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セブンイレブンからあげ棒セール2025!売ってない理由と復活情報

清潔感のあるユニフォームを着用し、カウンターで笑顔を見せる日本人コンビニ店長のポートレート

マイローカルコンビニ

 

はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。

最近、お店のレジに立っていると、お客様から「あれ? 昔よく置いてあった『からあげ棒』って、もうやってないの?」「子どもが好きだったんだけど、いつ復活するの?」と聞かれることが本当に増えました。そのたびに私は、申し訳ない気持ちと同時に、少し複雑な心境でお答えしているんです。

なぜなら、現在セブンイレブンのホットスナックコーナーは、かつてないほどの大きな転換期を迎えているからです。2021年に発生した衝撃的な販売休止から続く在庫不足の深刻な背景や、2025年に予定されているブラックフライデーなどの超大型セール情報、そして新しく登場した「ヘルシー志向」な揚げ物の存在など、これらを知っておかないと、みすみす損をしてしまう情報がたくさんあるのです。

この記事では、現役店長の視点から、ネット上の噂だけでは分からない「現場のリアル」を包み隠さずお伝えします。

記事のポイント

  • かつて人気だった商品が店頭から消えてしまった本当の理由と、裏にある物流事情
  • 2025年のブラックフライデーで開催される、前代未聞の「半額セール」の詳細
  • ダイエット中でも罪悪感なく食べられる、進化した新作ホットスナックの魅力
  • PayPayやアプリクーポンを活用して、実質価格を最大限に下げる賢い購入方法

セブンイレブンからあげ棒のセールと現在の販売状況

  • からあげ棒が売ってない理由
  • 復活の噂と地域限定の在庫
  • 塩レモンからあげ棒のカロリー
  • むね肉使用で値段はどうなる
  • ローソンの竜田揚げ棒と比較

からあげ棒が売ってない理由

夕暮れの海を航行する満載のコンテナ船、国際的な物流とサプライチェーンのイメージ

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「お店に行っても、今日もからあげ棒がない...売り切れかな?」

レジ横のホットスナックケースを覗き込んで、そうガッカリされた経験はありませんか。実はこれ、単なる店舗ごとの発注ミスや一時的な売り切れではなく、もっと根深い世界的な供給網(サプライチェーン)の問題が大きく関係しています。

時計の針を少し戻しましょう。事の発端は2021年です。当時、セブンイレブンの「からあげ棒」の主要な生産拠点は、鶏肉加工大国であるタイに集中していました。

タイは日本のコンビニチキンの心臓部とも言える場所なのですが、そこで新型コロナウイルス感染症が爆発的に拡大してしまったのです。現地の加工工場がロックダウン(封鎖)されたり、従業員が出勤できなくなったりして、稼働率が劇的に下がってしまいました。

さらに追い打ちをかけたのが、世界的なコンテナ不足による物流の混乱です。商品は作れても運ぶ船がない、港が動かない。こうして、日本への「安定供給」が物理的に不可能になってしまいました。これは、以前話題になったセブンイレブンの焼き鳥販売終了の理由とも共通する、コンビニ業界全体を揺るがす大きな課題でした。

店長のメモ

 当時、私たち現場の店長も「発注画面で入力しても、センターから納品されない」という状況が続き、本当に頭を抱えました。「人気がなくて消えた」と思っているお客様もいらっしゃいますが、それは誤解です。物理的に「日本に持ってこれなくなってしまった」というのが真相なのです。

セブンイレブン本部は、全国約2万店舗への供給を維持するのは不可能と判断し、販売エリアを大幅に縮小せざるを得なくなりました。これが、皆さんが店頭で見かけなくなった最大の理由であり、人気商品が姿を消した背景にある「どうしても避けられなかった事情」なのです。

復活の噂と地域限定の在庫

ところが、X(旧Twitter)やInstagramを見ていると、「今日セブンでからあげ棒食べた!」「復活してるじゃん!」という投稿を見かけることがありますよね。「私の近所の店だけやる気がないの?」と不安になる方もいるかもしれません。

これには少し複雑な事情があります。実は、全国的な販売終了がアナウンスされた後も、物流拠点の関係や在庫調整の都合から、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県といった首都圏の1都3県に限定して販売が継続されていた時期があったのです。

この「地域差」が、情報の混乱を招いています。

  • 地方在住の方:「売ってない。もう終わった商品だ」
  • 首都圏在住、または旅行者:「普通に売ってる。美味しい」

このように、住んでいる場所によって認識が全く異なるため、ネット上の情報が交錯してしまうのです。特に、地方から東京へ旅行や出張に来た方が、何気なく購入して写真をアップロードすることで、「全国的に復活したのか?」という誤解が拡散されがちです。

しかし、2025年現在においては、私の店舗を含め多くのエリアで、かつての「醤油味のからあげ棒(もも肉)」の在庫はほぼ底をつき、次にご紹介する「新世代の商品」へと完全に切り替わっています。もし見かけたら「奇跡的に在庫が残っていた」か、あるいは「新商品を旧商品と勘違いしている」可能性が高いでしょう。

塩レモンからあげ棒のカロリー

薄衣でサクサクとした食感の塩レモンからあげ棒と新鮮なレモンの添え物

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かつてのジューシーなからあげ棒を探している方に、ぜひ知っていただきたいのが、後継商品として登場した「塩レモンからあげ棒」の存在です。「味が変わったなら興味ない」とスルーするのはもったいないですよ。実はこれ、現代の健康ニーズに合わせて驚くべきスペックアップを遂げているんです。

最大の特徴は、なんといってもその低カロリーぶりです。 従来の揚げ物が「高カロリー・高脂質」の代名詞だったのに対し、この塩レモンからあげ棒は、衣の配合や肉質を見直すことで1本あたり149kcalにまで抑えられています。

149kcalというと、一般的なコンビニのおにぎり(ツナマヨなど)が約180〜200kcalですから、それよりも低い数値です。おにぎり1個を我慢して、代わりにこのからあげ棒を食べても、カロリー収支はお釣りが来る計算になります。これは、ダイエット中の方にとっては革命的な数字と言えるでしょう。

「ダイエット中だけど、どうしても揚げ物が食べたい...」そんな葛藤を抱えるお客様に対して、私たち店員も「これなら罪悪感なく召し上がれますよ」と自信を持っておすすめできる商品に仕上がっています。もし、さらに健康的な商品を探している場合は、私がまとめたセブンイレブンの高タンパク低脂質なおすすめ商品リストもぜひ参考にしてみてください。

むね肉使用で値段はどうなる

「そんなにカロリーが低いのには、何か裏があるんじゃない? 味は落ちてないの?」 鋭い方はそう思うかもしれません。その秘密は、使用しているお肉の部位の変更にあります。

従来のからあげ棒が脂の乗った「鶏もも肉」を使用していたのに対し、新作は高タンパク・低脂質な「鶏むね肉」を採用しています。これにより、カロリーダウンと同時に、昨今の原材料費高騰の中でも価格を抑えることに成功しました。

一般的に、鶏むね肉は加熱するとパサつきやすく、硬くなりやすいと言われています。しかし、そこはセブンイレブンの商品開発力が光るポイントです。日本古来の調味料である「塩麹(しおこうじ)」に漬け込む工程を加えることで、肉の繊維を酵素の力でほぐし、驚くほど柔らかくジューシーな食感を実現しています。食べた瞬間に「これ本当にむね肉?」と驚くお客様も多いんです。

ここがポイント

  • 価格設定:物価高の中でも200円(税込)というラインを死守。
  • コスト対策:世界的な飼料価格高騰に対し、比較的安定している「むね肉」へシフト。
  • 味の工夫:塩レモン味にすることで、むね肉特有の淡白さをカバーし、さっぱりとした後味に。

実は、鶏肉の価格高騰は深刻な問題となっています。農林水産省の統計データを見ても、飼料価格の上昇や鳥インフルエンザの影響で、鶏肉の卸売価格は高止まりが続いています。(出典:農林水産省『畜産物流通統計』)

そんな厳しい状況下で、ワンコイン(500円玉)でお釣りがしっかり来て、しかも美味しくタンパク質が摂れる商品を提供し続けるための企業努力が、この一本に詰まっているのです。

ローソンの竜田揚げ棒と比較

薄衣のあっさりした唐揚げ串と、衣が厚く色の濃い竜田揚げ串の比較イメージ

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ここで、ホットスナック好きなら誰もが気になるライバル商品、ローソンの「大きな竜田揚げ棒」との違いを徹底比較してみましょう。お客様からも「どっちが美味しいの?」とよく聞かれますが、正直なところ、この2つはターゲット層が全く異なるため、明確な使い分けが重要です。

比較項目 セブン「塩レモンからあげ棒」 ローソン「大きな竜田揚げ棒」
使用部位 鶏むね肉 鶏むね肉
味付け 塩麹・レモン(さっぱり系) 生姜醤油(ガッツリ系)
カロリー 149kcal 287kcal
価格 200円(税込) 160円(税込)
衣の特徴 薄めでサクッとした食感 竜田揚げ特有の厚めでザクザク感
おすすめ層 女性、ダイエット中、軽食派 男性、学生、空腹を満たしたい派

表を見ていただければ一目瞭然ですが、同じ「むね肉」を使っていてもカロリーには約2倍の開きがあります。 ローソンの竜田揚げ棒は、「大きさ」と「生姜醤油のパンチ」で満足感を追求しており、おにぎりのおかずや、部活帰りの学生さんの空腹を満たす力強さがあります。

一方、セブンイレブンは「ギルトフリー(罪悪感なし)」なスナックとして、仕事の合間や小腹満たしに特化した地位を確立しようとしています。

「今日はガッツリ食べてストレス発散したい!」という時はローソン、「小腹が空いたけど、体重も気になるしサッパリ済ませたい」という時はセブンイレブン。このように、その日の気分や体調に合わせて使い分けるのが、現役店長としての賢い活用法です。

2025年セブンイレブンからあげ棒のセール攻略法

  • ブラックフライデーで半額
  • コロッケが54円になる日
  • 揚げ鶏もセールの対象になる
  • PayPayで最大20%還元

ブラックフライデーで半額

コンビニのレジ横にあるホットスナックケースに並べられた揚げたてのフライドフード

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さて、ここからが本題の「セール情報」です。物価が上がり続ける今、少しでも安く買いたいというのは皆さんの切実な願いですよね。私もいち消費者として、少しでもお得な時に買いだめしたい派です。

朗報です。2025年は、セブンイレブンが「揚げ物セール」に本気を出してきています。特にカレンダーに赤丸をつけてチェックしていただきたいのが、11月27日(木)から11月30日(日)にかけて開催されるブラックフライデーセールです。

これまでブラックフライデーといえば、Amazonや楽天などのECサイト、あるいはイオンなどの大型スーパーが主戦場でした。しかし、ついにコンビニ業界最大手のセブンイレブンが、この商戦に本格参入します。しかも、その内容が同社初となる「揚げ物日替わり半額セール」なのです。

普段はせいぜい「20円引き」や「2個で50円引き」程度ですが、今回は「半額」というインパクトのある数字を打ち出してきています。これは、単なる在庫処分ではなく、お店に来てもらうための「お祭り」ですから、絶対に参加しない手はありません。私たち店舗側も、フライヤー(揚げ物機)をフル稼働させて準備を進めています。

コロッケが54円になる日

揚げたてで中身がホクホクした牛肉コロッケの断面アップ

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このブラックフライデーセールの中で、私が本部からの通達の商品一覧を見て最も衝撃を受けたのが、「北海道じゃがいもの牛肉コロッケ」の価格設定です。

セール初日の11月27日(木)には、通常価格108円(税込)のコロッケが、なんと半額の54円(税込)で提供される予定です。

「54円って、数十年前の駄菓子みたいな値段じゃないか...」と思わず呟いてしまいました。今の時代、50円玉1枚と数円で、温かくてサクサクのお惣菜が買える場所なんて、そうそうありません。スーパーの特売でも、揚げたてでこの価格はまずあり得ないでしょう。

店長からの重要アドバイス

 この価格は、マーケティング用語で言う「ロスリーダー(採算度外視の集客商品)」です。間違いなく、夕方のピークタイム(17時〜19時頃)には売り切れが続出します。 確実に手に入れるためには、お昼前の11時頃か、夕方の早い時間(16時頃)に来店されることを強くおすすめします。

夕食のおかずを一品増やすチャンスとしても最適です。家族4人分買っても200円ちょっと。これは家計を預かる方にとっては、非常に強力な味方になるはずです。ソースなしでもジャガイモの甘みで十分美味しいので、ぜひ試してみてください。

揚げ鶏もセールの対象になる

「コロッケもいいけど、やっぱりお肉が食べたいんだよ!」という方もご安心ください。「からあげ棒」そのものが対象になるかは店舗の在庫次第ですが、その代替として現在大人気の「揚げ鶏(あげどり)」も、ブラックフライデー期間中の主要ターゲットになっています。

具体的な割引率は日替わりで設定されますが、過去の大型キャンペーンの傾向から見ても、大幅な値引き、あるいは半額に近い価格での提供が期待できます。

揚げ鶏は、薄衣でパリッとした皮と、あふれ出る肉汁が特徴の看板商品です。ななチキがスパイス重視なのに対し、揚げ鶏は塩ベースのシンプルな味付けなので、ご飯のおかずにもピッタリ合います。普段は200円以上するプレミアムな商品ですが、セール期間中なら「からあげ棒」を買うのと同じくらいの感覚で購入できるかもしれません。

私はいつも、このタイミングで揚げ鶏をまとめ買いして、自宅でカットしてサラダに乗せたり、親子丼の具にしたりしてアレンジを楽しんでいます。そのまま食べるだけでなく、料理の素材としても優秀なのが揚げ鶏の魅力ですね。

PayPayで最大20%還元

コンビニのレジでスマートフォンを使ってキャッシュレス決済をする様子

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店頭での「値引き」だけでなく、スマホ決済サービスを活用した「ポイント還元」も見逃せません。これを組み合わせることで、実質価格をさらに下げることが可能です。

2025年10月29日には、PayPayと連動した大型キャンペーンが実施されます。内容は、対象の時間帯に「ななチキ」や「揚げ鶏」などのホットスナックをPayPay残高払いで購入すると、決済金額の最大20%がPayPayポイントとして還元されるというものです。

例えば、1,000円分購入すれば200円相当が戻ってくる計算です。これは即時の値引きではありませんが、ポイ活(ポイント活動)をしている方にとっては、実質2割引きと同じ意味を持ちます。

攻略のコツ:3重取りを目指そう

  • 1. アプリクーポン:セブンイレブンアプリにある「揚げ物20円引き」などのクーポンを提示。
  • 2. PayPay決済:支払いをPayPayにして20%還元をゲット。
  • 3. マイル:セブンマイルも同時に貯める。

このように、アプリや決済手段を賢く組み合わせるのが、現代のコンビニ攻略の基本です。他にもお得な買い方を知りたい方は、セブンイレブンの「プライチ(1つ買うと1つもらえる)」キャンペーンの完全ガイドも合わせてチェックしておくと、買い物の達人に近づけますよ。

よくある質問

Q:昔の「からあげ棒」が売っていないのはなぜですか?

A:2021年に主要生産国のタイで発生した感染症拡大や世界的な物流混乱により、安定供給が困難になったためです。現在は在庫がなくなり次第、ヘルシーな新商品「塩レモンからあげ棒」などへ順次切り替わっています。

Q:新商品の「塩レモンからあげ棒」は以前と何が違いますか?

A:使用部位が「もも肉」から高タンパクな「むね肉」に変更されました。塩麹に漬け込むことで柔らかく仕上げており、1本149kcalと低カロリーなのが特徴です。価格は200円(税込)に抑えられています。

Q:2025年の揚げ物セールはいつ開催されますか?

A:最大の目玉は11月27日(木)〜30日(日)のブラックフライデーです。初日にはコロッケが54円(半額)になるほか、期間中は揚げ鶏などの人気商品が日替わりで半額となる予定です。

Q:セール以外でお得に買う方法はありますか?

A:2025年10月29日に予定されているPayPay連携キャンペーン(最大20%還元)の活用がおすすめです。さらにセブンイレブンアプリの割引クーポンやマイルを併用することで、実質価格を大きく下げることができます。

セブンイレブンからあげ棒のセール総括

最後に、今回の情報をまとめます。かつて私たちのお腹を満たしてくれた「からあげ棒」は、時代の変化とともに姿を変え、よりヘルシーで現代的な「塩レモンからあげ棒」として進化しました。

そして、2025年の後半は、以下のスケジュールで大規模なセールが控えています。これらは「知っている人だけが得をする」イベントです。

10月29日 PayPay連携キャンペーン 実質20%還元でお得に購入
11月27日 ブラックフライデー初日 コロッケが衝撃の54円(税込)
11月27〜30日 ブラックフライデー期間中 揚げ鶏などの人気商品が日替わりで半額

「昔のからあげ棒がない!」と嘆くのではなく、新商品を試してみたり、揚げ鶏やコロッケの激安セールを賢く利用したりすることで、コンビニライフはもっと楽しく、もっとお得になります。

ぜひ、次回の来店時には、レジ横のホットスナックコーナー(什器)を覗いてみてください。そこには、あなたの小腹と心を満たす、揚げたての美味しい出会いが待っているはずです。私も店舗でおいしい揚げ物を用意して、皆さんをお待ちしております!

※記事内の価格やセール情報は2025年時点の調査に基づくものです。店舗や地域により取り扱いがない場合や、キャンペーン内容が変更になる可能性があります。正確な情報は店頭またはセブンイレブン公式サイトをご確認ください。

  • この記事を書いた人

齋藤正志

コンビニの裏も表も知り尽くしたプロの視点から、新商品やお得なキャンペーン情報をどこよりも詳しく解説中!                                                   ▼保有資格▼                     日本商工会議所主催 販売士検定試験 1級取得,医薬品登録販売者試験 取得,食品衛生責任者 取得,防火管理者,SSTスタッフトレーナー                                              

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