
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
最近、お店のレジに立っていると、お客様から「あれ? レジ横の焼き鳥ってなくなっちゃったの?」と聞かれることが本当に増えました。仕事帰りのビールのお供や、ちょっと小腹が空いた時のワンハンドスナックとして、あの香ばしい匂いは格別ですよね。それが売り場から消えてしまうと、なんだか心にぽっかり穴が空いたような寂しい気持ちになるのも無理はありません。
実は、「セブンイレブン 焼き鳥 終了」というキーワードで検索されている方が多いのですが、これには深い事情があります。結論から言うと、焼き鳥は完全に消えたわけではなく、売り場と形を変えて進化しているのです。また、今すぐ熱々の焼き鳥にかぶりつきたいなら、実はファミリーマートこそが最強の選択肢であるという、業界の勢力図の変化も見逃せません。
この記事では、なぜセブンのレジ横から焼き鳥が消えたのかという疑問から、実はグルメサイトで高評価を叩き出している冷凍焼き鳥の実力、そして競合他社の最新の焼き鳥事情まで、現役店長ならではの視点で徹底的に解説します。読めばきっと、今夜のコンビニ選びがもっと楽しくなるはずです。
記事のポイント
- セブンイレブンの焼き鳥がレジ横から消えた本当の理由と現状
- 実は高評価なセブンの冷凍焼き鳥の味やカロリーの秘密
- 焼き鳥が食べたい時に行くべきファミリーマートの魅力と最新商品
- 現役店長が教えるコンビニ焼き鳥の賢い使い分けと楽しみ方
セブンイレブンの焼き鳥終了の真相と冷凍事情
- レジ横に売ってない理由となぜ消えたか解説
- 冷凍焼き鳥の評判が実は90点の高評価
- 驚きの低カロリーでダイエットにも最適
- 値段以上の美味しさと炭火の香りの秘密
- ホットスナックから撤退した運営上の理由
レジ横に売ってない理由となぜ消えたか解説

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「いつもの場所に焼き鳥がない……売り切れかな?」
お店に入って真っ先にレジ横のホットスナックケース(保温什器)を確認する常連様は多いのですが、最近はその視線が泳いでしまう光景をよく目にします。私自身、お客様から「もう焼き鳥はやらないんですか?」と質問攻めに遭うこともしばしばです。
この「セブンイレブン 焼き鳥 終了」という噂の真相ですが、正確に表現するなら「ホットスナック(即食商品)としての展開を縮小し、冷凍食品(家庭内食)へと戦略をシフトさせた」というのが正解です。
店舗から消えたのではなく「転生」した
2025年現在、多くのセブンイレブン店舗では、レジ横での常時販売を見直しています。これは単純な撤退ではなく、商品の「置き場所」が変わったと考えてください。これまでレジ横にあった焼き鳥は、今や店舗奥の「冷凍食品コーナー(冷ケース)」に引っ越しているのです。
消費者の行動パターンを分析すると、コンビニに「すぐに食べられるスナック」を求める需要と、「家の冷凍庫にストックしておける便利なおかず」を求める需要の2つがあります。セブンイレブンは後者のニーズ、つまり「家飲み需要」や「夕食のプラス一品」としての需要が拡大していることに注目し、リソースを冷凍食品に集中させたのです。
ポイント
「終了」したと思ってガッカリして帰ってしまうのはもったいない! レジ横になくても、冷凍ケースを覗けば、進化した焼き鳥たちがあなたを待っています。
冷凍焼き鳥の評判が実は90点の高評価

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「でも、冷凍食品でしょ? お店のホットスナックみたいに美味しくないんじゃないの?」
正直なところ、私自身も最初はそう思っていました。焼き鳥といえば、焼きたての香ばしさこそが命。一度凍らせてしまったら、肉のジューシーさも風味も落ちてしまうのではないかという先入観があったんです。
しかし、実際に販売してみると、その予想は見事に裏切られました。ネット上のレビューや、実際に購入されたお客様の反応を見ると、驚くほど評価が高いのです。
レビューサイトでの驚異的なスコア
ある有力なレビューサイトにおける2025年時点のデータでは、セブンイレブンの「もも肉の冷凍焼鳥」に対し、なんと90点(100点満点中)という極めて高いスコアが付与されています。
「とっっっても美味しい」「お店の味と変わらない」といった絶賛のコメントが多く見られる背景には、急速冷凍技術の進化があります。工場で最適な焼き加減で調理し、その瞬間の美味しさを閉じ込めて凍結するため、解凍した瞬間が「一番美味しい状態」になるように設計されているのです。
逆に言えば、レジ横の保温ケースで数時間保温され続けて乾燥してしまった焼き鳥よりも、冷凍の方が「いつでも安定して美味しい」という逆転現象が起きているとも言えます。これが、あえて冷凍へシフトした品質面での大きな理由の一つです。
驚きの低カロリーでダイエットにも最適

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セブンイレブンの冷凍焼き鳥が、特に若い女性や健康意識の高い層から支持されている理由をご存知でしょうか? それは、単なる「酒のつまみ」を超えた「高タンパク・低糖質の優秀なダイエット食品」としての側面です。
コンビニのダイエット食品といえば「サラダチキン」が絶対王者ですが、毎日食べているとどうしても味気なくて飽きてしまいますよね。「温かい肉料理が食べたいけれど、カロリーは抑えたい」。そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、この冷凍焼き鳥なんです。
「サラダチキン並みのコスパ」という評価
実際のお客様の声として「サラダチキン並みのコスパで満足度が高い」という評価をよく耳にします。余分な衣がついている揚げ物(フライドチキンなど)と比較して、焼き鳥は圧倒的に脂質や糖質をコントロールしやすいメニューです。
もし、あなたが体作りを意識していて、他の商品とも比較したいと考えているなら、私が厳選したセブンイレブンの高タンパク・低脂質なおすすめ商品の記事もぜひ参考にしてみてください。焼き鳥以外にも優秀な食品がたくさんあることに驚くはずです。
| 比較項目 | フライドチキン | 冷凍焼き鳥(もも) |
|---|---|---|
| 衣の有無 | あり(糖質高め) | なし(糖質低め) |
| 調理法 | 油で揚げる | 炭火等で焼く |
| 用途 | ガッツリ食事・スナック | ダイエット・筋肉作り |
冷凍庫にストックしておけば、トレーニング後のタンパク質補給や、深夜に小腹が空いた時の罪悪感の少ない夜食として大活躍します。「健康管理」という視点で見ると、冷凍への移行は時代のニーズに合っていると言えるでしょう。
値段以上の美味しさと炭火の香りの秘密
私がセブンイレブンの商品開発力ですごいと思うのは、冷凍食品であっても「香り」へのこだわりを捨てていない点です。
通常、工場での大量生産ラインでは、コストのかかる炭火ではなくガス火や電気ヒーターを使うのが一般的です。しかし、それでは「焼き鳥」特有のあの食欲をそそる香ばしさは出せません。セブンイレブンの冷凍焼き鳥は、レンジで温めた瞬間にフワッと漂う炭火の香りを再現することに成功しています。
香りがもたらす満足感
この「香り」は、単に美味しそうというだけでなく、時間が経った鶏肉特有の臭みをマスクする重要な役割も果たしています。レンジ調理は蒸気で蒸される状態になるため、ふっくらとした食感と共に、閉じ込められていた香りが一気に開放されます。
また、タレの味付けも進化しています。昔の冷凍食品のような「ただ濃いだけの甘辛いタレ」ではなく、醤油のコクや深みを感じられる本格的な味付けになっており、白ごはんのおかずとしても十分に通用するクオリティです。おかずとしての実力派という意味では、セブンイレブンの焼魚を実食比較した際にも感じましたが、最近のセブンの「和食惣菜」のレベルは本当に侮れません。
ホットスナックから撤退した運営上の理由

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ここからは、現役店長の私だからこそ話せる「裏事情」を少しだけお話しします。なぜセブンイレブンは、売れ筋だったはずのレジ横焼き鳥を縮小したのか。そこには、現場が抱える切実な課題がありました。
最大の理由は、「品質保持の限界」と「オペレーション負荷」のトレードオフです。
乾燥との戦いと「品質のセブン」のプライド
フライドチキンのような揚げ物は衣に守られているため、保温ケースの中でも比較的長く品質を保てます。しかし、焼き鳥は肉がむき出しの状態です。高温のケース内では乾燥スピードが非常に速く、時間が経つと肉が硬くなり、タレが煮詰まって味が濃くなりすぎてしまいます。
「品質のセブン」というブランドイメージを守るためには、少しでも劣化した商品は廃棄しなければなりません。これは食品ロス(廃棄ロス)の問題にも直結します。
清掃という過酷な業務
現場のリアルな悩み
タレ付きの焼き鳥は、什器を汚す一番の要因です。タレが垂れて熱で焦げ付くと、こびりついて簡単には落ちません。人手不足が深刻化する中、深夜のスタッフが時間をかけて什器をゴシゴシ洗う負担は計り知れないのです。
「お客様に常に最高の商品を提供したい」という理想と、「現場の負担を減らして持続可能な運営をしたい」という現実。この両方を解決する最適解こそが、保存性が高く品質が安定する「冷凍食品への完全移行」だったのです。
セブンイレブンの焼き鳥終了後の代替案はファミマ
- 種類豊富なファミリーマートが最強な理由
- 人気の皮やレバーなど希少部位も充実
- ローソンなど他社コンビニとの徹底比較
- 2025年の新作と地域限定商品の魅力
種類豊富なファミリーマートが最強な理由

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「理屈はわかった。でも、私は今すぐ、レジ横で買った熱々の焼き鳥を歩きながら食べたいんだ!」
そんな熱い思いをお持ちの方は、迷わずファミリーマートへ向かってください。セブンイレブンが「家庭内食(冷凍)」へ舵を切ったのとは対照的に、ファミリーマートは「即食(ホットスナック)」としての焼き鳥市場で覇権を握る戦略をとっています。
2021年の時点ですでに「焼き鳥が一番おいしいコンビニ」ランキングで1位を獲得していましたが、2025年になった現在でもその王座は揺るぎません。競合他社が撤退・縮小戦を余儀なくされる中で、ファミマだけがこのカテゴリーをリードし続けられる理由は、徹底した「本気度」の違いにあります。
ファミリーマートにとって焼き鳥は、単なるサイドメニューではなく、お客様をお店に呼ぶための強力な「フック商材(集客装置)」です。だからこそ、常にケースの中は山盛りにされ、視覚的にも食欲を刺激する展開がなされているのです。
人気の皮やレバーなど希少部位も充実
ファミマの焼き鳥の凄さは、そのラインナップの多様性にあります。コンビニの焼き鳥といえば、普通は「もも」か「つくね」くらいしか思い浮かびませんよね。しかし、ファミマは違います。
スーパーのお惣菜コーナーや居酒屋でしか手に入りにくいような、鮮度管理の難しい希少部位までホットスナック化に成功しているのです。
マニアを唸らせるラインナップ
| 商品名 | 特徴と魅力 |
|---|---|
| 炭火焼きとりレバータレ | 鮮度が命のレバーを商品化。高度なコールドチェーン(低温物流)があるからこそ実現できる一品で、濃厚なタレが絡んで絶品です。 |
| 炭火焼きとりハツ塩 | 心臓(ハツ)独特のプリッとした食感。臭みを抑える自信があるからこその「塩」味で提供されています。 |
| 炭火焼きとりかわタレ | 実は王道の「もも」よりも支持率が高い隠れた主役。脂の旨味がたまりません。 |
データを見ても、コンビニのホットスナックに求められているのは、正統派の肉料理よりも、「かわ」のように脂が乗って味が濃い、衝動買いしたくなるような商品だということが分かります。ファミマはこの需要を完璧に捉えているんですね。
ローソンなど他社コンビニとの徹底比較
「ローソンはどうなの?」と気になる方もいるでしょう。ローソンには「からあげクン」という絶対的なエースが存在します。からあげクンのブランド力があまりにも強いため、焼き鳥はどうしても脇役になりがちです。
もちろんローソンでも焼き鳥は販売されていますが、店舗によっては在庫が少なかったり、種類が「もも」だけに限定されていたりすることがあります。私自身、他店の視察に行くことがありますが、焼き鳥の什器展開の広さと種類の豊富さに関しては、ファミリーマートが一歩も二歩もリードしている印象を受けます。
店長の使い分け術
もし「揚げ物」が食べたいならローソンのからあげクン、「焼き鳥」が食べたいならファミリーマート。このように目的によってお店を使い分けるのが、現代の賢いコンビニ活用術と言えるでしょう。
2025年の新作と地域限定商品の魅力
ファミリーマートの攻勢は2025年も止まりません。季節やイベントに合わせた新商品を次々と投入し、私たち消費者を飽きさせない工夫が凝らされています。
例えば、3月のお花見シーズンに合わせて発売された「大人串」は、若年層中心の「ファミチキ」需要とは異なり、お酒を飲む大人世代をターゲットにした渋い商品選定が話題になりました。季節イベントと連動して商品が変わるライブ感も、ホットスナックならではの楽しみです。
158円の衝撃と4種の醤油
特に注目すべきは、2025年5月6日に発売された「炭火焼きとりねぎまタレ」です。昨今のインフレで食品価格が高騰する中、158円(税込)という手頃な価格を維持しているのは、まさに企業努力の賜物です。
さらに味へのこだわりも凄まじく、商品説明には「4種の醤油を使用したタレ」という記述があります。単調な味になりがちなコンビニ食品において、先味・中味・後味のそれぞれに作用する複雑な味覚設計を取り入れているのです。
豆知識:なぜ九州の一部で売っていない?
この「ねぎまタレ」、実は宮崎県と鹿児島県では取り扱いがないという注釈があります。これは推測ですが、両県が日本有数の鶏肉(地鶏)産地であることが関係しているでしょう。地元で安くて美味しい焼き鳥が手に入るためあえて販売しない、あるいは独自の物流ルートを持つ地域限定商品が存在する可能性があります。こういった地域差を探るのも面白いですね。
よくある質問
Q:セブンイレブンのレジ横焼き鳥は販売終了したのですか?
A:完全に消滅したわけではありませんが、多くの店舗でレジ横での販売を縮小し、冷凍食品コーナーへ売り場を移行しています。これは品質保持や店舗オペレーションの負担軽減を目的とした戦略的な変更です。
Q:冷凍になった焼き鳥の味は美味しいですか?
A:非常に評価が高いです。急速冷凍技術により炭火の香りや肉のジューシーさが保たれており、レビューサイトでは100点満点中90点という高スコアを獲得しています。時間が経ったホットスナックより美味しいという声もあります。
Q:今すぐ温かい焼き鳥を食べたい場合はどうすればいいですか?
A:その場合はファミリーマートがおすすめです。2025年現在もホットスナックとしての焼き鳥に注力しており、レバーやハツなどの希少部位や、季節限定商品など豊富なラインナップを取り揃えています。
Q:セブンの冷凍焼き鳥をダイエット中に食べても大丈夫ですか?
A:はい、おすすめです。衣がないため糖質が低く、高タンパクな食品です。「サラダチキン並みのコスパ」と評価されており、トレーニング後の栄養補給や罪悪感の少ない夜食としても適しています。
総括:セブンイレブンの焼き鳥終了でも冷凍で楽しもう

ここまで、「セブンイレブン 焼き鳥 終了」の真相と、その背景にあるコンビニ各社の戦略の違いについて詳しく解説してきました。
セブンイレブンは、焼き鳥を「食事・惣菜」として再定義し、冷凍技術を用いて高品質化する道を選びました。一方で、ファミリーマートは焼き鳥を「スナック・嗜好品」として定義し、レジ横でのエンターテインメント性を維持する道を選びました。この市場の二極化は、私たち消費者にとって決して悪いことではありません。
結論:シチュエーションで使い分けよう!
- 家でゆっくり晩酌したい時: セブンイレブンの「冷凍焼き鳥」がおすすめ。90点の高評価を誇る味と、いつでも食べられる利便性は最強です。お供には、セブンイレブンのチューハイの値段と最安値をチェックして、コスパ良く晩酌を楽しむのが店長流の楽しみ方です。
- 今すぐ小腹を満たしたい時: ファミリーマートの「ホットスナック」へ。希少部位や季節限定の味など、選ぶ楽しさが待っています。
「売っていない」と嘆くのではなく、それぞれのコンビニが得意とするスタイルを理解して使い分けること。それが、2025年のコンビニライフをより豊かにする秘訣だと私は思います。ぜひ今夜、セブンの冷凍コーナーを覗いてみてください。新しい発見があるはずですよ!