える無料引換券をゲットする(発券開始日)。

さらに、アプリを活用してポイントを賢く貯めたいという方は、ファミリーマートボーナスポイント徹底解説!最大10%還元の裏技を知っておくと、このサイクルの効果をさらに高めることができます。

「無限ループ」を構築する火曜日の儀式

この構造を利用して、賢い消費者は「火曜日の儀式(Tuesday Ritual)」とも呼べるルーティンを確立しています。火曜日に来店し、無料で商品を受け取りつつ、その浮いたお金で次のキャンペーン商品を買う。これを毎週繰り返すことで、常に何かしらの商品が無料でもらえる「無限ループ」の状態を作り出しているのです。

店舗側の裏話を少しだけさせていただきますと、私たちスタッフにとって火曜日の早朝は「戦場」です。日付が変わった瞬間に古いPOPを剥がし、新しいキャンペーンのPOPを正確な位置に設置し、対象商品を一番目立つ棚に移動させます。これを朝のラッシュまでに完了させなければなりません。

もし火曜日の朝にお店に行って、商品棚に黄色い「1個もらえる」のPOPがズラリと並んでいたら、それは夜勤スタッフの努力の結晶です(笑)。ぜひその努力に乗っかって、一番在庫が潤沢で選び放題なこのタイミングで、お得な商品をゲットしてください。週の半ばに行くと棚がスカスカ…なんてこともよくありますから、やはり火曜日が最強です。

店長の裏技メモ

火曜日の午前中は、商品の納品トラックが到着する時間帯でもあります。もし店頭に商品がなくても、バックヤードには届いている可能性があります。「これ、まだ出てないですか?」と店員に優しく声をかけていただければ、奥からお出しできることもありますよ!

お得すぎる飲み物のサイズアップ対象商品を解説

お得すぎる飲み物のサイズアップ対象商品を解説

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今回のキャンペーンの中でも、特にSNS(TwitterやInstagram)で「バグってる」「意味が分からない(褒め言葉)」と話題になりやすいのが、「サイズアップ」案件です。これは文字通り、「小さいサイズを買うと、大きいサイズがもらえる」という、わらしべ長者のような企画です。

例えば、今月特に注目されているのが、「アクエリアス 500ml」を買うと「アクエリアス 950ml」がもらえるというもの。冷静に考えてみてください。500mlのペットボトル(約160円前後)を買うと、倍近い容量の950mlボトル(約200円相当)が無料でもらえるんです。「小さい方を買って大きい方がもらえる」という逆転現象は、普通に考えれば商売として成立しません。

なぜメーカーはこんな太っ腹なことをするのか?

「裏があるんじゃないか?」と勘ぐる方もいるかもしれませんが、これには明確なマーケティング戦略があります。

  • 大容量ボトルのトライアル: コンビニで950mlなどの大型サイズを買う習慣がない人に、「意外と便利じゃん」「冷蔵庫に入るな」と体験させたい。
  • ブランドスイッチ: 普段はポカリスエットや他社製品を飲んでいる人に、圧倒的なお得感でアクエリアスを手に取らせ、味を思い出させたい。

メーカーは将来のファンを作るための「投資」として商品を無料配布しているのです。私たち消費者は、この企業間のシェア争いという名の「お得合戦」を、ありがたく享受すれば良いのです。

ただし、一つだけ注意点があります。950mlは重いです(笑)。仕事帰りに引換に行ったら、カバンに入らなくて手で持って帰る羽目になった…という方をよく見かけます。サイズアップ案件の引換に行く際は、少し大きめのエコバッグを準備しておくのが、スマートな大人のマナーですね。

 ファミリーマートもう一本クーポンの使い方と注意点

  • レシートを紛失したら再発行できるか確認しよう
  • 商品が売り切れで交換できない時の対処法
  • ファミペイアプリにクーポンが来ない原因と対策
  • セブンやローソンとファミマのお得度を徹底比較
  • コンビニのプライチ企画で損しない買い方のコツ
  • よくある質問
  • 次回のファミリーマートもう一本に備えてアプリ導入

レシートを紛失したら再発行できるか確認しよう

お客様から最も多く、そして最も切実なトーンで寄せられる相談の一つが、「レシートを捨てちゃった(あるいはなくした)んだけど、購入履歴から再発行できない?」というものです。

結論から残酷な事実を申し上げますと、レシートクーポンの再発行は、いかなる理由があっても一切できません。

「さっきそこで買ったばかりなんだけど!」「防犯カメラを見てくれてもいい!」とおっしゃるお客様のお気持ちは痛いほど分かります。しかし、これは店舗スタッフの意地悪や権限の問題ではなく、POSレジのシステム仕様という絶対的な壁が存在するのです。

レシートの「ジャーナル」と「クーポン」は別物

確かに店舗のレジには「電子ジャーナル」という機能があり、いつ誰が何を買ったかという記録は残っています。しかし、無料引換券に印字されているバーコード(シリアルナンバー)は、レシートが発券された瞬間に生成されるワンタイムのコードであり、ジャーナルデータとは紐付いて管理されていません。つまり、店員が履歴画面を見ても、お客様がなくしたクーポンのバーコード番号を知る術は存在しないのです。

バーコードがない商品を無料で渡してしまうと、それは店舗にとっては「在庫ロス(万引きと同じ扱い)」になってしまいます。だからこそ、どんなに常連様であっても、レシート現物がない限り対応することができないのです。万が一、店員の対応に納得がいかない場合や、システム上のトラブルが疑われる場合は、ファミリーマート苦情メールの送り方を確認して、本部へ直接問い合わせるのも一つの手段ですが、紛失に関しては基本的に対応が難しいとお考えください。

「財布に入れたはずなのにない!」という悲劇を二度と繰り返さないためには、物理的な紙の管理を辞めるしかありません。後述する「ファミペイアプリ」への連携が、唯一にして最強の解決策になります。紙の管理に自信がない方こそ、デジタルの力を借りましょう。

商品が売り切れで交換できない時の対処法

商品が売り切れで交換できない時の対処法

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引換期間の終了間際にお店に行ったら、「対象商品が棚にない!」「交換したいのにモノがない!」という事態に遭遇したことはありませんか? 人気のお菓子や、話題になった新商品は、予想をはるかに超える反響で一時的に品切れ(欠品)になることが多々あります。

せっかくの引換券を使えずに終わらせないための、現場レベルでの対処法と立ち回りを伝授します。また、具体的な在庫探しのテクニックについては、ファミリーマート在庫確認!アプリ不可でも見つける確実な全手法の記事で詳しく解説していますので、どうしても見つからない時はこちらも参考にしてください。

1. 「店舗の立地」を変えて探してみる

コンビニの在庫状況は、そのお店の立地や客層によって驚くほど異なります。もし自宅近くの店舗になくても、少し足を伸ばせば山積みになっていることがあります。

  • 住宅街の店舗: 主婦層やファミリーが多く、パンや日配品、お菓子の回転が早いため売り切れやすい。
  • 駅前の店舗: 通勤客が中心で、飲料や軽食は売れるが、意外とスナック菓子などが残っている場合がある。
  • ロードサイド(郊外)の大型店: 倉庫スペースが広いため在庫を多く抱えており、穴場になりやすい。

「ここの店にないからもうダメだ」と諦めず、通勤途中や出先にある別のファミマを覗いてみるのが第一の解決策です。

2. 再入荷のタイミングを店員に聞く(D+2の法則)

まだ引換期間の前半であれば、再入荷の可能性は十分にあります。勇気を出して「この商品、次はいつ入ってきますか?」と店員に聞いてみてください。多くの店舗では、発注から納品まで2日程度(D+2)かかります。「明日の夜便で入りますよ」といった情報を得られれば、無駄足を踏まずに済みます。

3. 最終日は「諦め」も肝心

最も危険なのが、引換最終日(月曜日)の夜です。この時点で在庫がない場合、物流の関係でその店舗への再入荷は絶望的です。他店舗を回るガッツがあれば良いですが、数百円の商品ためにガソリン代と時間を使うのが得策かどうかは冷静な判断が必要です。

店長からのアドバイス

 確実に手に入れるための唯一の正解は、「引換期間が始まったらすぐ(火曜日か水曜日)に行く」ことです。後回しにすればするほど、在庫切れのリスクは指数関数的に高まります。「善は急げ」はコンビニキャンペーンのためにある言葉です!

ファミペイアプリにクーポンが来ない原因と対策

最近はレシートの紛失対策として、ファミマの公式アプリ「ファミペイ」を提示して買い物をする方が増えています。レシートではなくアプリ内にクーポンが自動的に格納されるので非常に便利なのですが、ここには初心者が必ずと言っていいほどハマる落とし穴があります。

それは、購入してからクーポンが届くまで、数時間のタイムラグがあるということです。

「すぐには届かない」仕様を理解する

紙のレシートはその場で「ジジジ…」と印刷されて出てきますが、アプリの場合は仕組みが異なります。全国1万6000店舗以上のデータをサーバーで集計し、条件を満たしたユーザーにクーポンを配信するという大規模なデータ処理(バッチ処理)を行っているため、どうしても時間がかかるのです。

公式には「購入後、条件達成から数時間〜翌日」といった案内がされていますが、私の肌感覚では「おおよそ6時間後」くらいに届くことが多いです。朝の通勤時に買ったら、お昼休みか夕方頃に届くイメージですね。「買ったのにクーポンが来ない!騙された!」と焦って問い合わせをする前に、まずは半日ほど待ってみてください。

よくある「クーポンが来ない」原因チェックリスト

時間が経っても届かない場合は、以下のミスをしている可能性が高いです。

  • ファミペイ払いをしなかった: キャンペーンによっては「ファミペイのバーコードをスキャンするだけ」ではなく、「ファミペイ決済(マネー残高払い)」が必須条件のケースがあります。POPの小さい文字をよく確認しましょう。
  • 「ギフトを受け取る」を押していない: クーポンは自動的に「保有クーポン」に入るのではなく、一旦「ギフト」というボックスに届くことがあります。そこから「受け取る」操作をしないと使えません。
  • プッシュ通知がオフ: 通知が来ないだけで、実はアプリ内には届いていることもあります。アプリを開いて「クーポン・回数券」タブを確認してください。

セブンやローソンとファミマのお得度を徹底比較

コンビニのお得キャンペーンといえば、ファミリーマートだけでなく、セブン-イレブンの「プライチ」や、ローソンの「お試し引換券(通称:ポン活)」も有名ですよね。「結局、どこのコンビニが一番お得なの?」という疑問をお持ちの方のために、コンビニ店長の視点で各社の戦略と「使い分け」について本音で解説します。

私の分析では、以下のようにユーザーのタイプによってベストなコンビニは異なります。

チェーン名 キャンペーン名 特徴と店長の分析
ファミリーマート 1個買うと1個もらえる (もう1本) 【手軽さNo.1】 ポイントカードやアプリがなくても、現金で買うだけで誰でも参加できる敷居の低さが最大の強み。レシートさえ持っていればOKなので、通りすがりの一見さんでも恩恵を受けられます。大型ペットボトルやお菓子のラインナップが充実しています。
セブン-イレブン プライチ 【決済連動型】 PayPayなどのキャッシュレス決済と連動した還元キャンペーンが多いのが特徴。また、セブンカフェのコーヒーとドーナツのセット割引など、質の高いPB(プライベートブランド)商品との組み合わせが魅力です。ライバルであるセブンの仕組みについて詳しく知りたい方は、セブンイレブンのぷらいちを完全ガイドも併せてご覧ください。両社を使いこなせば節約効果は倍増します。
ローソン お試し引換券 (ポン活) 【割引率最強】 Pontaポイントやdポイントを使って、定価の半額〜3分の1程度のポイント数で商品と交換できます。「1個買う」必要すらないため割引率は最強ですが、事前にポイントを貯める努力と、人気商品を奪い合うスマホ操作の速さが必要です。

結論として、「事前の準備やポイント管理は面倒くさい! お店に行って買うだけで得したい!」という現金派・ライトユーザーにとっては、ファミリーマートが最も相性が良いと言えます。逆に、ポイ活をゲーム感覚で楽しめる方はローソン、決済アプリを使いこなしている方はセブン、というように使い分けるのが賢い方法です。

コンビニのプライチ企画で損しない買い方のコツ

コンビニのプライチ企画で損しない買い方のコツ

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ここまで「お得」の話ばかりしてきましたが、最後に少しだけ冷や水を浴びせるようなお話をさせてください。この手のキャンペーンは、使い方を間違えると「お得どころか、むしろ無駄遣いになる」という危険性を秘めています。

メーカーやコンビニの戦略に、まんまと乗せられていませんか?

  • 「無料でもらえるから」といって、普段全く飲まない甘いジュースを買っていませんか?
  • 「期限が切れるから」といって、わざわざガソリンを使って遠くの店舗まで交換に行っていませんか?

行動経済学の罠「メンタル・アカウンティング」

これは行動経済学でいう「メンタル・アカウンティング(心の家計簿)」の罠です。人は「無料」という言葉を聞くと、理性を失い、本来不要なものまで価値があるように錯覚してしまいます。結果として、健康を害するほどのお菓子を食べたり、部屋に飲まないペットボトルが山積みになったりしては本末転倒です。

損をしないための究極のコツはシンプルです。商品を手に取る前に、心の中でこう問いかけてください。 「もし無料引換券がついていなかったとしても、私はこの商品を定価で買うだろうか?」

もし答えが「NO」なら、そっと棚に戻しましょう。逆に、普段から愛飲しているコーヒーやお茶、いつも食べているチョコが対象商品になっている時は、全力で買いだめするチャンスです。自分のライフスタイルに必要なものだけを狙い撃ちする。これこそが、大人の賢い「もう一本」の使い方ですよ。

よくある質問

Q:レシートの無料引換券は、もらってすぐその場で使えますか?

A:基本的にすぐには使えません。多くのキャンペーンでは「発券期間(購入週)」と「引換期間(交換週)」が1週間ずれて設定されています。通常、引換が可能になるのは購入した翌週の火曜日からです。レシートに記載された期間を必ずご確認ください。

Q:レシートを紛失してしまいました。購入履歴から再発行できますか?

A:いいえ、いかなる理由があってもレシートクーポンの再発行は一切できません。レジのシステム上、購入履歴とクーポンのバーコードは紐付いていないためです。紛失を防ぐためには、クーポンがアプリに届く「ファミペイ」の利用をおすすめします。

Q:対象商品を買ったのに、ファミペイアプリにクーポンが届きません。

A:アプリの場合、購入からクーポン付与までに約6時間のタイムラグが発生することがあります。また、キャンペーンによっては「ファミペイ払い」が必須条件の場合や、アプリ内の「ギフト」ボックスに届いている場合があるため、条件と通知設定をご確認ください。

Q:交換したい商品が売り切れていました。どうすればいいですか?

A:近隣の別店舗(駅前や住宅街など立地の違う店)を探すか、店員に再入荷の予定を確認してください。ただし、引換期間の最終日(月曜日)などは再入荷が見込めないため、期間開始後の早めの時期(火曜・水曜)に交換することをおすすめします。

次回のファミリーマートもう一本に備えてアプリ導入

長々とお伝えしてきましたが、これからもファミリーマートでお得に買い物をし続けたいなら、やはり「ファミペイアプリ」の導入は避けて通れません。

紙のレシートを財布に詰め込む生活から卒業できるだけでなく、アプリ会員限定の無料クーポンが不定期で配信されたり、来店回数や購入金額に応じたランクアップ特典があったりと、使いこなせばメリットが非常に大きいです。「レシートをなくして泣き寝入り」という悲劇をゼロにするためにも、ぜひ次回のキャンペーンからは、スマホ片手に「スマートな節約生活」を始めてみてください。

私も店舗のカウンターで、皆様が賢くお得に商品をゲットされる姿を見るのを楽しみにしております。もし店頭で仕組みが分からなくなったら、遠慮なく私たち店員に声をかけてくださいね。それが私たちにとっても一番嬉しいことですから!

※本記事の情報は執筆時点(2025年12月)のものです。キャンペーン対象商品や期間は地域によって異なる場合や、予告なく変更になる場合があります。正確な最新情報は、必ずファミリーマート公式サイトや店頭のPOPをご確認ください。

  • この記事を書いた人

齋藤正志

コンビニの裏も表も知り尽くしたプロの視点から、新商品やお得なキャンペーン情報をどこよりも詳しく解説中!                                                   ▼保有資格▼                     日本商工会議所主催 販売士検定試験 1級取得,医薬品登録販売者試験 取得,食品衛生責任者 取得,防火管理者,SSTスタッフトレーナー                                              

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