
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
最近、SNSやネットニュースなどで「セブンイレブンに紅茶専用のマシンが登場したらしい」という話題を目にして、気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、喫茶店文化が根付くここ愛知県にお住まいの方であれば、「自分の家の近くの店舗にはいつ導入されるのか?」「実際のメニューや使い方がどうなっているのか?」と、詳しく知りたくてウズウズされていることと思います。また、「本当に美味しいの?」「実際に飲んだ人の口コミや評判はどうなの?」という点も、非常に気になるところですよね。
この記事では、現役店長の視点と独自の調査に基づき、愛知県内での設置状況や、アールグレイなどのメニュー情報、そして私たちが気になる今後の展開について、徹底的に解説していきます。
記事のポイント
- 愛知県内で現在稼働している「幻の紅茶マシン」設置店舗の場所と詳細情報
- 2026年に向けて愛知県の店舗にも順次拡大していく導入スケジュールの予測
- 初心者でも迷わない専用マシンの買い方と、美味しく淹れるための操作手順
- セブンカフェ・ティー全3種類のメニュー特徴と、店長おすすめのペアリング
愛知県のセブンイレブンにある紅茶マシンの設置店舗情報

マイローカルコンビニ
- 導入店舗はどこ?名古屋伏見通錦店の詳細
- いつから全国展開?2026年までの予定
- 買い方と使い方は?専用マシンの操作手順
- 限定メニューの種類と値段をチェック
- アールグレイのアイスミルクティーが人気
導入店舗はどこ?名古屋伏見通錦店の詳細
まず結論から申し上げますと、2025年初頭の現時点で、愛知県内でこの「セブンカフェ・ティー」のマシンが稼働していることが確認されている数少ない店舗の一つが、名古屋市中区にある「セブンイレブン 名古屋伏見通錦店」です。
「なんでそんなピンポイントな場所なの?」と思われるかもしれませんが、私自身もコンビニ業界に身を置く人間として分析すると、この店舗の立地選定には非常に戦略的な意図を感じざるを得ません。伏見・錦エリアといえば、名古屋のビジネスの中心地であり、昼夜を問わず多くのオフィスワーカーが行き交う場所です。
さらに重要なのが、周辺の競合環境です。このエリアには、名古屋発祥の「コメダ珈琲店」や、和風喫茶の「おかげ庵」、さらには「ラ・スール オーバカナル」のような高感度なベーカリーカフェなどがひしめき合っています。つまり、このエリアを利用するお客様は、日常的に美味しいコーヒーや紅茶に触れており、「味に対して非常に舌が肥えている」可能性が高いのです。
あえてこのような舌の肥えたビジネスパーソンが多い激戦区に、最初のパイロット店舗(実験店舗)を置いたということは、セブン-イレブン・ジャパンの「味への自信」の表れだと言えるでしょう。もしここで受け入れられれば、全国どこへ行っても通用するという判断なのだと思います。
名古屋市内の他のエリアや、より詳細な現地の雰囲気については、名古屋のセブンイレブン紅茶マシン解説!設置店舗やメニューと評判の記事でも深掘りしていますので、合わせてチェックしてみてください。
店舗情報メモ:セブンイレブン 名古屋伏見通錦店
現在はまだ愛知県内でも非常に希少な存在です。もし伏見や栄方面にお出かけの用事があれば、話のネタにぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。ただし、テスト運用中のため、予告なく変更される可能性もある点にはご注意ください。
いつから全国展開?2026年までの予定
「名古屋の中心部だけじゃなくて、私の家の近くのセブンイレブンにはいつ来るの?」とヤキモキされている方も多いと思います。正直なところ、私も一人のセブンイレブンオーナーとして、自分の店に早く導入したい気持ちでいっぱいです。
公式の発表や業界のニュースを分析すると、現在の展開状況はまだ「テスト段階(フェーズ1)」に位置付けられています。首都圏の一部や、ここ愛知を含む特定のエリアでのみ限定的に導入し、マシンの耐久性やオペレーションの課題、そして何より「お客様の反応」を入念に検証している時期だと言えます。
しかし、ここからが朗報です。 計画では、2026年2月までに全国約2,000店舗への拡大が目標として掲げられています。セブンイレブンは全国に約21,000店舗以上ありますから、全体の約1割にあたる計算になります。
「たった1割?」と思われるかもしれませんが、これは初期段階としてはかなり大きな規模です。愛知だけでなく、東京や大阪など他の地域の状況も気になる方は、セブンイレブンの紅茶マシン店舗はどこ?全国設置場所一覧で最新情報を確認できます。
愛知県内での今後の展開予測
では、愛知県内ではどのように広がっていくのでしょうか。私の経験則から予測すると、以下のような店舗が優先される可能性が高いです。
- 主要駅の周辺店舗:名古屋駅、金山駅、栄駅などの利用者が極めて多い店舗。
- スイーツの売上が高い店舗:紅茶はスイーツとの併売(合わせ買い)効果が高いため。
- イートインスペースがある大型店:郊外の駐車場が広い店舗などで、ゆっくりカフェタイムを楽しめる場所。
これらが順次導入の対象になっていくでしょう。2026年に向けて、「幻のマシン」が「いつものお店」で見かけられるようになる日が待ち遠しいですね。
買い方と使い方は?専用マシンの操作手順

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「新しいマシンって、操作が難しそう…」「後ろに人が並んでたら焦っちゃうかも」と不安に思う方もいるかもしれません。でも安心してください。基本的にはいつもの「セブンカフェ(コーヒー)」と同じくらい簡単で、直感的に使えるようになっています。
ここで、現役店長が教える「失敗しない購入ステップ」を詳しく解説します。
購入から抽出までの完全ガイド
- レジで注文する まずレジに行き、店員さんに「紅茶のアールグレイをください」といったように注文します。この時、「ホット」か「アイス」かも必ず伝えてください。注文に合わせて、専用のカップ(氷入り、またはホット用カップ)を受け取ります。
- 紅茶専用マシンを探してセットする ここが最大の注意点です!いつもの黒いコーヒーマシンではなく、その隣などに設置されている「紅茶専用のマシン」を探してください。コーヒーの香りが移らないよう、抽出経路が完全に分けられているんです。デザインが少し異なるので、POPなどを目印にしましょう。
- カップの蓋を取ってセットする アイスの場合は蓋フィルムを剥がし、ホットの場合はそのまま、抽出口の下にカップを置きます。カップのサイズが自動検知される場合もありますが、基本はしっかり奥までセットします。
- メニューボタンを押して待つ タッチパネルや物理ボタンで、購入したメニュー(例:アールグレイ)を選んで押します。抽出が始まります。
特筆すべきは、抽出中に発生する「待ち時間」です。コーヒーマシンに比べて、抽出時間が少し長く感じられるかもしれません。
実はこれ、マシンが壊れているわけではなく、中で「茶葉を蒸らしている(Blooming)」時間なんです。ただお湯を通すだけでなく、茶葉にお湯を含ませて開かせる工程がプログラムされています。画面に「蒸らし中」といった表示が出るタイプもありますので、この時間は「美味しくなってるんだな〜」とワクワクしながら待っていてください。
抽出が終わったら、お好みで専用のふたをして、ストローやマドラーを取って完了です。基本的な流れはアイスコーヒーと同じですが、もしコーヒーマシンの操作も不安な方がいれば、セブンイレブンのアイスコーヒーの買い方完全ガイド【店長解説】でおさらいしておくと、より安心して利用できると思います。
限定メニューの種類と値段をチェック

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現在展開されている「セブンカフェ・ティー」の主なラインナップは、以下の3種類が基本となっています。これらは単に有名だから選ばれたのではなく、セブンイレブンで販売されている食品との相性(フードペアリング)を徹底的に研究して開発されたものです。
| メニュー名 | 味の特徴・プロファイル | 店長おすすめのペアリング |
|---|---|---|
| ダージリンブレンド | 「紅茶のシャンパン」とも称される、華やかな香りと心地よい渋みが特徴。食事の味を邪魔しないすっきりとした後味。 | おにぎり、サンドイッチ 特にツナマヨやハムサンドなど、油分のある食事の後に飲むと口の中がさっぱりします。 |
| アールグレイ | ベルガモット(柑橘類)の香りを着香したフレーバーティー。女性人気No.1で、リラックス効果が高い。 | シュークリーム、チョコ 「THEセブンシュー」などのカスタードクリームや、濃厚なチョコスイーツと相性抜群です。 |
| アッサムブレンド | 濃厚なコクと甘み、深い水色(すいしょく)が特徴。ミルクに負けない力強い味わい。 | チーズケーキ、バウムクーヘン 「金のしっとりバウム」など、バターやチーズを使った濃厚なスイーツをしっかり受け止めます。 |
価格帯については、店舗や時期によって多少変動する可能性がありますが、基本的には「レギュラーサイズで100円台〜200円台前半」という設定になっていることが多いようです。
これは、ペットボトル飲料(約100円〜160円)よりは少し高いですが、カフェ専門店(400円〜600円)に比べれば圧倒的にリーズナブルです。「毎日飲める贅沢」として、絶妙な価格設定だと感じますね。
アールグレイのアイスミルクティーが人気

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SNSやブログ、そして実際に飲んだ方の口コミを調査していると、特に評価が高いのが「アイスミルクティー」です。特にアールグレイやアッサムを使ったアレンジが人気を博しています。
作り方は簡単で、アイス用の紅茶を購入し、抽出後に別売りのミルク(ポーションミルクや、店舗によっては牛乳)を加えるだけです。店舗によっては「ロイヤルミルクティー」として最初からメニュー化されている場合もあります。
なぜこれが人気なのかというと、コンビニのアイス用カップに入っている「ロックアイス」の効果が大きいです。熱々の濃い紅茶が抽出され、氷で一気に急冷(クエンチ)されることで、香りが液体の中にギュッと閉じ込められます。
その結果、口に含んだ瞬間にベルガモットの香りが爆発的に広がり、その後にミルクのまろやかさが追いかけてくる…という、カフェ顔負けの体験ができるんです。「普段は甘いカフェラテばかりだけど、これは香りが良くてハマった」という声も多く、午後の仕事の合間のリフレッシュドリンクとして選ばれているようです。
愛知県のセブンイレブン紅茶マシンの口コミと味の評判
- 蒸らし機能で美味しい?味の口コミを調査
- ダージリンなど茶葉のこだわりとカロリー
- ボトル紅茶との違いは香りと温度にある
- 専門店並み?カフェとのコスパ比較
蒸らし機能で美味しい?味の口コミを調査

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「いくら専用マシンと言っても、所詮はコンビニの機械でしょ?」「ティーバッグで淹れるのと変わらないんじゃないの?」と、味に対して半信半疑な方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に飲んだ方の口コミを詳しく調査してみると、良い意味で予想を裏切られたという高評価が非常に目立ちます。
- 「香りの立ち方がペットボトルとは全然違う」
- 「渋みが少なくて飲みやすいのに、お茶の味が濃い」
- 「待ち時間があるからこそ、本格的な感じがする」
こういった感想が多い秘密は、先ほども触れた「蒸らし(Murashi)」機能の搭載にあります。
コーヒーの抽出が「圧力をかけて一気に成分を押し出す(エスプレッソ式)」や「お湯を通過させる(ドリップ式)」のが主流なのに対し、紅茶の美味しさを引き出すには、茶葉をお湯の中で対流させ(ジャンピング)、ゆっくりと開かせる時間が必要です。
今回のマシンは、この「バリスタがポットで淹れる工程」を機械内部で忠実に再現しています。茶葉にお湯を含ませて数十秒待つという、人間がやるような工程を自動化することで、茶葉本来の甘み成分(アミノ酸)を引き出しつつ、嫌な渋み(過剰なタンニン)が出ない絶妙なタイミングで抽出を完了させているのです。
この技術力の高さこそが、セブン-イレブンが満を持して紅茶市場に参入した最大の理由だと言えるでしょう。
ダージリンなど茶葉のこだわりとカロリー
使用されている茶葉についても、かなりのこだわりが見えます。インドやスリランカなどの有名産地の茶葉を厳選し、マシン抽出に最適化されたリーフを使用しています。
特にダージリンは「紅茶のシャンパン」と呼ばれる繊細な茶葉で、温度が高すぎると渋くなり、低すぎると香が出ないという扱いが難しい種類です。これをマシンが最適な湯温(一般的に紅茶は95℃以上の熱湯が良いとされます)でコントロールしているため、雑味のないクリアな味が誰でも楽しめるようになっています。
健康志向の方にも嬉しい「ゼロカロリー」
また、昨今の健康ブームの中で見逃せないのが「カロリー」です。 セブンカフェのコーヒーもそうですが、この紅茶も基本は「無糖のストレートティー」として提供されます(砂糖やミルクは後入れ)。つまり、カロリーはほぼゼロです。
カフェラテやジュースだとどうしても糖分が気になりますが、香り高い紅茶なら、満足感を味わいつつダイエット中でも罪悪感なく飲むことができます。紅茶に含まれるポリフェノールやテアニンにはリラックス効果も期待できるため、忙しい現代人の「癒やしの一杯」として、美容や健康意識の高い層からも支持されています。
ボトル紅茶との違いは香りと温度にある

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セブンイレブンには、すでに「セブンプレミアム アールグレイ無糖」などの非常に美味しいペットボトル紅茶(95円〜)が販売されています。「安くて美味しいボトル紅茶があるのに、わざわざ高いマシン紅茶を買う必要があるの?」という疑問ももっともです。
しかし、この2つは明確に「利用シーン」と「価値」が異なります。
ここが決定的に違う!ボトル vs マシン
- ボトル紅茶(RTD) 主な目的は喉の渇きを癒やす「水分補給(止渇)」です。ゴクゴク飲めるようにすっきり調整されており、持ち運びに便利で、常温保存も可能です。
- マシン紅茶(淹れたて) 主な目的は香りを楽しむ「リラックス体験(嗜好)」です。淹れたての瞬間に立ち上る「トップノート(揮発性の香り)」は、製造過程で加熱殺菌されるボトル飲料ではどうしても再現しきれない領域です。また、ホットの「温かさ」や、氷でキンキンに冷えた「冷たさ」という温度のライブ感も大きな魅力です。
つまり、喉が乾いている時はボトルを、仕事の合間にホッと一息つきたい時はマシンを、というように使い分けるのが賢い利用法だと言えます。
専門店並み?カフェとのコスパ比較
愛知県にはコメダ珈琲店をはじめとする素晴らしいフルサービスの喫茶店がたくさんあります。そういったお店で紅茶を頼むと、場所にもよりますが400円〜500円、高いところでは600円以上するのが相場です。
対して、セブンイレブンの紅茶マシンは100円台〜200円台。価格は半額以下です。
もちろん、ふかふかのソファや雑誌、店員さんのサービスといった「空間の価値」を含めた喫茶店体験とは比較できません。しかし、「今は時間がないけど、美味しい紅茶が飲みたい」「オフィスに持ち帰って仕事をしながら飲みたい」というニーズに対しては、これ以上ないコストパフォーマンスを発揮します。
ココに注意
あくまで「セルフサービス」のコンビニ紅茶ですので、高級ホテルのティーラウンジのような茶葉のグレードやサービスを期待しすぎると、ギャップがあるかもしれません。しかし、「日常使いの紅茶」としてのクオリティは非常に高く、100円〜200円で買える飲み物としては破格の完成度であることは間違いありません。
毎日カフェに行くとお財布が厳しいけれど、缶コーヒーでは味気ない…そんな時の「第3の選択肢」として、私たちの生活を豊かにしてくれるはずです。
よくある質問
Q:愛知県内のどこの店舗で紅茶マシンを利用できますか?
A:2025年初頭現在、名古屋市中区の「名古屋伏見通錦店」などで稼働が確認されています。現時点では実験的な導入のため設置店舗は極めて限定的です。
Q:近くのセブンイレブンにはいつ頃導入されますか?
A:現在はテスト段階ですが、2026年2月までに全国約2,000店舗への拡大が計画されています。主要駅周辺やスイーツの売上が高い店舗から順次導入されると予測されます。
Q:紅茶マシンの使い方はコーヒーと同じですか?
A:買い方は似ていますが、必ず「紅茶専用マシン」を使用してください。また、美味しく淹れるための「蒸らし」工程があるため、抽出完了までの待ち時間がコーヒーより少し長くなります。
Q:ペットボトルの紅茶と比べて味はどう違いますか?
A:専用マシンは茶葉を蒸らすことで、加熱殺菌されたボトル飲料では味わえない「淹れたての華やかな香り(トップノート)」を楽しめます。価格は100円〜200円台で、カフェの半額以下です。
愛知県のセブンイレブン紅茶マシンを総括
今回は、「セブンイレブン 紅茶 マシン 愛知 県」というキーワードで検索されている方に向けて、現在導入されている名古屋伏見通錦店の情報や、今後の展開、そしてその魅力について現役店長の視点で解説しました。
まだ愛知県内では「宝探し」のようなレアな存在ですが、もし街中で専用マシンを見かけた際は、ぜひ迷わず試してみてください。いつものコンビニ休憩が、茶葉の香り広がる少し優雅なティータイムに変わるはずです。
記事のまとめ
- 愛知での導入は現在、名古屋市中区の「名古屋伏見通錦店」などが中心。
- 2026年2月にかけて、全国および県内の主要店舗へ順次拡大していく予定。
- 専用マシンの「蒸らし」機能により、専門店に迫る香り高い味が楽しめる。
- アールグレイやダージリンなど、気分や食事に合わせて選べるメニューが魅力。
- ボトル紅茶とは違う「淹れたての香り」を、カフェの半額以下のコスパで体験できる。
皆さんのご近所のセブンイレブンにも、このマシンが導入される日が早く来ると良いですね。私もその日を楽しみに、今日もお店に立ちたいと思います。
※本記事の情報は2025年時点のものです。導入店舗やメニュー、価格は変更になる可能性がありますので、正確な情報は店頭にてご確認ください。 (参考:株式会社セブン-イレブン・ジャパン ニュースリリース)