
マイローカルコンビニ
はじまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
「セブンイレブンの直営店で働きたいけど、場所がどこにあるのかわからない」や「レシートにオーナー名がない店舗があるって本当?」といった疑問を持って、このページにたどり着いたのではないでしょうか。実はセブンイレブンの直営店一覧という公式リストは一般公開されておらず、東京や大阪、名古屋などの主要都市であっても特定するのは簡単ではありません。
私自身も業界に入る前は、研修施設や実験店の存在なんて全く知りませんでした。この記事では、なぜリストが存在しないのかという理由から、求人探しや見学に役立つ見分け方まで、現役店長の視点でわかりやすくお話しします。
記事のポイント
- 公式に直営店リストが公開されていない本当の理由がわかります
- 東京の麹町や各地の研修センターなど具体的な直営店の場所を知ることができます
- レシートや店舗設備を見るだけで直営店かフランチャイズかを見分ける方法が身につきます
- 直営店で働くことのメリットや待遇の違いについて理解できます
セブンイレブン直営店一覧が存在しない理由

マイローカルコンビニ
- 東京の麹町駅前店など実験店が存在
- 神奈川や名古屋にある研修センター店舗
- 大阪などの主要都市にある採用拠点
- フランチャイズと直営店の決定的な違い
- 本部社員が運営する教育施設としての役割
東京の麹町駅前店など実験店が存在
まず、私たちが普段利用しているセブンイレブンのほとんどは、地元のオーナーさんが経営するフランチャイズ店です。実は直営店というのは全体のほんのわずか、1%にも満たない数しか存在しないといわれています。その中で、最も有名かつ確実に直営店であると言えるのが、東京の千代田区にある「セブン-イレブン 麹町駅前店」です。
この店舗は、単にお弁当やコーヒーを売る場所ではありません。セブンイレブン・ジャパンが次世代のコンビニエンスストアのあり方を模索するために運営している、いわば巨大な「実験室(ラボ)」なのです。場所は東京都千代田区二番町4-3。セブン&アイ・ホールディングスの本社機能が集まるエリアのすぐそばに位置しています。
なぜ「実験店」が必要なのか?
コンビニ業界は変化が激しく、常に新しい技術やシステムを導入していかなければなりません。しかし、いきなり全国2万店以上のフランチャイズ店に未検証のシステムを導入するのはリスクが高すぎますよね。万が一システムエラーが起きたら、オーナーさんの経営に大打撃を与えてしまいます。
そこで、この麹町駅前店のような直営店で、まずは本部がリスクを負ってテストを行うわけです。私が実際に視察した情報や業界のニュースによると、この店舗には以下のような最先端技術や、一部の店舗にしか設置されていない紅茶マシンのような希少な設備が先行して導入されることもあります。
| 技術・設備 | 具体的な特徴 |
|---|---|
| 空中ディスプレイPOS | 画面に直接触れることなく、空中に浮かび上がる映像を操作して決済を行うセルフレジ。感染症対策としても注目されました。 |
| 電子棚札(ESL) | 商品の価格表示がデジタルの液晶になっており、本部からの遠隔操作で瞬時に価格変更が可能。店員が紙の値札を張り替える作業が不要になります。 |
| 環境配慮型の外観 | 従来のプラスチック看板ではなく、木目調の素材を使用したシックなデザイン。夜間はLEDでセブンイレブンの三色が浮かび上がります。 |
また、すぐ近くの「千代田区二番町8-8」にある「セブン-イレブン 千代田二番町店」も、本社機能と密接に関わる重要な拠点です。こちらはヤマト運輸のデータベースなどで宅配便ロッカーの設置店として登録されており、物流の実験や本社社員の利便性を高めるための直営店である可能性が極めて高いですね。
このように、直営店一覧が公開されない理由の一つは、これらの店舗が「一般のお客様向け」というよりも「社内の研究開発(R&D)施設」としての側面が強いためだと言えます。
店長・齋藤の豆知識
麹町駅前店では、通常の店舗ではリスクが高くて置けないような「冷えたシャンパン」や「高級ワイン」などが実験的に販売されることもあります。「未来のコンビニ」を体験してみたい方は、東京観光のついでに立ち寄ってみると面白いですよ!
神奈川や名古屋にある研修センター店舗

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直営店が存在するもう一つの大きな理由は「教育」です。これからオーナーになる方や、本部社員(OFC候補など)が実際の店舗運営を学ぶための「トレーニングセンター」として機能している店舗があります。これらは「研修店」と呼ばれ、絶対に失敗が許されない「お手本」としての運営が求められるため、本部が直接管理を行っています。
私の調査や業界内のネットワークによれば、主要な研修センターに併設、または隣接する形で直営店が存在していることがわかっています。いくつか具体的なエリアをご紹介しましょう。
【東京都多摩エリア】巨大研修施設の膝元
東京都多摩市永山には、「セブン&アイ・ホールディングス多摩研修センター」という非常に大きな施設があります。ここは宿泊施設や講義室を備えた、まさにセブンイレブンの大学のような場所です。この周辺、具体的には多摩センター駅周辺の店舗(セブン-イレブン 多摩センター店など)は、研修生が実地訓練(OJT)を行うための直営店として機能しているケースが多いです。
【神奈川県横浜エリア】創業者の名を冠した聖地
神奈川県横浜市港北区新横浜には、2020年にリニューアルされた「伊藤研修センター」があります。ここは創業者の伊藤雅俊氏の名前を冠した、グループの理念継承と技術習得の聖地とも言える場所です。この新横浜エリアにある近隣店舗も、最高レベルのオペレーション基準(QSC:Quality, Service, Cleanliness)を維持するモデル店舗として、直営で運営されている可能性が高いです。
【愛知県名古屋エリア】中部地方の教育拠点
中部地方にお住まいの方なら、愛知県名古屋市守山区のエリアが該当します。「名古屋研修センター」が存在するこの地域では、研修センターからバスや徒歩で移動できる範囲(半径1km圏内)に、トレーナーが常駐する直営店が配置されています。例えば、「守山区小幡」周辺の店舗などが候補として挙げられます。
これらの店舗に行くとわかりますが、とにかく「基本に忠実」です。挨拶の声の大きさ、清掃の行き届き方、複雑なレジ画面の店員側の操作マニュアルの遵守など、私たち一般のフランチャイズ店長から見ても「さすがだな…」と背筋が伸びるような運営がされています。
大阪などの主要都市にある採用拠点
大阪などの大都市圏では、採用活動の拠点として機能している直営店も見受けられます。特に求人情報を詳しく見ていると、特定の店舗が「面接会場」や「採用センター」のような扱いになっていることに気づくことがあります。
その代表例として情報が確認されているのが、大阪府大阪市港区にある「セブン-イレブン 大阪磯路2丁目店」です。この店舗は、複数の求人スニペットにおいてアルバイト・パート情報のハブ(中心地)として登場したり、特殊な募集形式をとっていたりすることがあります。
採用ルートの特殊性と運営代行
ここで一つ、皆さんに知っておいていただきたい重要なポイントがあります。「直営店」といっても、全てが「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」の正社員だけで運営されているわけではない、ということです。
実は、直営店の運営をサポートしたり、スタッフの採用を代行したりする専門の会社が存在します。リサーチ資料によると、大阪府茨木市に拠点を置く「ジョリー・ロジャー株式会社」などが、直営店スタッフの募集を行っている事例があります。
求職者の方へ:ここが重要!
もしあなたが直営店での勤務を希望して求人を探す場合、店舗名だけでなく「運営会社」や「雇用元」をしっかり確認する必要があります。通常のフランチャイズ店なら「オーナー個人」や「オーナーの会社」が雇用主になりますが、直営店の場合は「本部」またはこうした「運営受託会社」が雇用主になります。これが、待遇や福利厚生に大きな違いを生む理由なんです。
このように、採用や人事管理の拠点としての役割も、直営店が一覧として公開されにくい理由の一つかもしれません。「ここは採用のための戦略拠点だから、一般リストには載せないでおこう」という判断が働いている可能性は十分に考えられます。
フランチャイズと直営店の決定的な違い

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そもそも、なぜこれほどまでに直営店が少ないのでしょうか。それは、セブンイレブンのビジネスモデルが「フランチャイズ・システム」を基本としているからです。この仕組みを理解すると、直営店のレア度がより深くわかるはずです。
セブンイレブン・ジャパンの公式サイトなどでも確認できる通り、国内2万店以上の店舗のうち、約99%はフランチャイズ加盟店です。直営店は数えるほどしかありません。では、それぞれの役割はどう違うのでしょうか。以下の表にまとめてみました。
| 比較項目 | フランチャイズ店(FC) | 直営店 |
|---|---|---|
| 運営主体 | 加盟店オーナー(個人事業主・法人) | 株式会社セブン-イレブン・ジャパン |
| 主な目的 | 地域密着での収益最大化・生活インフラ | 実験・検証・教育・緊急時のリリーフ |
| 店舗数 | 全体の99%以上(圧倒的多数) | 全体の1%未満(非常に希少) |
| 出店戦略 | オーナーの意向とドミナント戦略に基づく | 本社や研修施設の近く、または戦略的重要拠点 |
| 店舗の継続性 | 契約期間(通常15年)に基づく | 目的(実験など)が終われば閉店・移管もあり得る |
直営店は「利益」よりも「投資」の場所
フランチャイズ店のオーナーである私たちは、日々の売上を上げ、経費を抑えて利益を出すことに必死です。それが生活に直結するからです。しかし、直営店の役割は少し違います。極端な話をすれば、直営店は「赤字になってでもやるべきこと」がある場合に設置されるケースが多いのです。
例えば、先ほど紹介した「新しい決済システムの導入」などは、最初はトラブル続きで客足が遠のくかもしれません。そんなリスクを個人のオーナーに負わせるわけにはいきませんよね。だから本部が自分たちのお金で直営店を出し、そこで失敗も含めてデータを取るわけです。
つまり、直営店は収益を生むための「店舗」というより、未来のための「投資設備」や「コストセンター」としての性格が強いのです。
また、何らかの事情(オーナーの急病や契約解除など)で、急にオーナーがいなくなってしまった店舗を、次のオーナーが決まるまで一時的に本部が管理する場合も「直営店」扱いになります。これを業界用語で「直管(ちょっかん)」などと呼んだりしますが、こうした流動的な直営店も存在するため、固定のリストを作るのが難しいという事情もあります。
このような直営店の一時的な管理は、将来的に本社へのクレームやトラブルを未然に防ぐための安全弁としての役割も果たしているのです。
本部社員が運営する教育施設としての役割
私が以前聞いた話では、直営店は「セブンイレブンの基準(スタンダード)を守り抜く砦」のような場所だそうです。新商品の並べ方一つとっても、直営店で検証されたデータが全国の店舗にマニュアルとして共有されます。
また、セブンイレブンには、各店舗を巡回して経営アドバイスを行う「OFC(店舗経営相談員)」という重要な職種があります。彼らは加盟店のオーナーに対して指導を行う立場ですから、当然ながら誰くわしい店舗運営の知識と実務能力を持っていなければなりません。
新入社員がいきなり「オーナーさん、こうしてください」と言っても説得力がありませんよね。だからこそ、まずは直営店という「道場」で、徹底的に現場のイロハを叩き込まれるわけです。
直営店のスタッフが「ロボット」に見える?
よくネット上の口コミなどで「直営店の店員さんは対応が完璧すぎて、逆にロボットみたい」という意見を見かけることがあります。これはある意味、褒め言葉でもあります。
研修中の社員やスタッフは、マニュアルの一言一句、お辞儀の角度、制服の着こなしまで、ミリ単位での指導を受けています。「いらっしゃいませ!」の声のトーンまで統一されているため、人間味がないように見えるかもしれませんが、それこそがセブンイレブンが追求する「いつ、どこでも、誰が利用しても変わらない高品質なサービス」の原点なのです。
このように、直営店は単なるコンビニではなく、セブンイレブンのノウハウが詰まった「学校」や「研究所」のような存在なんですね。だからこそ、一般の検索ユーザーに向けて「便利なお店リスト」として公開する必要性があまりないのかもしれません。
セブンイレブン直営店一覧に代わる見分け方
- レシートの印字で直営か見分ける方法
- 直営店の求人は正社員登用もあり有利
- バイトの給料や賞与など待遇のメリット
- スタッフの人数や最新設備で判別可能
レシートの印字で直営か見分ける方法

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「近所のセブンイレブンが直営店かどうか知りたい!」と思ったとき、一番確実で、誰でもすぐに実践できる方法があります。それは「レシートを確認すること」です。これこそが、外見だけではわからない運営実態を見抜く最強のツールです。
普段、何気なく捨ててしまっているレシートですが、実は店舗の「身分証明書」のような情報が詰まっています。ぜひ一度、お手元のレシートをチェックしてみてください。
レシートによる見分け方ガイド
【パターンA:フランチャイズ店(一般的)】
レシートの上部、店名(セブン-イレブン 〇〇店)の下あたりに、以下のような印字があります。
「オーナー 〇〇 〇〇」(個人名)
または
「運営:(株)〇〇商事」(オーナーの法人名)
【パターンB:直営店(レア!)】
オーナー名の記載がなく、運営者欄にハッキリとこう書かれています。
「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」
なぜレシートに書かれているの?
これは法律(特定商取引法など)や税務上のルールで、販売事業者を明確にする必要があるからです。フランチャイズ店の場合、商品を売っているのは本部ではなく、あくまで「独立した事業者であるオーナー」です。だからオーナーの名前が入ります。一方で、直営店は本部が直接商品を売っているので、本部の社名が入るわけです。
何も買わずに確かめるのは難しいですが、コーヒー1杯やガム1個でも購入してレシートをもらえば、一発で判別可能です。「この店、接客がすごいな…」とか「見たことない機械があるな」と思ったら、記念にレシートをもらってみてください。もし「セブン-イレブン・ジャパン」の文字があれば、そこは全国に1%しかない貴重な直営店です!
直営店の求人は正社員登用もあり有利

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もしあなたが「安定して働きたい」「将来は正社員になりたい」と考えて直営店を探しているなら、求人情報の探し方に少し工夫が必要です。一般的なアルバイト情報サイトでただ「セブンイレブン」と検索しても、出てくるのはほとんどがフランチャイズ店の求人だからです。
直営店の求人は、採用ルートが異なります。フランチャイズ店のように「オーナーが地元のフリーペーパーに載せる」といった形ではなく、本部の人事部や、運営業務を受託している専門企業(先ほど触れたジョリー・ロジャー株式会社など)経由で、大手の求人サイトに掲載されることが多いです。
検索キーワードの裏ワザ
直営店の求人をピンポイントで探す際は、以下のキーワードを組み合わせて検索してみてください。
- 「セブンイレブン 直営店 求人」
- 「セブンイレブン 本部社員登用」
- 「セブンイレブン 運営代行 スタッフ募集」
- 「セブンイレブン リクルートセンター」
特に「社員登用あり」「店長候補募集」といった見出しがついている案件は、直営店または直営店運営会社である可能性が高いです。直営店での勤務は、アルバイトからスタートしても、実力次第で「契約社員」や「正社員」への道が明確に用意されているケースが多いのが特徴です。
私の知人にも、直営店のアルバイトからスタートして、今ではエリアを統括するマネージャーとして活躍している人がいます。フランチャイズ店でも店長にはなれますが、本部の社員としてキャリアアップを目指すなら、やはり直営店での経験は大きな武器になります。
バイトの給料や賞与など待遇のメリット
直営店で働く大きなメリットの一つに、福利厚生や待遇の「ホワイトさ」が挙げられます。誤解を恐れずに言えば、フランチャイズ店の労働環境はオーナーさんの経営状態や考え方に大きく左右されます。すごく働きやすいお店もあれば、残念ながらサービス残業が常態化しているお店もゼロではありません。
しかし、直営店は日本を代表する大企業である「セブン&アイ・ホールディングス」の看板を背負っています。コンプライアンス(法令遵守)に関しては、極めて厳格に管理されています。
具体的な待遇の違い(一例)
あくまで一般的な傾向ですが、以下のような違いが見られます。
- 給与・昇給
- FC店:オーナーの裁量。数年働いても上がらないことも。
直営店:評価制度が明確。年に数回の昇給チャンスや、スキルに応じたランクアップ制度が機能しています。初年度から時給が数十円〜数百円アップした事例も聞きます。 - 賞与(ボーナス)
- FC店:基本的にアルバイトにはないことが多い(寸志程度)。
直営店:一定の条件(勤務時間や勤続年数、役職など)を満たせば、年2回の賞与や一時金が支給されるケースがあります。 - 休暇・残業代
- FC店:人手不足だと休みにくい。残業代計算が曖昧なことも。
直営店:有給休暇の取得推奨、1分単位での残業代支給など、労働基準法が厳守されます。「完全週休2日制」を謳う正社員求人も見かけます。また、給与明細のログインIDなども入社時にしっかり発行され、Webで管理されるため安心です。
「しっかり稼ぎたい」「社会保険に入って安定したい」「ブラックな環境は絶対に避けたい」という方にとって、直営店は非常に狙い目の職場と言えるでしょう。ただし、その分求められる接客レベルや業務の正確さは、一般の店舗よりもはるかに高いレベルが要求されることを覚悟しておいてくださいね。
スタッフの人数や最新設備で判別可能

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お店に入った瞬間の「空気感」や「視覚情報」でも、ある程度直営店を見分けることができます。特に研修機能を兼ねている直営店では、明らかに一般店とは違う光景が広がっています。
1. スタッフの人数が異常に多い
通常のコンビニでは、昼間の暇な時間帯ならスタッフは2〜3人体制が一般的です。しかし、研修直営店では、同じ時間帯に5〜6人、あるいはそれ以上のスタッフが店内にいることがあります。
よく見ると、レジの後ろにメモを持った人が立っていたり、商品を並べるスタッフの横に指導役がついていたりします。これはOJT(実地研修)を行っている証拠です。フランチャイズ店では人件費を抑えるためにギリギリの人数で回すのが普通ですが、教育を目的とする直営店では「人件費よりも教育の質」が優先されるため、こうした光景が見られるのです。
2. 名札や制服の着こなし
スタッフの胸元にも注目してください。「トレーナー」や「実習生」「研修中」といった特殊なプレートをつけている場合が多いです。また、制服の着こなしに乱れが一切なく、髪型や身だしなみも完璧です。挨拶の声も、全員で唱和するかのように揃っていることがあります。
3. 見たことのない設備がある
これは「実験店」の特徴ですが、麹町駅前店のように、セルフレジの形状が他店と違ったり、棚の値札が紙ではなくデジタル表示(電子棚札)になっていたりする場合は、直営の実験店である確率が非常に高いです。「あれ?この機械、近所のセブンにはないな」と感じたら、そこは未来の技術をテストしている最前線の現場かもしれません。
よくある質問
Q:セブンイレブンの直営店一覧リストは公式サイトで公開されていますか?
A:いいえ、公開されていません。直営店は全店舗の1%未満と非常に少なく、実験や研修、緊急時の運営代行など役割が流動的であるため、固定のリストとして公開することが難しいのが現状です。
Q:自分が利用している店舗が直営店かどうか、簡単に見分ける方法はありますか?
A:最も確実なのは「レシート」を確認することです。レシートの運営者欄にオーナー名ではなく「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」と記載されていれば、間違いなく直営店です。
Q:直営店で働くと、フランチャイズ店と比べてどんなメリットがありますか?
A:直営店は本部や運営会社が雇用主となるため法令遵守が徹底されており、明確な昇給制度や賞与(条件あり)、有給休暇の取得推奨など、福利厚生や待遇面で有利な傾向にあります。
Q:具体的にどの場所に直営店があるのか教えてください。
A:主な場所として、東京の「麹町駅前店」(実験店)、多摩・横浜・名古屋の各研修センター周辺にある店舗(研修店)、大阪の「大阪磯路2丁目店」(採用拠点)などが特定されています。
セブンイレブン直営店一覧の情報のまとめ
最後に、今回ご紹介した「セブンイレブン 直営 店 一覧」に関する情報をまとめます。公式のリストは公開されていませんが、以下のポイントを押さえておけば、目的の店舗を見つけたり、見分けたりすることができます。
- 直営店の希少性:全体の1%未満。主に「実験(R&D)」「研修(教育)」「緊急対応」のために存在するため、固定リストは存在しない。
- 主な所在地:
- 東京:千代田区二番町の「麹町駅前店」(実験店)
- 多摩、横浜、名古屋:研修センター周辺の店舗(研修店)
- 大阪:港区などの採用拠点店舗
- 確実な見分け方:レシートの運営者欄が「オーナー名」ではなく「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」になっているか確認する。これが最強の方法。
- 求人の探し方:「直営店」「本部雇用」「運営代行」などのキーワードを併用し、福利厚生の整った案件を見極める。
直営店は、セブンイレブンの最先端を体験できる場所であり、働く側にとっても安定した環境が整っている魅力的な場所です。もしお近くで「ここは!」と思う店舗があったら、ぜひレシートをチェックしてみてくださいね。もしかしたら、そこがレアな直営店かもしれません。この記事が、あなたの店舗探しや就職活動のヒントになれば嬉しいです!
※本記事の情報は執筆時点での調査に基づいています。店舗の運営形態は変更になる可能性があるため、正確な情報は公式サイトや実際の店舗でご確認ください。