
マイローカルコンビニ
はじまして! このブログ「マイローカルコンビニ」の運営責任者であり、現役のコンビニ店長を務めております、齋藤 正志(さいとう まさし)と申します。
「セブンイレブンで写真プリントしたいけど、やり方がわからない…」とお店で機械を前に悩んでいるお客様、結構お見かけするんですね。特にスマホからの印刷は、アプリがいくつかあって、「ネットプリントとの違いは何?」とか「QRコードってどう使うの?」と混乱しやすいかなと思います。
また、USBメモリを持ってきたけど使えなかったり、iPhoneだと急にプリントできないトラブルに見舞われたりすることもあるかもしれません。L判の値段や、もっと大きなサイズがあるのかも気になるところですよね。
この記事では、現役コンビニ店長の視点から、セブンイレブンの写真プリントのやり方について、アプリやUSBを使った方法、料金の違い、そして「プリントできない!」といったトラブルの対処法まで、わかりやすく解説していきますね。
記事のポイント
- スマホアプリ(Wi-Fi / QRコード)を使ったやり方
- USBメモリやSDカードを使ったやり方
- L判や証明写真の料金とサービス一覧
- プリントできない時の原因と対処法
セブンイレブン写真プリントの基本とやり方3選
まずは、セブンイレブンで写真をプリントする主な「やり方」を解説しますね。スマホ(アプリ)を使う方法が2種類と、USBメモリなどを使う方法があります。それぞれの特徴を知って、ご自身に合うものを選んでみてください。
アプリを使ったやり方 (Wi-Fi)

マイローカルコンビニ
一番メジャーというか、「今すぐ、スマホの写真をたくさん印刷したい」という方にオススメなのが、このWi-Fi接続を使う方法ですね。
使うアプリは「セブン‐イレブン マルチコピー」という緑色のアイコンのアプリです。これ、大事なので覚えておいてください。
この方法の良いところは、お店のマルチコピー機とスマホを直接Wi-Fiでつなぐので、画質の良い写真を一度にたくさん(最大60枚!)送れることです。旅行帰りとかに便利かなと思います。
【Wi-Fi接続(マルチコピーアプリ)のやり方】
- (店)コピー機で「プリント」→「写真プリント」を選択。
- (スマホ)「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリを起動し、写真を選ぶ。
- (スマホ)コピー機のQRコードをアプリで読み取り、Wi-Fi接続する。
- (店)コピー機で再度「写真プリント」を選び、サイズ(L判など)を指定。
- (スマホ)アプリから選んだ写真を送信。
- (店)内容を確認し、料金を支払ってプリントスタートです。
事前にアプリ側で写真を選んでおけるので、コピー機の前であたふたせずに済むのも、地味に嬉しいポイントですね。
アプリを使ったやり方 (QRコード)

マイローカルコンビニ
もう一つのアプリを使った方法が、「かんたんnetprint」というアプリで事前に写真を登録しておくやり方です。お店ではQRコードか予約番号を使います。
こちらは「後で数枚だけプリントしたい」という時に便利ですね。事前に自宅のWi-Fiで写真をアップロードしておけるので、お店で通信が不安定になる心配もありません。
ただし、注意点があります。この方法は、一度に10枚まで、しかも合計10MBまでという容量制限があるんです。高画質の写真だと2〜3枚でいっぱいになっちゃうかもなので、そこは注意が必要ですね。
【QRコード(かんたんnetprint)のやり方】
- (自宅など)「かんたんnetprint」アプリで写真を選んで登録。
- (スマホ)登録完了後、QRコードまたは予約番号が発行されます。
- (店)コピー機で「ネットプリント」を選択。
- (店)QRコードをかざすか、予約番号を入力。
- (店)内容を確認し、料金を支払ってプリントスタートです。
有効期限が「予約日+30日」と長いのも特徴です。先に登録だけしておいて、セブンイレブンに寄ったついでに印刷、なんて使い方ができますね。
USBメモリを使ったやり方

マイローカルコンビニ
スマホ操作が苦手な方や、デジカメで撮った写真を印刷したい場合は、USBメモリやSDカードといったメディアを使うやり方がシンプルかもしれません。
マルチコピー機にメディアを挿すスロットがあるので、そこに差し込んで操作するだけです。
【USBメモリ・SDカードのやり方】
- (店)コピー機で「プリント」→「写真プリント」を選択。
- (店)「同意する」をタップし、使うメディア(USBメモリーなど)を選びます。
- (店)指定のスロットにメディアを挿入。
- (店)画面に写真が表示されたら、印刷したいものを選びます。
- (店)サイズや枚数を設定し、料金を支払ってプリントスタートです。
注意点:普通紙プリントと間違えないで!
メディアからの印刷だと、「普通紙」に印刷するメニューも選べちゃうんです。でも、キレイな「写真」が欲しい場合は、必ず「写真プリント」または「写真用紙」を選んでくださいね。
普通紙(カラーA4)だと50円ですが、写真用紙(L判)は40円です。間違えると画質も料金も変わってきちゃうので、ここは要注意です。
L判・2L判の値段とサイズ一覧
写真プリントで一番気になるのが値段ですよね。セブンイレブンの場合、基本的な写真プリントの料金は以下の通りです。
| プリント種類 | 料金(税込) | サイズ(目安) |
|---|---|---|
| L判 プリント | 40円 | 89×127mm (一般的な写真サイズ) |
| 2L判 プリント | 100円 | 127×178mm (L判の2倍) |
セブンイレブンは富士フイルムの技術を使っているので、「ちょっと高いけど画質が良い」とよく言われますね。あくまで私の個人的な感想ですが、確かにキレイな仕上がりかなと思います。
証明写真のやり方と値段

マイローカルコンビニ
意外と知られていないかもしれませんが、セブンイレブンのマルチコピー機は証明写真も200円でプリントできるんです。
専用のアプリ(「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリなど)で写真データを登録するか、USBメモリなどで持ち込むやり方になります。
【証明写真プリントのメリット】
- 安い!:1枚200円。専門のボックス(800円〜)より断然お得です。
- 撮り直せる!:スマホで撮るので、納得いくまで撮り直しOKです。
- サイズ豊富:履歴書(4×3cm)や免許証(3×2.4cm)、マイナンバーカード(4.5×3.5cm)など、主要なサイズに対応しています。
急に証明写真が必要になった時、私もこれでお世話になりました。ただ、サイズ指定やカットは自分で行う必要があるので、そこだけ注意してくださいね。
ネットプリントとの違い
ここ、一番混乱しやすいポイントかもしれません。「ネットプリント」のやり方と「写真プリント」、何が違うの?って話ですよね。
すごく簡単にまとめると、こんな感じです。
【アプリとサービスの違い】
- ① セブン‐イレブン マルチコピー(Wi-Fi接続) → 店内で使う。大量・高画質の写真(1ファイル30MB)を送れる。
- ② かんたんnetprint(QRコード) → 事前に登録。少数の写真(合計10MB)を長期間(30日)保存。
- ③ netprint(標準) → 事前に登録。主に文書(PDF)向け。有効期限が1日と短い。
「写真」を「キレイに」「たくさん」なら①のマルチコピーアプリ。「後で」「数枚だけ」なら②のかんたんnetprint、と使い分けるのが賢いやり方かなと思います。
③の標準netprintは、PDFの書類を出すとき用、と割り切った方が分かりやすいですね。
セブンイレブン写真プリントのやり方と注意点
ここまで基本的なやり方を解説してきましたが、いざやってみると「あれ、できない!」とトラブルになることもありますよね。ここでは、よくある「できない」原因とその対処法、他社との比較についてお話しします。
プリントできない主な原因と対処法
お店で「プリントできない!」と困っているお客様を見ると、原因は大体いくつかのパターンに絞られることが多いですね。
原因1:ファイル形式が対応していない (HEIC)
特にiPhoneユーザーに多いのがこれです。iPhoneの標準設定で撮った写真(HEIC形式)は、残念ながらマルチコピー機が対応していないんです。
対処法としては、iPhoneのカメラ設定を「互換性優先(JPEG)」に変えておくか、事前にJPEGに変換するアプリを使う必要があります。写真を一度編集して保存し直すだけでもJPEGに変わる場合もありますね。
原因2:ファイルサイズが大きすぎる
特に「かんたんnetprint」アプリを使おうとした時ですね。合計10MBまでという制限があるので、高画質の写真だとすぐ上限に達しちゃいます。
対処法は、枚数を減らすか、画質を落とすか…一番のオススメは、Wi-Fi接続の「マルチコピー」アプリ(1ファイル30MBまでOK)に切り替えることです。
原因3:予約番号の有効期限切れ
「netprint(標準)」アプリで登録した場合、有効期限はたったの1日(予約日+1日)です。これを忘れがちなんですね。
対処法は、もう一度アプリで写真を登録し直して、新しい予約番号を取得するしかありません。「かんたんnetprint」なら30日あるので、写真ならそちらがオススメです。
iPhoneでできない時の注意点

マイローカルコンビニ
先ほどのHEIC形式の話ともう一つ、iPhoneユーザーが「プリントできない」となる大きな原因が「iCloud写真」です。
iCloud写真を設定していると、写真の実データがスマホ本体ではなく、クラウド(iCloudサーバー)上に保存されていることがあるんですね。
この状態で、不安定なお店のネットワーク(Wi-Fi)からアプリで写真を登録しようとすると…まずiCloudから写真をダウンロードするのに失敗して、印刷できない、という流れです。
【iCloudユーザーの対処法】
「かんたんnetprint」アプリ(方法2)を使い、必ず自宅や職場の安定したWi-Fi環境で、事前に写真の登録(アップロード)を済ませておいてください。
これ、本当に大事なポイントです。お店に来てから焦らないために、iPhoneユーザーの方はぜひこのやり方を試してみてください。
ローソンやファミマとの比較

マイローカルコンビニ
「ぶっちゃけ、他のコンビニと比べてどうなの?」というのも気になりますよね。
| コンビニ名 | L判 料金 | 証明写真 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| セブンイレブン | 40円 | 200円 | 品質重視 (富士フイルム) |
| ローソン | 30円 | 200円 | 価格重視 (10円安い) |
| ファミリーマート | 30円 | 200円 | 価格重視 (10円安い) |
※料金は変更される場合がありますので、あくまで目安としてください。
見ての通り、L判プリントはセブンイレブンが10円高いんです。その代わり、先ほども言ったように富士フイルムの技術で「画質」に強みがある、というのが定説ですね。
「画質優先ならセブンイレブン、価格優先ならローソンかファミマ」というのが、分かりやすい選び方かなと思います。
マルチコピー機の営業時間
コンビニ店長として、これはハッキリお伝えできます。セブンイレブンのマルチコピー機は、原則として24時間365日使えます!
深夜でも早朝でも、お店が営業している限り、写真プリントやネットプリントのサービスは利用可能です。
補足:行政サービスは時間が決まっています
住民票の写しなどを発行する「行政サービス」は、写真プリントと違って利用時間が決まっています(午前6時半〜午後11時まで)。これと混同しないようにだけ、ご注意くださいね。
よくある質問
Q:スマートフォンから写真をプリントする主なやり方は何ですか?
A:主に2つの方法があります。①店内でWi-Fi接続する「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリ(大量・高画質向き)と、②事前に登録しQRコードを使う「かんたんnetprint」アプリ(少数・事前登録向き)です。
Q:iPhoneで写真がプリントできない主な原因は何ですか?
A:主に2つの原因が考えられます。①iPhone標準の「HEIC形式」の写真は非対応なこと、②「iCloud写真」設定により、写真の実データが本体にダウンロードされていないことです。対策として、自宅のWi-Fiで「かんたんnetprint」アプリを使い事前登録する方法が推奨されます。
Q:写真プリントの料金と、他コンビニとの違いを教えてください。
A:L判サイズは1枚40円、2L判は100円、証明写真は200円です。ローソンやファミリーマート(L判30円)より価格は高いですが、富士フilmの技術を採用しており「品質重視」なのが特徴です。
Q:アプリが3種類あって違いが分かりません。写真にはどれを使えばいいですか?
A:「今すぐ・大量に」印刷するなら「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリ(Wi-Fi接続)。「後で・少数だけ」なら「かんたんnetprint」アプリ(QRコード)を選んでください。「netprint(標準)」は主に文書(PDF)向けで有効期限が1日と短いため、写真には推奨されません。
最適なセブンイレブン写真プリントのやり方を総括
さて、色々と解説してきましたが、結局どの「セブンイレブン写真プリントのやり方」が良いのか、最後にまとめてみますね。
これはもう、あなたの状況次第、ということになります。
【結論:あなたに最適な「やり方」】
- 「今すぐ・大量に・高画質で」プリントしたい! → 『セブン‐イレブン マルチコピー』アプリ(Wi-Fi接続)が最適です。
- 「後で・少数だけ・確実に」プリントしたい! → 『かんたんnetprint』アプリ(QRコード)が便利です。
- 「iPhoneユーザー」で写真登録がうまくいかない… → 『かんたんnetprint』アプリを使い、自宅のWi-Fiで事前登録してください。
- 「証明写真」が安く欲しい! → 「証明写真プリント」(200円)の一択ですね。
これらの使い分けを覚えておけば、もうマルチコピー機の前で迷うことも少なくなるかなと思います。ぜひ、試してみてくださいね!
※本記事に記載の情報は、調査時点のものです。サービス内容や料金が変更されている可能性がありますので、最新の情報はセブン‐イレブンの公式サイトなどで直接ご確認いただきますようお願いいたします。