
マイローカルコンビニ
はじめまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
最近、ネットやSNSで「セブンイレブンで本格的な紅茶が飲めるようになった」という話題を目にしたことはありませんか? 特にここ名古屋では、一部の店舗で先行導入されており、「カフェ顔負けの味だ」と噂になっているんです。
実際にどこのお店に行けば飲めるのか、値段はいくらなのか、そしてアールグレイなどの茶葉の種類はどうなっているのか、気になっている方も多いはずです。
私自身、コンビニ業界の最前線にいる身として、この新しい紅茶マシンの実力や使い方が気になって仕方がありませんでした。そこで今回は、名古屋で先行導入されているこのマシンの詳細を、店長視点で徹底的にリサーチしました。
記事のポイント
- 名古屋市内の伏見エリアを中心とした具体的な設置店舗の情報
- アールグレイやダージリンなど豊富なメニューと価格の全貌
- 実際に飲んだ人の口コミから分かる味や香りの正直な評判
- ローソンやファミマとは異なるセブンイレブン独自の紅茶戦略
名古屋のセブンイレブンにある紅茶マシンの概要
- 伏見など名古屋市内の詳しい設置店舗
- アールグレイなどの種類とメニュー一覧
- アイスやホットの値段とカロリーを比較
- 誰でも使えるマシンの買い方と使い方
- なぜ名古屋が先行導入エリアなのか
伏見など名古屋市内の詳しい設置店舗

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まず皆さんが一番知りたいのは、「結局、名古屋のどこに行けば、その紅茶マシンに出会えるの?」という点ではないでしょうか。私が現地調査やネットワークを駆使して調べたところ、名古屋エリアでの初期導入店舗として特に有名なのが、名古屋市中区にある「セブンイレブン 名古屋伏見通錦店」です。
この店舗は、名古屋のビジネス街である「伏見エリア」の中心に位置しています。丸の内や栄にも近く、日中は多くのビジネスマンやOLの方々が行き交う、まさに「名古屋の心臓部」とも言える場所です。なぜこの場所が選ばれたのかを分析すると、やはり「オフィスワーカーの休憩需要」が非常に高いエリアだからだと考えられます。
仕事の合間にホッと一息つきたいとき、これまでは「セブンカフェ」のコーヒーが主流でしたが、毎日コーヒーばかりだと飽きてしまったり、「午後はカフェインを少し控えたい」「コーヒーの苦みよりも紅茶の香りで癒やされたい」というニーズが確実に存在します。
そうした潜在的な需要に対して、紅茶という新しい選択肢を提供するためのテストフィールドとして、伏見は最適だったのでしょう。
実際、私が視察に行った際も、ランチタイム後の13時から14時くらいの時間帯には、女性のお客様を中心に紅茶マシンを利用されている姿が多く見られました。周辺にはおしゃれなカフェや「尾張名古屋の台所 山」といった飲食店も多く、激戦区の中で「コンビニのセルフ紅茶」がどこまで通用するのかを試す、まさにセブンイレブン側の「本気度」が伝わってくる立地選定です。
また、伏見通錦店以外にも、名古屋市内のオフィス街や繁華街を中心に、少しずつ導入店舗が増えているという情報も入ってきています。ただ、現時点ではまだまだ「どこのセブンイレブンにもある」という状態ではありません。
わざわざ足を運んでも設置されていなかった…という悲しい事態を避けるためにも、他のエリアの情報も含めて確認したい方は、こちらのセブンイレブンの紅茶マシン店舗はどこ?全国設置場所一覧の記事も参考にしてみてください。
店長齋藤のメモ
名古屋伏見通錦店は、全国でもわずか数店舗しかなかった初期導入店の一つとして、「幻の紅茶マシンがある店」としてSNSでも話題になりました。もし名古屋への出張や旅行のついでに立ち寄るなら、まずはここをチェックするのが確実ですね。
アールグレイなどの種類とメニュー一覧

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この紅茶マシンの最大の特徴であり、私が最も感動したポイントは、なんといってもその「茶葉の種類の豊富さとこだわり」にあります。これまでのコンビニのホットドリンクコーナーというと、粉末をお湯で溶かすタイプや、ティーバッグにお湯を注ぐタイプが主流でしたよね。しかし、この新型マシンは全く違います。
なんと、茶葉の品種そのものをボタン一つで選び分けられるんです。これは紅茶好きにとっては革命的なことではないでしょうか。具体的には、以下の3種類の茶葉がベースになっています。
| 茶葉の種類 | 特徴 | おすすめのシーン |
|---|---|---|
| ダージリンブレンド | 「紅茶のシャンパン」とも称される、世界三大紅茶の一つ。マスカットのようなフルーティーな香りと、上品な渋みが特徴です。 | 仕事中、頭をすっきりさせたい時や、香りを純粋に楽しみたい時に。 |
| アッサムブレンド | インドのアッサム地方で採れる茶葉。濃厚なコクと甘みがあり、色が濃く出るのが特徴。ミルクとの相性が抜群です。 | 午後の休憩時、ミルクを入れて濃厚な味わいを楽しみたい時に。 |
| アールグレイ | ベルガモット(柑橘類)の香りをつけたフレーバーティー。爽やかな香りでリフレッシュ効果が高く、アイスでもホットでも人気です。 | 気分転換したい時や、食事の後口をさっぱりさせたい時に。 |
これらの茶葉をベースに、「アイス」か「ホット」か、そして「ストレート」か「ミルク」かを選んでいく形になります。特に私が注目したいのが、「アイスとホットで提供される茶葉のブレンドが最適化されている」という点です。
例えば、アイスティーの場合は、氷で冷やしても香りが飛びにくいアールグレイが主力になっていますし、ホットの場合は湯気とともに立ち上る香りを存分に楽しめるダージリンが推奨されています。
メニュー画面を見ると、「ホットダージリン」「アイスアールグレイ」といった具合にボタンが並んでおり、その日の気分や気温に合わせて選べる楽しさがあります。
「今日は寒いからホットのアッサムで温まろう」「暑いからアイスアールグレイですっきりしよう」といった使い分けができるのは、これまでのコンビニにはなかった新しい体験ですね。
アイスやホットの値段とカロリーを比較

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さて、気になるお値段とカロリーについて、さらに詳しく深掘りしていきましょう。コンビニ店長の視点で見ると、この価格設定は非常に戦略的で、「安すぎず、高すぎない」絶妙なラインを攻めているなと感じます。
価格設定の妙:マス・プレミアム戦略
まず価格についてですが、基本的なラインナップは以下のようになっています(店舗や時期により変動する可能性があります)。
- アイスティー(ストレート)Rサイズ:税込112円〜
- ホットティー(ストレート)Rサイズ:税込112円〜
- アイスアールグレイミルクティー Rサイズ:税込240円前後
- アイスティー Lサイズ:税込300円前後
注目すべきは、ストレートティーに関しては、なんとコーヒー(Rサイズ)とほぼ変わらない100円台前半から楽しめるという点です。これは缶コーヒーやペットボトルの紅茶とほぼ変わらない価格ですよね。それでいて、マシンで抽出したての「香り」が楽しめるわけですから、コストパフォーマンスは最強クラスと言っていいでしょう。
一方で、ミルクティーやLサイズになると200円〜300円台となります。これはコンビニ商品としては少し高めの「プレミアム価格帯」に入りますが、スターバックスやタリーズコーヒーなどのカフェチェーンで同じものを頼めば400円〜500円はします。そう考えると、「専門店の半額近い価格で、専門店に近いクオリティを楽しめる」という点で、非常にお得感があります。
カロリーと健康面への配慮
次にカロリーについてです。健康志向の方にはここも重要なポイントですよね。
- ストレートティー(無糖):ほぼ0kcal
- ミルクティー:カフェラテと同等か、甘みがある場合はそれ以上
ストレートティーは、コーヒー(ブラック)と同様にカロリーがほぼありません。さらに紅茶には「テアフラビン」や「カテキン」といったポリフェノールが含まれており、抗酸化作用も期待できると言われています。ダイエット中の方や、糖質を気にされている方にとっては、罪悪感なく飲める強い味方です。
一方で、ミルクティーに関しては注意が必要です。濃厚さを出すためにミルク成分や甘みが加えられている場合が多く、おいしい分だけカロリーも高くなります。「今日は自分へのご褒美」という時はミルクティー、「普段の水分補給」ならストレート、といった使い分けが良いかもしれません。
注意ポイント
店舗によっては「甘みなし」のミルクティーを選べる場合や、逆に最初から甘みがついている場合があります。カロリーコントロールをしている方は、購入前にマシンの表記やカップの種類を確認することをお勧めします。
誰でも使えるマシンの買い方と使い方

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「新しいマシンって、操作が難しそうで緊張する…」「後ろに並ばれていると焦ってしまいそう」という方もいらっしゃるかもしれません。特にセブンイレブンはマシンの種類が増えているので、戸惑うのも無理はありません。でも安心してください。
基本的にはいつものセブンカフェ(コーヒー)と同じ流れですが、いくつか紅茶ならではの注意点があります。ここではシミュレーション形式で解説します。
1. レジで注文する
まずレジカウンターに行き、店員さんに注文を伝えます。「アイスのアールグレイをください」や「ホットのダージリンをお願いします」といった感じです。商品カード(引換券)が置いてある店舗なら、それを持っていくのが一番スムーズですね。ここでのポイントは、「ミルクなしか、なしか」を明確に伝えることです。
カップの種類が異なる場合があるためです。コーヒーの買い方と比較したい方は、セブンイレブンのアイスコーヒーの買い方完全ガイドも合わせてご覧いただくと、違いがよく分かりますよ。
2. カップを受け取る
会計を済ませると、店員さんからカップを受け取ります。アイスの場合は氷が入ったカップ、ホットの場合は断熱性の高い紙カップです。ここまではコーヒーと同じですね。
3. マシンにセットする
紅茶専用のマシンの前に立ち、カップをセットします。このマシン、見た目はコーヒーマシンと似ていますが、よく見ると「Tea」という表記や、紅茶色のデザインが施されていることが多いです。間違って隣のコーヒーマシンに置かないように注意しましょう。
4. ボタンを押す(最重要!)
ここが一番の山場であり、コーヒーマシンとの最大の違いです。最近のセブンイレブンのコーヒーマシンは、カップを置くとセンサーが自動で種類を判別してくれるタイプが増えていますよね。しかし、この紅茶マシンは「自分でボタンを選ぶ手動タイプ」が主流です。
液晶パネルに「ダージリン」「アッサム」「アールグレイ」といったボタンが表示されますので、自分が購入したものを自分で選んで押す必要があります。ここで、「アールグレイを買ったのに、うっかりダージリンを押してしまった!」というミスが起こりやすいんです。
カップの中身(茶葉)が変わるわけではなく、マシンから出るお湯の温度や蒸らし時間が変わるだけならまだ良いですが、味が全く別物になってしまう可能性もあります。必ず一呼吸置いて、ボタンを確認してから押してください。
5. 抽出を待つ
ボタンを押すと抽出が始まります。紅茶はコーヒーよりも抽出に時間がかかる傾向があります。茶葉をしっかり蒸らす「ジャンピング」という工程があるため、約90秒(1分半)ほど待つことになります。コーヒーよりも少し長いので、「まだかな?」と不安になってカップを取り出さないようにしましょう。扉がロックされているタイプなら安心ですが、そうでない場合はじっと我慢です。
ココがおすすめ
抽出が終わると「ピー」という音が鳴ります。取り出すときは熱くなっているので注意してくださいね。あとはお好みで、マドラーで混ぜたり、蓋をして完成です!
なぜ名古屋が先行導入エリアなのか

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それにしても、なぜ東京だけでなく、あえて「名古屋」が先行導入エリアに選ばれたのでしょうか? これには、名古屋という地域が持つ独特な食文化、特に「喫茶店文化(モーニング文化)」が深く関係していると私は分析しています。
名古屋の方々にとって、喫茶店に行くことは特別なイベントではなく、日常生活の一部ですよね。朝はモーニングでコーヒーや紅茶を楽しみ、昼下がりには商談や休憩でまた喫茶店に入る。コメダ珈琲店をはじめとする有名チェーンの発祥地でもあり、街中には個人経営の素晴らしい喫茶店が溢れています。
その結果、名古屋の人々は飲み物に対して非常に「舌が肥えている」と言われています。単にカフェインが摂れればいいというわけではなく、味、香り、そして価格に対するシビアな目を持っています。検索データを見ても「名古屋 カフェ」「名古屋 スイーツ」といったワードの検索ボリュームは非常に多く、食への関心の高さが伺えます。
セブンイレブン側としては、こうした「日本一飲み物の品質にうるさい市場」である名古屋で通用するかどうかが、全国展開に向けた最大の試金石だったのではないでしょうか。もし名古屋の消費者に「こんなの紅茶じゃない」と見向きもされなければ、全国展開は見直す必要がある。
逆に「これは美味い!」「お値打ちだ(お得だ)」と認められれば、日本全国どこへ行っても勝てるという確信が得られます。
実際に伏見店などでのテスト販売が好調だったからこそ、現在こうして導入店舗拡大のニュースが出ているわけです。つまり、名古屋での成功が、日本のコンビニ紅茶の未来を切り開いたと言っても過言ではありません。名古屋の皆さんの厳しい舌が、セブンイレブンの品質を磨き上げたとも言えるでしょう。
名古屋で話題のセブンイレブン紅茶マシンの評判
- 香りが本格的と評価される味の口コミ
- ミルクティーに対する正直な評価と感想
- ローソンやファミマとの紅茶戦略の違い
- 今後の全国展開と導入拡大の予定
- 名古屋のセブンイレブン紅茶マシンの総括
香りが本格的と評価される味の口コミ

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実際に名古屋の店舗でこの紅茶マシンを利用した方々の口コミを、SNSや私の独自ネットワークを使って徹底的にリサーチしてみました。その中で圧倒的に多かった肯定的な意見は、やはり「香り」に関するものです。
「コンビニの紅茶なんて、どうせ薄い色がついたお湯みたいなものでしょ?」「ファミレスのドリンクバーと変わらないのでは?」と高を括っていた人たちが、良い意味で裏切られたという感想が多く見られます。具体的には以下のような声です。
- 「マシンから抽出されている最中から、アールグレイの華やかな香りが漂ってきて癒される。これは缶紅茶では絶対に出せない」
- 「ダージリンを飲んだけど、しっかりとした茶葉の渋みと香りがあって驚いた。これが100円ちょっとで飲めるのは事件レベル」
- 「ホットのアッサムは香りが濃厚で、寒い日に飲むと本当に落ち着く」
この「香り」の良さの秘密は、マシンの構造にあります。一般的に、紅茶をおいしく淹れるためには、95℃以上の熱湯を使い、茶葉を上下に対流させる「ジャンピング」という現象を起こすことが必要不可欠です。
セブンイレブンの公式発表や報道によると、このマシンは「98℃という高温のお湯」を使用し、さらに「80秒〜100秒かけてじっくり蒸らす」という工程を自動で行っているそうです。
有人カフェのバリスタが手淹れでやるような工程を、マシンがプログラム通りに正確に再現してくれる。だからこそ、いつ行ってもブレのない、香り高い紅茶が提供されるわけです。特にホットティーの蓋を開けた瞬間に立ち上る湯気の香りは、疲れた仕事帰りの身体に染み渡ると評判です。
ミルクティーに対する正直な評価と感想
一方で、全てが絶賛されているわけではありません。公平な情報を伝えるのがこのブログのポリシーですので、ネガティブな意見や、意見が分かれているポイントについてもお伝えします。特に議論を呼んでいるのが「ミルクティー」、さらに言うとそこで使われている「ミルクの質」についてです。
一部の紅茶通や、カフェクオリティを強く求める層からは、次のような厳しい意見も挙がっています。
- 「ミルクティーを頼んだけど、牛乳のコクというよりは、コーヒーフレッシュのような油脂感を感じる」
- 「ロイヤルミルクティーのような濃厚さを期待したら、ちょっと違った。あっさりしすぎているかも」
- 「ミルクの甘みが、砂糖の甘みとは違って少し人工的に感じる」
これはマシンの構造上、仕方のない部分があるかもしれません。セブンカフェの「カフェラテ」専用マシンでは、冷蔵された液状の濃厚ミルク(牛乳)を使用していますが、紅茶マシンに関しては、メンテナンス性やコストの観点から、ポーションミルク(植物性油脂を含むもの)や、パウダー状のミルク、あるいは濃縮乳を使用している可能性があります。
そのため、「牛乳本来の甘み」を求める方には、少し物足りなく感じるかもしれません。逆に言えば、「昔ながらの喫茶店のミルクティー」や「缶入りの甘いミルクティー」が好きな方には、むしろ馴染み深い味とも言えます。
齋藤の正直レビュー
店長 私個人の感想としては、マシンの性能を100%楽しむなら、まずは「ストレートティー」をお勧めします。茶葉のクオリティは間違いないので、まずはそのままで香りを楽しみ、物足りなければ自分でガムシロップやポーションミルクを足して調整するスタイルが、一番失敗がないかなと思います。
東京の状況なども気になる方は、セブンイレブン紅茶マシン東京の店舗と口コミもチェックして、地域ごとの違いを比べてみるのも面白いですよ。
ローソンやファミマとの紅茶戦略の違い
セブンイレブンがここまで紅茶に力を入れ始めたことで、コンビニ業界全体で「紅茶戦争(CVSティー・ウォー)」とも呼べる競争が勃発しています。しかし、面白いのは3社のアプローチが全く異なるという点です。それぞれの戦略を比較してみましょう。
| コンビニ | 戦略のキーワード | 詳細・特徴 |
|---|---|---|
| セブンイレブン | 「専用マシンによる品質」 | あくまで「淹れたて」にこだわる。カフェインレス需要や、コーヒーが苦手な層を取り込む「カフェ代わり」としての正統派アプローチ。 |
| ローソン | 「メガサイズ&フレーバー」 | MACHI caféブランドで展開。「メガアイスアールグレイ」など大容量で長時間楽しみたいニーズに対応。柑橘系など複雑なフレーバーで「クラフトティー」感を演出。 |
| ファミリーマート | 「フードペアリング」 | 紅茶そのものよりも、「紅茶に合うスイーツ」や「紅茶フレーバーの焼き菓子」を強化。「Afternoon Tea」監修商品など、ブランド力を活かした「食べる紅茶」体験を提供。 |
こうして見ると、セブンイレブンは「技術への投資(専用マシン)」で品質を担保しようとしているのが分かりますね。対してファミリーマートはスイーツとの相乗効果(クロスセル)を狙っており、ローソンはバラエティ感やサイズ展開で勝負しています。
ユーザーとしては、「美味しい淹れたて紅茶を飲みたいならセブン」「たくさん飲みたいならローソン」「紅茶スイーツを楽しみたいならファミマ」といった使い分けができるので、選択肢が増えるのは嬉しい限りです。
また、紅茶はコーヒーに比べて「季節感」を出しやすい商材です。フルーツティーなどへの展開もしやすく、今後各社がどのような限定フレーバーを出してくるのかも楽しみですね。
今後の全国展開と導入拡大の予定
さて、皆さんが一番気になっているのは「で、私の家の近くにはいつ来るの?」ということですよね。これに関しては、非常にポジティブな情報が入ってきています。
セブン-イレブン・ジャパンの発表によると、2025年度中(〜2026年2月まで)に、現在の導入店舗を全国約2,000店舗規模へ拡大する計画とのことです。さらに将来的には1万店規模への展開も視野に入れているようです。
(出典:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン『ニュースリリース』)
「2,000店舗」というと、全国のセブンイレブン(約2万1000店)の約10%にあたります。まだ「どこにでもある」レベルではありませんが、各都道府県の主要駅周辺や、利用客の多いロードサイド店舗から優先的に導入されていくはずです。特に、今回の名古屋のような「カフェ需要が高いエリア」や「オフィス街」は優先順位が高いと思われます。
また、季節に合わせた展開も予想されます。冬には体が温まるホットティーの販促が強化されるでしょうし、クリスマスやバレンタインといったイベントに合わせて、イチゴやチョコレートフレーバーの限定茶葉が登場する可能性も十分にあります。マシンという「ハード」が整えば、あとは茶葉という「ソフト」を入れ替えるだけで新商品が出せるのが、このシステムの強みですからね。
よくある質問
Q:名古屋のどの店舗に紅茶マシンが設置されていますか?
A:初期導入店として名古屋市中区の「セブンイレブン 名古屋伏見通錦店」が有名です。現在はオフィス街を中心に導入が進んでいますが、まだ全店舗ではないため、アプリ等での事前の場所確認をおすすめします。
Q:どんな種類の紅茶があり、値段はいくらくらいですか?
A:ダージリン、アッサム、アールグレイの3種をベースに、アイスやホットを選べます。価格はストレート(R)が税込112円〜、ミルクティーなどは税込240円前後で、専門店より安く本格的な味が楽しめます。
Q:マシンの使い方はコーヒーと同じですか?注意点はありますか?
A:カップをセットするまでは同じですが、紅茶マシンは「自分で飲みたい茶葉のボタンを選ぶ」必要があります。自動識別ではないため、購入した種類と違うボタンを押さないよう注意してください。
Q:ミルクティーの味はどのような評判ですか?
A:茶葉の香りは非常に高評価ですが、ミルクに関しては牛乳ではなくポーションミルク等が使われている可能性があるため、カフェのような濃厚な牛乳のコクを求める方には好みが分かれる場合があります。
名古屋のセブンイレブン紅茶マシンの総括
最後に、今回の「セブンイレブン 紅茶 マシン 名古屋」に関する情報をまとめます。名古屋・伏見でのテスト導入から始まったこのプロジェクトは、コンビニが単なる「便利なお店」から「質の高い喫茶体験ができる場所」へと進化していることを象徴する出来事でした。
まとめ:この記事の要点
- 名古屋の伏見エリアなどで先行導入され、舌の肥えた名古屋人にも高い評価を得ている。
- アールグレイ、ダージリン、アッサムなど、気分に合わせて本格的な茶葉を選べるのが最大の魅力。
- 価格は100円台〜300円程度。専門店の半額以下で「淹れたて」が楽しめる圧倒的なコスパ。
- 「香り」は非常に高評価だが、ミルクティーのミルク感には好みが分かれるため、まずはストレートがおすすめ。
- 今後は2025年度中に全国2,000店舗へ拡大予定。見つけたら迷わず試すべき!
もし、あなたの街のセブンイレブンでこの紅茶マシンを見かけたら、それはとてもラッキーなことです。ぜひ一度、ボタンを押して、抽出される90秒間のワクワク感と、立ち上る豊かな香りを体験してみてください。「コンビニの紅茶って、ここまで進化したんだ!」と、きっと驚かれるはずですよ。
これからもマイローカルコンビニでは、こうしたコンビニの最新情報をいち早く、そして正直にお届けしていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗により取り扱いがない場合や価格が変更となる場合があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。