
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
暑い季節の水分補給や、仕事の合間の気分転換に欠かせないコンビニのアイスコーヒーですが、初めて注文するときや久しぶりに買うときは、サイズ選びやマシンの操作で少し緊張してしまいますよね。「レジでどう頼めばいいの?」「後ろに人が並んでいるときにマシンの操作で戸惑ったらどうしよう」といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実はファミリーマートのアイスコーヒーの買い方はとてもシンプルですが、知っておくと便利な回数券や、絶対に損をしないためのクーポンの使い方も存在します。
また、コンビニによって買い方のルールが違うのも混乱の元です。例えば、セブンイレブンのアイスコーヒーの買い方完全ガイドでも解説しているように、他チェーンでは冷凍ケースから自分でカップを持ってくるスタイルが主流ですが、ファミマは少し違います。
この記事では、毎日店頭に立つ私が、基本の注文手順から、セルフレジでの対応、そして一番お得に楽しむための裏ワザまでを分かりやすく解説します。
記事のポイント
- 初心者でも迷わないレジでの注文手順とコーヒーマシンの操作方法
- 2025年最新の価格改定に対応した全サイズとメニューの詳細情報
- リピーター必見のFamiPay回数券を使った最もお得な購入テクニック
- セルフレジやクーポン利用時にやりがちな失敗を防ぐための重要ポイント
ファミリーマートのアイスコーヒーの買い方と基礎知識
- 初心者がアイスコーヒーを買うには?
- 最新メニューと種類を解説
- 気になる値段とサイズの違い
- 定番アイスコーヒーMの特徴
- 人気のカフェオレの買い方
初心者がアイスコーヒーを買うには?
ファミリーマートで初めてアイスコーヒーを買うには?と疑問に思っている方へ、まずは最も基本的な店頭での購入フローをお伝えします。「コンビニコーヒーなんて誰でも買えるでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はファミリーマートは他のコンビニチェーンと異なり、店舗によって微妙に異なる「カップの受け取り方」が存在するため、慣れていないと少し戸惑うポイントがあるのです。
最も一般的で、全国の多くの店舗で採用されている手順は、「カウンター注文スタイル」です。入店してそのままレジへ進み、店員さんに「アイスコーヒーのSサイズをお願いします」と口頭で注文します。この場合、会計を済ませると店員さんがレジ奥やカウンター内の製氷機付近から「氷が入った専用カップ」を取り出して手渡してくれます。
このカップを受け取ったら、レジ横や入口付近に設置されているコーヒーマシンへ移動し、自分で抽出を行います。これが基本中の基本です。
注意!自分でカップを持っていく店舗もある
一部の店舗や、特定の時間帯(深夜など)、あるいは新型什器を導入している店舗では、冷凍アイス売り場(アイスクリームが並んでいるケース)に「氷入りのプラカップ」が陳列されていることがあります。この場合は、自分でそのカップを冷凍ケースから取り出し、他の商品と同じようにレジへ持って行って会計をする必要があります。「レジで注文しても店員さんが動かないな?」「カップはどちらですか?と聞かれた」という場合は、後ろの冷凍ケースを確認してみてください。どちらのタイプか分からない場合は、手ぶらでレジに行き「アイスコーヒーをください」と伝えれば、店員さんが優しく案内してくれますので安心してくださいね。
また、会計時には必ずと言っていいほど「店内でお飲みになりますか?」と聞かれることがあります。これはイートイン脱税を防ぐための消費税率の確認(持ち帰り8%、店内飲食10%)のためです。マシンの近くにイートインスペースがある場合でも、車やオフィス、公園などで飲む予定なら元気よく「持ち帰りで」と伝えましょう。カップを受け取った後は、レジ横のカフェマシンスペースへ移動します。
最初は「どのボタンを押せばいいの?」と戸惑うかもしれませんが、カップの側面に大きく「S」「M」「L」といったサイズ表記や、「ICE COFFEE」といった商品名が印字されていることが多いので、それとマシンのボタンを照らし合わせれば間違いありません。
支払いのタイミングと準備
支払いは、カップを受け取る前(注文時)に行います。現金はもちろん、クレジットカード、交通系電子マネー、そしてFamiPay、PayPayなどのバーコード決済が利用可能です。
特に朝の通勤ラッシュ時などは、レジが混み合います。あらかじめスマホの決済画面を準備してからレジに並ぶと、非常にスムーズに購入でき、私たち店員側としても大変助かりますし、「慣れているお客様だな」と好印象を持ちます。
最新メニューと種類を解説

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ファミリーマートのカフェブランド「FAMIMA CAFÉ(ファミマカフェ)」では、豊富なメニューが展開されています。基本となるのは、スッキリとした苦味が特徴の「アイスコーヒー(ブレンド)」と、ふわふわのフォームミルクが楽しめる「アイスカフェラテ」の2種類ですが、その裏には並々ならぬこだわりが詰まっています。
まず主力商品である「アイスコーヒー」についてですが、これは世界一のバリスタと称される粕谷哲氏と共同開発した自信作です。ブラジルやコロンビアなど、産地の異なる豆をブレンドし、それぞれの豆の個性を最大限に引き出すために、焙煎時間を秒単位で調整する「甘味焙煎」という手法を採用しています。
これにより、氷が溶けても水っぽくならず、最後の一口までコーヒー本来の甘みとコク、そして後味のクリアさを感じられる設計になっています。ブラックで飲んでも嫌な酸味が残らず、ゴクゴク飲めるのが特徴です。
2025年導入の新型マシンに注目
2025年からは、一部店舗で新型のコーヒーマシンが順次導入されています。このマシンは、豆を挽く細かさを従来の数段階からさらに細分化し、雑味を抑えてクリアな味わいを抽出できるよう進化しています。また、抽出スピードも若干向上しており、忙しい朝の時間帯には嬉しいポイントです。もし行きつけの店舗のマシンが新しくなっていたら、ぜひ味の違いを確かめてみてください。
次に「アイスカフェラテ」です。ファミリーマートのカフェラテは、独自の高圧スチーム機能を持つマシンを使用しており、コンビニコーヒーとは思えないほどきめ細かく、クリーミーなフォームミルクが特徴です。牛乳本来の甘さを引き出す温度管理が徹底されており、砂糖を入れなくても十分に満足感のある味わいに仕上がっています。
この濃厚なラテは、ファミリーマートのパンベスト10に入るような、バターの香りが強いクロワッサンやデニッシュ系のパンとも相性抜群ですので、朝食のセットとしても非常におすすめです。
これらに加えて、より香り高い「高級モカブレンド」や、季節ごとのフレーバーを楽しめる「フラッペ」シリーズも人気です。特にフラッペは、専用のミルクをマシンで注いで作るフローズンドリンクとして、若い世代を中心に絶大な支持を得ています。
ゴディバ監修のチョコレートフラッペや、フルーツをふんだんに使った限定フレーバーなど、毎月のように新作が登場するため、店頭のPOPは見逃せません。
気になる値段とサイズの違い
毎日のように飲むコーヒーだからこそ、値段やサイズ選びは重要ですよね。昨今の原材料費や物流費の高騰、さらには歴史的な円安の影響を受け、ファミリーマートでも2025年5月より一部商品の価格改定が行われています。私たち店舗側としても心苦しい限りですが、品質を落とさずに提供し続けるための苦渋の決断と言えます。最新の価格設定は以下の通りです。
| 商品名 | サイズ | 税込価格 | 特徴とおすすめシーン |
|---|---|---|---|
| アイスコーヒー | S | 145円 | 食後の一杯や、短時間の休憩に最適。最も安価で手軽なサイズ。 |
| M | 240円 | Sサイズの約1.5倍〜2倍の量。デスクワークのお供に標準的なサイズ。 | |
| L | 330円 | 長距離ドライブや、夏場の水分補給に。ガッツリ飲みたい時におすすめ。 | |
| アイスカフェラテ | M | 240円 | ミルクのコクをしっかり味わえる標準サイズ。おやつ代わりにも。 |
| L | 330円 | たっぷりのミルク感を堪能できる大容量サイズ。満足度が高い一杯。 |
以前はSサイズが100円台前半(110円〜120円時代)で購入できましたが、現在は上記の通りSサイズで145円という価格帯となっています。「ちょっと高くなったな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも一般的なカフェチェーン店で同様のサイズを注文すれば300円〜400円は下らないため、依然として圧倒的なコストパフォーマンスを誇っていることに変わりはありません。
この価格改定の背景には、コーヒー豆の国際相場の高騰があります。しかしファミリーマートでは、単に値上げをするだけでなく、先述したようなマシンの刷新や豆のグレードアップ、さらにはカップの環境配慮素材への切り替えなどを行うことで、「価格以上の価値」を提供し続けています。
実際に飲んでいただければ、145円という価格が決して「高い」とは感じないクオリティに仕上がっているはずです。
(出典:ファミリーマート公式ニュースリリース『「FAMIMA CAFÉ」価格改定のお知らせ』)
定番アイスコーヒーMの特徴
数あるサイズの中でも、特にビジネスパーソンや長時間ドライブのお供として選ばれているのがアイスコーヒーMサイズです。なぜSでもLでもなく、Mサイズがこれほどまでに支持されているのでしょうか。その理由は、絶妙な「量」と「氷のバランス」にあります。
Sサイズは手軽で良いのですが、夏場の暑い日などは数口飲んだだけですぐになくなってしまい、「もう少し飲みたい」と感じることが多々あります。逆にLサイズは、量が多すぎて飲み終わるまでに時間がかかり、氷が溶けきってしまい、最後の方は味が薄くなってしまう(いわゆる「シャバシャバ」な状態)という懸念があります。
その点、Mサイズは約250ml〜300ml程度(氷を含む出来上がり量)と、30分〜1時間程度のデスクワークやドライブで飲み切るのに丁度よいボリューム感なのです。
また、Mサイズの専用カップは手に持った時のフィット感も良く、車の標準的なドリンクホルダーにも安定して収まる設計になっています。味の面でも、Mサイズはエスプレッソ抽出されるコーヒーの量と、最初に入っている氷の量のバランスが最も計算されており、作りたてのキリッとした冷たさと、時間が経ってからのまろやかさの両方を楽しめる「黄金比」と言えるかもしれません。
カフェインの摂取量という観点からも、Mサイズはリフレッシュには十分ですが、飲みすぎによる胃痛や不調を招くほどではない、適度な量です。もしサイズ選びで迷ったら、まずはこのMサイズを選んでおけば間違いありません。満足度と価格のバランスが最も取れている、まさに「王道」のサイズと言えるでしょう。
人気のカフェオレの買い方

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甘みとコクのあるミルクメニューが好きな方には、カフェラテ(カフェオレ)がおすすめです。ファミリーマートでのカフェオレ 買い方も、基本的にはブラックコーヒーと同じ手順ですが、いくつか絶対に注意すべきポイントがあります。まず、ファミリーマートの正式名称は「カフェオレ」ではなく「カフェラテ」です。
厳密には抽出方法(ドリップかエスプレッソか)の違いがありますが、ファミマカフェは高圧抽出のエスプレッソを使用しているため「ラテ」となります。
レジでの注文時は「アイスカフェラテのMサイズをお願いします」とはっきり伝えましょう。ここで最も重要なのが、必ず「カフェラテ」という単語を含めることです。初心者にありがちな失敗として、「コーヒーにミルクを入れたい」と考えて「アイスコーヒー」を注文し、マシンの横にあるポーションミルク(コーヒーフレッシュ)を大量に入れる方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。
マシンで作るカフェラテは、濃厚な北海道産生クリーム入りのフレッシュなミルクを使用し、マシン内部でスチームして注がれるため、植物性のポーションミルクでは絶対に再現できない「ふわふわ感」と「濃厚なコク」があります。
受け取ったカップとボタンを確認!
カフェラテを注文すると、店員さんからカフェラテ専用のカップ(茶色っぽい印字や専用の識別マークがある場合が多いです)を渡されます。マシンにセットした際、必ず「カフェラテ」と書かれたボタンを押してください。誤って「ブレンドコーヒー」のボタンを押してしまうと、ミルクが入らずにただの濃いコーヒーが出てきたり、カップから溢れてしまったりする原因になります。逆に、ブラックコーヒー用のカップでカフェラテボタンを押すと、ミルク分で溢れて大惨事になりますので、ボタンの押し間違いには細心の注意が必要です。
実践!ファミリーマートでのアイスコーヒーの買い方
- お得なFamiPay回数券の魅力
- 失敗しないコーヒーマシンの使い方
- 美味しい作り方の手順を伝授
- セルフレジでの支払い方法
- クーポン利用時の重要な注意点
- よくある質問
- ファミリーマートのアイスコーヒーの買い方まとめ
お得なFamiPay回数券の魅力
私が常連のお客様に最もおすすめしているのが、公式アプリ「FamiPay」で購入できる回数券です。「毎日ファミマのコーヒーを買う」という方にとって、これを利用しない手はありません。FamiPay回数券は、10杯分の料金で11杯分のコーヒーが飲めるという、いわゆる「1杯分タダ」になるサービスです。計算すると実質約9.1%の割引となり、ちりも積もれば山となる節約効果があります。
この回数券の素晴らしい点は、紙のチケットではなくアプリ内で完結するデジタルチケットであることです。「財布の中に紙のチケットを入れておいたらボロボロになった」「家に忘れてきた」といったトラブルとは無縁です。購入方法は簡単で、FamiPayアプリの「クーポン・回数券」タブから「回数券を買う」を選択し、FamiPay残高で購入するだけ。
クレジットカードなどでチャージしておけば、いつでもどこでも購入可能です。詳しい手順や活用術については、ファミマコーヒー回数券の買い方と使い方の記事でも深掘りしていますが、基本的には「買う」「セットする」「見せる」の3ステップだけです。
SNSでシェアできる「ギフト機能」
さらに便利なのが、購入した回数券を友人や家族に1杯分ずつプレゼントできる機能です。LINEやメールでURLを送るだけで、相手はFamiPayアプリを持っていなくても(※受け取り条件は時期により変更の可能性あり、基本はアプリ推奨)コーヒーを受け取ることができます。「ちょっとしたお礼」や「遠く離れた家族への差し入れ」として利用されるお客様も多く、非常に好評です。自分用に買って余りそうなら誰かにあげる、といった柔軟な使い方ができるのも魅力の一つですね。
利用する際は、後述しますが「セットする」というひと手間が必要です。しかし、一度慣れてしまえば、レジで小銭を探す必要もなく、スマホ一つでサッと受け取れるスマートさは病みつきになります。有効期限も購入から91日間(約3ヶ月)と十分に長いので、週に1回以上飲む方なら確実に使い切れるでしょう。
失敗しないコーヒーマシンの使い方

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カップを受け取っていざマシンの前へ。ここで焦らないためのコーヒーマシン 使い方を詳細に解説します。ファミリーマートのマシンは、タッチパネル式の最新型と、物理ボタン式の従来型が混在していますが、基本的な操作フローは共通しています。
- カップの蓋を外してセットする: 受け取ったカップに蓋がついている場合は外し(基本的には氷だけの状態で渡されますが)、マシンの透明な扉を開けます。注出口の真下にカップが来るように、所定の位置(丸い窪みやガイドラインがあります)にしっかりと奥までセットし、必ず扉を閉めてください。扉が開いたままだと作動しない安全設計になっています。
- パネルの表記を確認する: マシンの前面には様々なメニューボタンが並んでいます。「ICE(青色系)」と「HOT(赤色系)」でエリアが分かれていることが多いです。まずは「ICE」のエリアを見つけ、その中から自分の持っているカップのサイズ(S, M, L)と商品(コーヒー or カフェラテ)が一致するボタンを探します。
- ボタンを1回だけ押す: 確認ができたら、ボタンを「ポチッ」と1回だけ押します。すると豆を挽く音がし始め、抽出がスタートします。抽出中は絶対に扉を開けたり、カップを動かしたりしないでください。火傷や故障の原因になります。「ピー」という終了音が鳴り、画面に「出来上がり」と表示されるまで待ちましょう。
※もし間違ったボタンを押してしまったら?
抽出中に「あ!サイズを間違えた!」と気づいた場合は、慌てて扉を開けたりせず、そのまま抽出が終わるのを待ってください。そして、すぐにレジの店員さんに「すみません、ボタンを押し間違えてしまいました」と正直に申告してください。溢れてしまった場合の清掃や、新しいカップへの交換など、店員が適切な対応を行います。
黙って立ち去ったり、自分で拭こうとしたりすると、マシンの故障や次のお客様への迷惑に繋がりますので、遠慮なくお声がけください。
美味しい作り方の手順を伝授
マシンでの抽出が終わった後、ちょっとしたひと手間でさらに美味しくなる作り方のポイントがあります。それは、抽出後にマシンの横に置いてある「専用の蓋(リッド)」と「ストロー」を選ぶ際の工夫、そして「混ぜ方」です。
まず、抽出が終わってマシンからカップを取り出したら、蓋をする前にカップ全体を軽く手首で回すようにして、コーヒーと氷をなじませてください。抽出直後のコーヒーは熱い部分と冷たい部分が分離しています。これを回転させることで急冷し、香り(アロマ)を閉じ込めると同時に、味を均一にします。カランカランと氷が鳴るくらいが目安です。
次に甘さの調整です。ブラックで飲む方はそのままでOKですが、甘みを加えたい場合は、マシンの横(コンディメントバー)にあるガムシロップを1つ入れます。そしてストローで「底の方から静かに」かき混ぜましょう。激しく混ぜると氷が溶けすぎて薄くなってしまいます。
ガムシロップは比重が重いため、混ぜないと底に溜まってしまい、最後だけ激甘になってしまうので注意が必要です。
蓋とストローの選び方
最近は環境配慮のため、ストロー不要で飲める「飲み口付きの蓋」も用意されています。香りをダイレクトに楽しみたい方は、ストローを使わずにこの蓋を使って飲むのがおすすめです。一方で、底に溜まったシロップをしっかり吸い上げたい場合や、リップメイクを気にする女性の方はストローが良いでしょう。自分のスタイルに合わせて選んでみてください。
ラメルソースなどのカスタマイズ
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一部の店舗では、コンディメントバーに「キャラメルソース」「バニラパウダー」「シナモンパウダー」などのトッピングが無料で用意されていることがあります。これらを活用すれば、例えばカフェラテにキャラメルソースをかけて「キャラメルラテ」にするなど、自分だけのオリジナルドリンクを作ることも可能です。無料でできる贅沢なカスタマイズ、ぜひ探してみてください。
セルフレジでの支払い方法
最近増えているセルフレジでのコーヒーの買い方についても触れておきましょう。有人レジが混雑している時はセルフレジが便利ですが、コーヒーのような「店員から商品(カップ)を受け取る必要があるもの」については、購入手順に少し注意が必要です。
多くの店舗では、セルフレジの画面メニューに「ファミマカフェ」や「コーヒー」というボタンがあります。そこをタップし、希望の商品(例:アイスコーヒーM)を選択して会計を済ませます。ここまでは順調ですが、問題はその後です。当然ですが、セルフレジの機械から氷入りのカップが出てくるわけではありません。
会計が完了しレシートが出てきたら、そのレシートを持って、近くで作業している店員さんや、有人レジの店員さんに声をかけ、「セルフレジでコーヒーを買いました」とレシートを提示する必要があります。店員はレシートの購入履歴を確認し、カップを手渡してくれます。つまり、完全にセルフで完結するわけではなく、結局は店員さんとのやり取りが発生するのです。
※ただし、店舗によってはセルフレジのすぐ横に冷凍ケースやカップ置き場があり、「セルフでカップをお取りください」と書かれている場合もあります。初めて利用する店舗では、画面の案内表示や周囲の掲示物をよく確認するか、不安であれば最初から有人レジに並ぶのが最も確実で早道かもしれません。「急がば回れ」ですね。特に混雑時は、店員を呼び止めるのも一苦労ですので、コーヒー購入時は有人レジを推奨します。
クーポン利用時の重要な注意点
FamiPayのクーポンや、レシートに印字された割引券、あるいはギフト券を利用する場合、いくつかの絶対知っておくべきルールがあります。特に気をつけたいのが「併用不可」と「税率」の問題です。
まず基本的なルールとして、1つの商品に対して使えるクーポンは1枚までです。「20円引きクーポン」と「30円引きクーポン」を同時に出して50円引きにすることはできません。また、他のセール(例:おにぎりとセットで割引など)とも併用できないケースがほとんどですので、最も割引率が高いものを1つ選んで提示しましょう。
落とし穴!イートイン税率10%問題
最もトラブルになりやすいのが、無料引換券などを使う場合の税率です。日本の軽減税率制度では、持ち帰りは8%、店内飲食(イートイン)は10%の消費税がかかります。多くのクーポンや引換券は「持ち帰り価格(税率8%)」を基準に額面が設定されています。
例えば「税込145円のアイスコーヒー無料券」を使って、イートイン(税率10%で税込148円相当)を利用しようとすると、差額の数円(この場合は約3円ほど)が発生し、その分を現金などで支払わなければならなくなります。「無料だと思っていたのに、なぜかお金を請求された!」と驚かないためにも、クーポン利用時は基本的に「持ち帰り」を選択するのが無難です。もちろん、数円払ってでも店内でゆっくりしたい場合はイートインを申告して全く問題ありません。
回数券利用時の「セット」忘れに注意!
FamiPay回数券を使う際は、レジでバーコードを見せるだけでは適用されません。必ずレジに行く前にアプリを開き、回数券のページで「セットする(使用する)」ボタンを押し、ホーム画面のバーコードに回数券情報を紐付ける必要があります。これを忘れると、通常価格(FamiPay残高払い)で決済されてしまいます。店員側からはお客様が回数券を持っているかどうかは見えませんので、必ずご自身で「セット」を完了させてからレジへ向かいましょう。
よくある質問
Q:ファミリーマートでアイスコーヒーを買う際、氷入りカップは自分でレジに持っていくのですか?
A:基本的にはレジで口頭注文し、会計後に店員からカップを受け取ります。ただし、一部店舗や時間帯によっては冷凍ケースから自分で持っていくスタイルの場合もあるため、迷った際はレジで直接注文すれば案内してもらえます。
Q:コーヒーマシンのボタンを押し間違えてしまった場合、どうすればいいですか?
A:慌てて扉を開けたりせず、抽出が終わるのを待ってから、すぐにレジの店員に正直に申告してください。状況に応じて、清掃や新しいカップへの交換などの対応をしてもらえます。
Q:セルフレジで購入した場合、氷入りカップはどうやって受け取るのですか?
A:会計終了後に出力されるレシートを持って、近くの店員または有人レジへ行き、提示することでカップを受け取れます。セルフレジから直接カップは出てこないため、店員への声かけが必要です。
Q:FamiPay回数券を利用する際、よくある失敗や注意点はありますか?
A:レジで提示する前に、アプリ内で必ず「回数券をセットする」操作を行ってください。セットを忘れたままバーコードをスキャンすると、回数券が適用されず通常価格で決済されてしまうため注意が必要です。
ファミリーマートのアイスコーヒーの買い方まとめ

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今回は、現役店長の視点からファミリーマート アイスコーヒー 買い方について、初心者向けの基本からリピーター向けの節約術まで詳しく解説しました。基本は「レジで注文してカップをもらい、マシンでボタンを押すだけ」と非常にシンプルです。
しかし、サイズごとの価格の違いや、FamiPay回数券のようなお得な制度を知っているかどうかで、毎日のコーヒーライフの充実度は大きく変わります。また、2025年の価格改定や新型マシンの導入など、ファミマカフェは常に進化し続けています。最初はマシンの操作にドキドキするかもしれませんが、一度慣れてしまえば、ファミマカフェはあなたの強い味方になってくれるはずです!
仕事前の気合入れに、午後のリフレッシュに、ぜひ今回ご紹介した手順や裏ワザを活用して、スムーズで賢いコーヒーブレイクを楽しんでくださいね。もし店頭で分からないことがあれば、私たち店員にいつでも気軽に声をかけてください。美味しいコーヒーを淹れてお待ちしております!